本記事では、私が実際にやられたニュースキンの勧誘の手口について書きます。

 

私はアムウェイとニュースキンという、大手マルチ商法のビジネスに手を染めたことがあります。

 

ここでは、ニュースキンのギャグナーというグループの人間に勧誘されたときの話をします。

 

スポンサーリンク



ニュースキンのルビーホルダーの人間を紹介

2012年当時、私は社会人サークルに入っており、そこでニュースキンを紹介してきた人間と出会いました。

 

その人のことを、Mさんと呼びます。

 

私はMさんに騙されてニュースキンビジネスに手を染めて、合計で120万円近くのお金を失いました。

 

それだけでなく、ニュースキンのセミナーに洗脳されて、精神崩壊にまで追い込まれました。

 

Mさんは、BMWを乗り回し、羽振りの良さをアピールしている人間でした。

 

といっても、型式がE46型のBMW3シリーズという、20年以上昔のボロ車です。

 

しかも、最低グレードの車でした(マフラーの形状で分かる)

 

この車の中古車の画像を見てみましょう。

 

 

2016年4月17日現在、車両本体価格が30万円ほどです。

中古の軽自動車よりも安いですね笑

 

しかもMさんの車は、改造車でした。

 

こちらに、Mさんの車の画像を紹介します(Facebookから拝借しました)

 

この画像の、赤矢印の部分に着目ください。

 

黒色の大型ホイールが写っていますね。

 

これは、E60型のBMW5シリーズという、今から15年以上むかしの車に装着されていたホイールです。

 

しかし、このホイールに黒色のものはありません。

つまり、偽物である可能性が高いのです。

 

このホイールは、中国産のコピー品(偽物)が多数出回っています。

 

本物は、BBS(車ホイールの一流メーカー)とBMWの刻印があります。

 

本物の価格は、税込413,640円もします。

 

しかし、Mさんにこのお金を支払う余裕はないでしょう。

 

Mさんは、月売上18万円しかありませんから。

 

スポンサーリンク



 

BMWに乗る人間は、Mさんを含めて問題のある人間が多いそうです。

 

私がよく見るサイト、『車磨き研究所』さまの記事で、辛口意見が書かれていました。

 

以下、内容を紹介します。

<車磨き研究所さま>

BMWという車、実は私大嫌いな車です・・・

というか、乗っている人間が嫌いと言ったほうが的を得ていますね!

往々にしてBMWに乗っているタイプは、エリート意識が強くいかにも自身が特別な存在と思っているか、そのように見られようとしているように感じます。

ま、要するに嫌なタイプです!

BMW ビーエムダブリュー 320i ツーリング』より

ニュースキンの人間に勧誘された

Mさんは、最初、エステを経営していると言っていました。

 

2012年当時37歳で、ニュースキンのジェルで髪を立てていました(これをギャグナーカットと言います)

 

私は車好きの人間なので、車関連の共通の話題があったため、Mさんとすぐに仲良くなりました。

ニュースキンのMさんと会う

2012年当時、私は会社生活の将来に絶望しており、給料以外に稼ぐ手段を模索していました。

 

Mさんに相談をしたら、土曜日の夕方に、すすきののラフィラで待ち合わせをすることになりました。

 

当日Mさんは、紺色のルイビィトンのバックを持ち、髪を立てて、10万円位の立派なオーダースーツを来て現れました。

 

私は普段、洋服の青山で売っている吊るしのスーツ着る人間と働いていたので、Mさんの金持ちそうなスタイルが眩しかったです。

(実際は、月売上18万円の収入しかない貧乏人)

 

Mさんと、ちょっとオシャレな居酒屋で飲みました。

そこで、Mさんに会社の不満をぶちまけました。

 

スポンサーリンク



 

下らない愚痴話をする私を見て、Mさんは、ニュースキンに誘えるカモだと踏んだのでしょう。

 

私のことを、しっかり将来を考えている若者だとべた褒めしました。

 

私は上司から、褒められたことは一度もなかったので、とても嬉しかったです。

 

当時のおバカな私は、それですっかり、Mさんを信用してしまいました。

 

私をニュースキンに誘えると踏んだMさんは、知り合いの社長と是非会って欲しいと言いました。

 

この社長は、私と同じシステムエンジニアをやっていた人だとか。

 

この社長は、札幌駅の北口にある立派なマンションで華やかな暮らしをしている成功者らしいです。

 

同じシステムエンジニア同士で話が合うはずだから、明日話を聞いて欲しいとのこと。

 

私は快く承諾しました。

 

そしてなぜか、すぐに、その場を切り上げることになりました。

 

ビール2杯と銀杏のおつまみ一皿は、「割り勘」でした。

Mさんがニュースキンの勧誘にしくじった

私はお酒がほとんど飲めません。

 

口直しに甘いモノが食べたかったので、Mさんにお願いして、Mさん行きつけのカフェに行きました。

 

そこで、なぜかMさんは上の空でした。

その時は、Mさんが何故そうした態度を取るのか分かりませんでした。

 

これは後々、ニュースキンのセミナーに参加したことで理解できました。

 

セミナーでは、ターゲットをアップに繋ぐ約束を取ったら、すぐに帰るよう指示されます。

 

つまり、Mさんはしくじったのです。

 

Mさんは居酒屋の段階で話が尽きていました。

 

ニュースキンをドップリやっている人間は頭が悪くなり、セミナーで教わったこと以外の話や行動が出来なくなってしまうのです。

 

また、私が社長のことを追求して、会うのを止めるかもしれないと、気が気でない状態だったのでしょうね。

 

このカフェで、Mさんがおかしなことを言っていました。

 

私は、Mさんが年収1,000万円を超えていると聞きました。

 

それに感動して、株式投資などはしないのか、聞きしました。

 

Mさんはこう言いました。

「(株式投資は)絶対にやらない。そんなことするなら自分の会社の株を買う。絶対上がるんだ。分かっているんだ!」

 

Mさんは株式会社を持っていると、言っています。

 

しかし、Mさんは法人すら持っていないただの個人事業主でした。

 

 

Mさんと深く関わって知ったことですが、

Mさんは税理士すら雇っておらず、事業に無関係な費用を経費計上したり、

自宅のガス・電気・水道代も按分せず、全額経費計上するという杜撰な会計処理をしていました。

 

Mさんは確定申告で「按分して経費計上する」という、当たり前のことすら知らなかったのです。

 

いつぞやかMさんは、ニュースキンギャグナーの天皇「枦川友彦」から、帝王学を学んでいると豪語していました。

 

帝王学という高尚な学問を教わっていながら、なぜ商業高校の1年生でも知っていることを知らなかったのでしょうか?

 

話がそれましたが、このカフェで私が追求しなかったため、翌日Mさんの知り合いの社長と会うことになりました。

札幌の喫茶店でニュースキンの勧誘をされた

2012年11月23日の話です。

 

Mさんから、豊平区の喫茶店に来るように言われたので、車で行きました。

 

喫茶店の駐車場に、白のBMW5シリーズワゴンが停められていました。

 

Mさんとその社長が車内にいました。

 

このBMW5シリーズワゴンですが、中古で90万円程度で買えるボロ車です。

 

 

こんな感じの車です。

 

 

 

私は車の知識がそこそこあるので、この社長の車の年式や相場を知っています。

 

 

この社長の車を見て、札幌駅北口にあるあのマンションに住居を構える位の財力のある人が、こんなボロ車を乗っていることに違和感を感じました。

 

この社長のことを、K林さんと呼びます。

 

K林さんは、立派なオーダースーツを来て、高そうな銀色のアタッシュケースを持っていました。

 

 

K林さんは、背が高く色黒で目がものすごくギラギラしていたのが印象的でした。

 

喫茶店の一室で、勧誘が始まりました。

 

座席図ですが、私が壁を見るように座らされ、左にMさんが座りました。

K林さんは、私の真正面に座りました。

 

私が壁を見るように座らされたのも、ニュースキンの勧誘の常套手段です。

 

この位置だと、視界に勧誘する人間しか入らず、勧誘話に集中させられます。

 

まずはK林さんの自己紹介から始まりました。

 

K林さんはMさん同じ大学出身で、K林さんが一つ下の学年だったそうです。

大学は明治学院大学です。

 

K林さんは、大学卒業後、東京のIT企業に入社したそうです。

 

この会社は、給料15万円で、2畳半の風呂無しのボロアパートが社宅だったそうです。

 

つまり、どん底の生活をしていたということです。

 

K林さんは、「お師匠さん」である「安里公夫」(ニュースキンのチームエリート)と運命的な出会いをします。

 

安里公夫から、ある会社のビジネスの話を持ちかけられました。

 

化粧品を扱っている会社のフランチャイズをするビジネスで、

ニューヨーク証券取引所に上場しており、

ダンアンドブラッドストリート社の格付けで最高ランクの5A1を獲得している会社だ。

 

その会社は、遺伝子を改良する技術を見つけてしまい、その特許は世界でその会社しか持っていないことです。

 

その会社こそが「ニュースキン」だと。

 

私はニュースキンが、マルチの会社だと知っていました。

ここで、マルチの勧誘をされたことに気づきました。

 

当時の私は小心者だったので、頭が真っ白になって震えながらK林さんの話を黙って聞いていました。

 

K林さんは、マルチ商法でよくある階層図を交えて、ニュースキンの収入システムの話をしてきました。

 

ニュースキンでは、毎月売上24万円を出せたら代理店になれて、平均月収が5万円になる。

 

ダウンが一人代理店になったら「ゴールド」のタイトルになり、平均月収が10万円になる。

 

そこからもう一人ダウンが代理店になったら「ラピス」のタイトルになり、平均月収が15万円になる。

 

そこからもう二人増えて代理店のダウンが4人になったら「ルビー」のタイトルになり、平均月収が30万円になると。

 

K林さんは「ルビー」になって、会社を辞めたそうです。

 

K林さんが住んでいたボロアパートは、品川にあったそうです。

 

会社を辞めた後、品川駅の入り口のすぐ上にある喫茶店の椅子にドカッと座り、朝の通勤ラッシュのサラリーマンを眺め、高みの見物をしたそうです。

 

晴れて自由になったK林さんはその後、昔から憧れていた北海道に移住して、現在は札幌でニュースキンビジネスをしていると。

 

 

というか、都心で、大卒で給料15万円の会社なんて存在するのでしょうか。

 

北海道なら、地元の零細企業で給料13万円のブラック企業がありますが。

 

後述しますが、自分が代理店になるだけでも死ぬほど大変です。

私は、代理店の一歩手前のQ2で終わりました。

 

ネットワークビジネスが社会的に「悪」だと認知されている現在において、毎月24万円もの売上を出すのは販売のプロでも無い限り無理です。

素人が出来る商売では無いでしょう。

 

では、どうやって毎月24万円もの売上を出すのか。

自分で買い込むしかないという結論に至ります。

後は、ギャクナーの悪名高いLOI連鎖を利用して他人に買い込みをさせるかのどちらかです。

こんなことやって長続きしないのは自明です。

 

K林さんのニュースキン話が終わった後、K林さんはニュースキンの名刺を置いて、さっさと席を立ち先に帰ってしまいました。

ニュースキンのセミナーでは、ニュースキン話以外に余計なことを話すなと教わります。

 

K林さんが去った後、Mさんから熱心な説得を受けました。

K林さんが住む札幌駅の北口にある、あの札幌で一番立派なマンションに行けば絶対に人生が変わると言われ、Mさんグループのセミナーの予定表を渡されました。

 

私はマルチ商法は悪いことだと思っていたので、誘われたことが怖くて俯いて黙っていました。

結局、その時はお断りしました。