『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』(アリエリー・ダン 著)の感想です。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』のあらすじ・要約

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』とは、イグ・ノーベル賞を受賞されたことで有名な、アリエリー・ダン氏が書かれた本です。

 

お金は私たちの暮らしにも経済、社会にもなくてはならないものなのに、お金について合理的に考えることはとても難しい。

 

なら、考えを研ぎ澄ませるにはどうすればいいだろう?

 

よくあるのが、「お金に関する教育」を受ける、しゃれたいい方では「金融リテラシー」を高めることだ。

 

でも困ったことに、車の買い方や住宅ローンの組み方といった、金融リテラシー教育の内容は、すぐに頭から消え、私たちの行動に長期的なインパクトをおよぼすことはまずない。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』は「金融リテラシー」を高めたり、お財布を開くたびになにをすべきかを指したりする本ではない。

 

それより、お金についてどんなまちがいを犯しやすいか、またなにより、なぜそういうまちがいをしてしまうのかを考えたい。

 

そうすれば、次にお金に関する決定を下すとき、どんな要因が作用しているかを理解したうえで、よりよい選択ができるだろう。

 

少なくとも、よりよい情報をもとに決定を下せるはずだ。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』の要約でした。

 

次に、私が『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』を読んで、とくに刺さった中身を紹介していきます。

 

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『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』で刺さった内容

私が『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』を読んで、とくに刺さった内容は、以下のとおりです。

<『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』で刺さった内容>

・衝動買いしてしまう原因のひとつ—相対性

・都会で車を持つ人のコスト意識の欠如

・クレジットカードの魔力

 

それぞれについて、『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』の中身を紹介していきます。

 

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衝動買いしてしまう原因のひとつ—相対性

相対性は、実際の価値とは殆ど無関係な方法で価値を評価することを私たちに強いる、もっとも強力な要因の一つだ。

(中略)

あなたならどっちを買う?

六〇ドルのワイシャツが、定価一〇〇ドルから「おつとめ品!四割引!わずか六〇ドル!」に値引きされた、まったく同じシャツか?

そっちを買おうが関係ないはずだろう?

値札にどんな数字や記号が書かれていようが、六〇ドルのシャツは六〇ドルのシャツだ。

たしかにそうだが、相対性が心の奥深くに作用するせいで、二枚のシャツは同等に見えない。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』 P42〜43より

都会で車を持つ人のコスト意識の欠如

都会の住民で車をもっている人は、都会の車生活にどんなにお金がかかるかを知っている。

(中略)

それでいて都市の住民は郊外の住民ほど車を使わない。

合理的に考えれば、都市住民はふだんはタクシーを利用し、たまの週末の小旅行や郊外の大型店での買い物にはレンタカーを使ったほうがいい。

こうした出費を合計しても、車の所有にかかるコストにはるかにおよばないだろう。

なのに車をもっている都市生活者は買い物や週末の小旅行、「町外れ」の友人宅の訪問などに自家用車を使うとき、お金がかかっていないように感じるのだ。

車をもたない人がタクシーやレンタカーに払っているお金を節約しながら、無料で自家用車を使っているように感じる。

なぜなら、車にかかるお金は定期的、継続的に支払い、ドライブするときに直接払うわけではないからだ。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』 P84より

クレジットカードの魔力

クレジットカードの力は、楽しみと支払いのタイミングをずらす時間シフトに限らない。

支払いへの私たちの注目を減らす力もあるのだ。

注目が低ければ低いほど痛みは小さくなり、根拠のない価値判断を下したがる。

カードを機械に通すという動作は、財布をとりだし、いくら入っているかのぞき込み、紙幣をつかみ、数えて渡し、お釣りを待つ動作に比べてずっと簡単だ。

現金を使うときは、使おうとしているお金のことを具体的に考え、目をやり、手に触れ、つかみ、とりだし、選り分け、数える。

その一連の動作のあいだに損失を実感する。

クレジットカードを使うときは、損失はそれほど鮮明にも、痛切にも感じられない。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』 P111〜112より

 

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『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』の感想

私が『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』を読んで、とくに刺さった内容を紹介しました。

 

・衝動買いしてしまう原因のひとつ—相対性

・都会で車を持つ人のコスト意識の欠如

・クレジットカードの魔力

 

の3つでした。

 

人はなぜムダな出費をしてしまうのか、『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』は、その原因がよく分かる本でした。

 

都会で車を持つ人のコスト意識の欠如は、ズバリな内容ですね。

 

東京で車を持つと、駐車料金が毎月2〜3万円かかるみたいです。

 

ちなみに、札幌でもマンションの駐車場を借りたら、毎月1万円以上かかります。

 

年間12万円、税引き前の金なら18万円(税率30%で計算)になりますね。

 

車を持てば、自動的に年収が18万円下がる計算になります。

この他、自動車税、車検、メンテナンス費用など、車には多額のお金がかかります。

 

車を持つだけで、年収が50万円は下がるのではないでしょうか。

 

それを痛いと思わせないのが、車の凄いところです。

 

あなたも、お金を貯めたいのなら、『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』を読んでみましょう。

 

人はなぜムダな出費をしてしまうのか、その原因がよく分かる本でしたよ!

 

以上、『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』(アリエリー・ダン 著)の感想でした。

 

『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』には電子書籍であるKindle版もあるので、Amazonでの購入がオススメです。