『本は10冊同時に読め!』(成毛眞 著)の書評です。

 

『本は10冊同時に読め!』の要約

『本は10冊同時に読め!』とは、35歳でマイクロソフト日本法人の社長にまで上り詰めた、成毛眞さんが書かれた本です。

 

『本は10冊同時に読め!』のハイライトは、『「超並列」読書術』です。

 

これは、本のタイトルのとおり、10冊同時並行で本を読むという読書術です。

 

「超並列」読書術の意義について、『本は10冊同時に読め!』の本文を引用して紹介します。

「超並列」読書術で同時に読むのは、なるべくバラバラのジャンルの本がいい。

しかも、「極端な本」がいいだろう(わたしは「ぶっ飛んでいる本」といっている)。

(中略)

なぜなら、本のジャンルやテーマによって、刺激される部位が異なるからだ。

(中略)

ベクトルの異なる本を同時に読めば、さまざまな部位を活性化することができるのではないかと思う。

(中略)

「超並列」読書術なら、そうして仕入れたさまざまな情報を自在に組み合わせて、今までにないアイデアを生み出すこともできる。

(中略)

1冊1冊を丁寧に読み込んでいくのではなく、自分にとって必要な情報以外は読み捨てていくつもりで臨まなくてはならない。

(中略)

あるしごとに対して「なぜ?どうして?」と疑問を投げかけ、つねに工夫・改善していける人だけがクリエイティブ・クラスになれる。

そのために効果的なのが、「超並列」読書術なのだ。

(中略)

一度読みはじめたらそのままダラダラと読み続けるのではなく、どこを読み飛ばし、どこで読むのをやめ、どこをじっくりと読むのかを自分で判断していく。

そうした自分にとって有益な情報を主体的に選び取っていく作業をくりかえすことで、クリエイティブ・クラスに必要な能力が自然と身についていくのである。

 

『本は10冊同時に読め!』 P14〜22より

 

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『本は10冊同時に読め!』で刺さった3つの内容

私が『本は10冊同時に読め!』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『本は10冊同時に読め!』で刺さった3つの内容>

・ネットの情報の正誤性は本で確認せよ

・読書をすることで旅行がもっと楽しくなる

・本を選ぶときのポイントは「目次」

 

それぞれについて、説明していきます。

ネットの情報の正誤性は本で確認せよ

ネットに出ている情報の正誤性を確認するためには、本で調べるという行為は不可欠である。

3冊ぐらいの本で同じことが書いてあったら、信憑性があると判断してもいいだろう。

そこで有効になってくるのが、「超並列」読書術である。

「超並列」読書術を使って多くの本を読めば、信用できる情報も怪しげな情報もある程度見分けがつくようになってくる。

 

『本は10冊同時に読め!』 P24より

 

ネットの情報の正誤性は、本で確かめよう。

およそ3冊くらいの本に同じことが書かれていたら、信憑性があると判断できる。

だから、「超並列」読書術で、本を読みまくろう。

 

分からないことがあれば「ググる」のが、基本です。

一応それで、必要な知識のほとんどを仕入れすることができます。

 

英単語や四字熟語の意味を調べる程度なら、ググればOKでしょう。

 

しかし、生き方、節約方法、人間関係など、難しい内容になると、ネットの情報だけでは不十分かと思います。

 

知識を体系的に学ぶ必要があるからです。

 

そして、こうした難しい内容になると、ネットの情報は玉成混交になります。

本を読まないと、正確な情報が手に入らないと言えます。

 

そして、筆者によって意見が異なってきます。

本はあくまでも、筆者の世界観を表したものですから。

 

だから、「超並列」読書術などを活用して、複数の本を読むべきです。

1冊の本のみを妄信するのは、よくありません。

 

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読書をすることで旅行がもっと楽しくなる

旅行や留学で海外に行き見聞を広めれば、視野が広がるといわれている。

だが、ロバは旅に出て帰ってきてもロバ、馬にはならない、ということわざがある。

たとえば旅行会社の「世界遺産をめぐる旅」などのツアーに参加して、ガイドが説明しているのをボーッと聞いているような人、これはロバである。

(中略)

中国に旅行し、「これが『三国志』の”赤壁の戦い”の戦場となった場所か」と頭の中で物語を反芻し感動する人は馬になれる。

何も知らずに行ったところで、何も感じない。

つまり、無からは何も生まれないのである。

読書をして知識を身につけていれば、感動を得られるだろう。

それが、豊かな人生を送る人とそうでない人との差なのである。

 

『本は10冊同時に読め!』 P38より

 

かなり厳しい意見が書かれています。

 

しかし、本を読んで事前知識を仕入れておくと、旅行がもっと楽しくなるのは間違えないでしょう。

 

先ほども書きましたが、ネットで得られる情報は玉成混交です。

 

正確な情報を体系的に学ぶには、読書が最も有効な手段だと思います。

本を選ぶときのポイントは「目次」

おそらく、本を買うのに失敗したくないから時間をかけて本を選ぶのだろうが、時は金なり、本選びに費やす時間もお金に換算される。

(中略)

目次を見ても何も感じないなら、その本はそれ以上読む価値はない。

(中略)

どの本も前書きにはいちばん力を入れ、本でいちばん伝えたいポイントを書いている。

読者が真っ先にそこを読むとわかっているからだ。

前置きを読んでもピンとこないなら、本文は読むに値しない内容だと判断できる。

知人への感謝ばかりダラダラ並べているような本なら、さっさと閉じてつぎの本に移る。

 

『本は10冊同時に読め!』 P108〜109より

 

本を選ぶときのポイントは、「目次」である。

目次を読んでピンとこなかったら、その本は買う価値がないと思われる。

 

成毛眞さんの仰るとおりだと思います。

 

ただし、たくさん本を読まないと、これを実行するのは難しいと思います。

 

私は3ヶ月間で100冊以上の本を読みましたが、このくらい本を読むと、目次を見ただけで、面白い本かどうかが大体わかるようになります。

 

ちなみに私は、目次を見るのが苦手なので、本をパラパラとめくって、見出しと太字を流し読みしています。

 

これで、ハズレ本かどうかを判断しています。

 

Amazon評価数が100を超える本でも、面白くない本はたくさんあります。

私も、ハズレ本をたくさん買ってきました。

 

ハズレ本かどうかを確かめるためにも、目次は見ておいたほうがよいです。

 

だから、書店に行きましょう。

書店なら、実際に本を手に取って確かめられますから。

 

時は金なりですが、お札も大事です。

 

以上、『本は10冊同時に読め!』(成毛眞 著)の書評でした。

 

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電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

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