『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(西原理恵子 著)の書評です。

 

 『この世でいちばん大事な「カネ」の話』のあらすじ・要約

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は、著者の西原理恵子さんが主人公となって、西原理恵子さんのお金に対する人生観を綴った本です。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』のジャンルは、エッセイです。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』のページ数は、208ページです。

文庫本としては、標準的なボリュームです。

でも、西原理恵子さんの文章は非常に読みやすいので、2時間くらいで完読できると思います。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は、Amazon評価数・レビュー数が300近くある、注目されている本です。

 

反響が大きかったのでしょう、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』はドラマ化されています。

 

『崖っぷちのエリー~この世でいちばん大事な「カネ」の話~』というドラマです。

このドラマの動画は、YouTubeで無料で視聴できます。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は注目されている本ですので、

内容を紹介したり、読書感想文を書いたりしたブログが、ネットに多数あります。

 

余談ですが、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は、理論社から「よりみちパン セ」の一冊として、単行本が刊行されていました。

 

しかし、理論社が民事再生法申請に追い込まれて、角川文庫が『この世でいちばん大事な「カネ」の話』の文庫版を刊行した、という経緯があります。

 

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『この世でいちばん大事な「カネ」の話』で刺さった3つの名言

私が『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を読んで、特に感銘を受けた名言は、以下の3つです。

<『この世でいちばん大事な「カネ」の話』で刺さった3つの名言>

・お金がないことのリアルな悲惨さ

・稼ぐことを考えるとやりたいことができる

・嫌な場所から脱出するためのメンタル

 

それぞれについて、説明していきます。

お金がないことのリアルな悲惨さ

お金に余裕がないと、日常のささいなことが全部衝突のタネになる。

それも何十万、何百万って話じゃない。

何万円、何千円の話で激しいいさかいをする。

たったそれっぽっちの金額でののりしあう、この情けなさがわかる?

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 P28より

 

「貧しさ」は連鎖する。

それを一緒に埋められない「さびしさ」も連鎖していく。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 P28より

 

人は将来に希望が見えなくなると、自分のことをちゃんと大事にしてあげることさえできなくなってしまう。

やぶれかぶれで刹那的な楽しさを追い求めるうち、モラルをなくしてしまう。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 P35より

 

お金がないことに追い詰められると、人は人でなくなっていく。

その人本来の自分ではいられなくなって、誰でもなく、自分で自分を崖っぷちまで追い詰めて、最後には命さえ落としてしまうことがある。

貧しさが、そうやってすべてをのみこんでしまうことがある。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 P46〜47より

 

私の家庭は、かつて、父親がホステス狂いをして、借金まみれの生活をしていました。

 

夫婦共働きで年収1,000万円ありましたが、父親が消費者金融から300万円近い借金を頻繁にしていました。

 

この他、父親がお小遣いとして毎月20万円近く取り上げ、住宅ローンなどの維持費に加えて、高校生の私と妹の教育費もかかっていました。

 

おかげで、私の家にはいつもお金がありませんでした。

 

貯金はゼロ、父親がいつまた大きな借金をしてくるか分からない恐怖で、母は精神的におかしくなっていました。

 

西原理恵子さんが仰る通り、数千円・数万円単位のお金で、母はいつもヒステリーを起こしていました。

 

そして、お金がない寂しさ、苦しさを紛らわすために、母は頻繁にパチンコに行っていました。

 

私が大学に進学できたのは、母が職場から100万円借りて、予備校代に当てたからです。

 

それがなかったら、私は大学にいけませんでした。

 

父親のせいで大学に行けず、自己破産していたら、きっと我が家は大変なことになっていたでしょう。

 

母が命をかけて私と妹を守ってくれたのです。

 

このように、お金がない恐怖は半端じゃありません。

だから、どんなに収入が低くても、必ず貯金しましょう。

 

となりの億万長者』や『私の財産告白』を読んで、倹約して貯金に励むべきです。

 

私も会社を辞めて収入がありませんが、家庭教師のアルバイトをやって、月に10万円は貯めるつもりです。

 

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稼ぐことを考えるとやりたいことができる

「どうしたら夢がかなうか?」って考えると、ぜんぶを諦めてしまいそうになるけど、そうじゃなくて「どうしたらそれで稼げるか」って考えてみてごらん。

(中略)

「いいじゃない。お金にならなくても」ってやっているうちは、現実にうまく着地させられない。

それこそ、ふわふわした、ただの夢物語で終わっちゃう。

そうじゃなくて「自分はそれでどうやって稼ぐのか?」を本気で考え出したら、やりたいことが現実に、どんどん、近づいてきた。

(中略)

プライドで、メシが食えますかっていうの!

わたしに言わせるなら、プライドなんてもんはね、一銭にもならないよ。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 P76〜78より

 

夢を追うのではなく、どうやったら稼げるのかを考えること。

そうすることで、現実にうまく着地させられて、やりたいことが現実に近づいてくる。

 

地に足のついたご意見だと思います。

 

ホント、まずはお金ですよね。

 

どうやったら稼げるか、どうやったら食べていけるか。

 

下らないプライドを捨てて、仕事を選り好みせず、一生懸命働くことで、見えてくるものがあるでしょう。

 

私も、ニュースキンビジネスという犯罪に手を染めていたとき、夢ばかり見ていました。

 

ハワイで暮らすとか、権利収入を得て人生を謳歌するとか。

他人の人生を踏みにじる詐欺商売をやっているくせに、意味不明な夢を見ていました。

 

そして、製品を買い込みして、素寒貧な状態になりました。

 

でも、ニュースキンビジネスから足を洗って、副業で商売をやって、人並みの貯金を手に入れました。

 

このときは、経営者に頭を下げまくり、泥まみれになりながら、地べたを這いつくばっていました。

 

そこに、北大卒のプライドなんてありませんでした。

 

こうやって、自分なりに一生懸命働いたことが良かったのでしょう、それなりに稼ぐことができました。

 

あなたも、もし夢があるなら、まずはどうやったら稼げるのかを考えましょう。

 

やれることを少しずつ積み重ねことで、きっと何かが見えてくるはずです。

嫌な場所から脱出するためのメンタル

今、自分がいる場所が気に入らなくって、つらい思いをしてる子だって、その「嫌だ」って気持ちが、いつか必ず、きっと、自分の力になる。

マイナスを味方につけなさい。

今いるところがどうしても嫌だったら、ここからいつか絶対に抜け出すんだって、心に決めるの。

そうして運よく抜け出すことができたんなら、あの嫌な、つらい場所にだけは絶対に戻らないって、そう決めなさい。

そうしたら、どんなたいへんなときだって、きっと乗り越えることができるよ。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 P91より

 

私は、会社が嫌で嫌で仕方がありませんでした。

 

ここは社会の掃きだめ、行き先は「死」だと思っていました。

実際に、定年間際の北大卒の上司を見ての感想です。

 

絶対にここから抜け出すんだと、固い決意をして、アフィリエイトに励んでいました。

 

アフィリエイトで稼ぐことはできませんでした。

しかし、会社から脱出したいという固い決意を続けたのが良かったのでしょう、脱出できました。

 

仕事を1年近く与えられず、人事評価で最低評価を付けられ、人事部に訴えたら逆に圧力をかけられたというハプニングがありましたが笑

 

もう二度と、あんな地獄に戻るつもりはありません。

 

転職もしません。

どうせ、どの会社も同じようなものでしょう。

 

日本の労働環境が、革命的に変化しない限り、サラリーマンになる選択肢は無いです。

 

サラリーマンという囚人をやらずに済むためにも、ブログを頑張ります。

 

でも、ブログだけでは不安定なので、家庭教師のアルバイトも一生懸命やります。

 

北大卒のプライドを捨てて、食べていくためのお金を一生懸命稼いでいきます。

 

以上、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(西原理恵子 著)の書評でした。

 

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は、Amazon評価数が300近くある、注目されている本です。

 

それゆえ、楽天などの通販サイトでも、在庫が多数あります。

 

ブックオフに行けば、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』の中古の文庫本が入手できる可能性が高いです。

 

しかし、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は、Amazonにて中古の文庫本が安い値段で買えます。

 

電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

以下、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』のAmazonの販売ページです。