『それでもこの世は悪くなかった』(佐藤愛子 著)の感想です。

 

『それでもこの世は悪くなかった』の要約・あらすじ

『それでもこの世は悪くなかった』とは、有名作家である佐藤愛子氏が書かれた本です。

 

佐藤愛子氏の本で有名なのは、『九十歳。何がめでたい』でしょう。

 

この本にある「佐藤愛子節」が面白かったので、今回、『それでもこの世は悪くなかった』を購入しました。

 

『それでもこの世は悪くなかった』は、佐藤愛子氏が歩んだ壮絶な人生が綴られています。

 

夫が兵役中にモルヒネ中毒になったこと。

二度目の夫が事業に失敗し、2億円の借金を負ったこと、など。

 

普通の人なら発狂する場面でも、佐藤愛子氏は持ち前の明るさで乗り越えられました。

 

『それでもこの世は悪くなかった』には、佐藤愛子氏が困難を明るく乗り越えた経緯が書かれています。

 

『それでもこの世は悪くなかった』を読むことで、元気がもらえること請け合いです。

 

以下、私が『それでもこの世は悪くなかった』を読んで、とくに刺さった中身を紹介します。

 

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『それでもこの世は悪くなかった』で刺さった内容

私が『それでもこの世は悪くなかった』を読んで、とくに刺さった内容は、以下のとおりです。

<『それでもこの世は悪くなかった』で刺さった内容>

・自分の人生を選んだのは自分だと思うこと

・先進的な結婚観

・世間はいい加減なものであるから気にしない

 

それぞれについて、『それでもこの世は悪くなかった』の中身を紹介します。

 

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自分の人生を選んだのは自分だと思うこと

人生の苦難に遭った時、誰かのためにそうさせられたと思う人は多いけれども、自分の人生を選んだのは自分だと思った方がいいんじゃないかと思います。

何があろうと、自分の性質のお陰でこうなったと思えば誰も恨むことはないし、心安らかに反省の日々を送ることができます。

 

『それでもこの世は悪くなかった』 P6より

先進的な結婚観

父は私が物書きになるなんて、夢にも思っていませんでした。

その頃は女は結婚して舅姑に仕え、子供を産み育て、そして死んでいくのが幸せ、とみんながそう思っていた時代でした。

私も結婚するようにしか教育を受けていませんでした。

行った学校も、立派な主婦を育てることを目的とする女学校。

だけどその間に戦争が始まりまして、戦争に負けて、私の結婚した最初の夫は、軍隊でモルヒネ中毒になって復員してきました。

何回も病院を出たり入ったりしましたけれど、中毒というのはどうしても治らない。

その時に私は思ったんです。

亭主の出来不出来で女の一生の幸福度が決まるなんて、こんなバカげたことはない。

自分に力を持てば、亭主の出来が悪くたって堂々と生きていけるじゃないか。

何か生きる道を自分で開拓しなければ、と思いました。

 

『それでもこの世は悪くなかった』 P25〜26より

世間はいい加減なものであるから気にしない

貧乏になると、何かこう陰気な顔をしなければいけないものなんですね。

そうして涙にくれたりなんかすると、他人は「まあ、あの奥さんも可哀そうに、ご主人がこうこうだからあんな生活になっちゃって」と同情してくれるんです。

それが元気でいるもんだから、「あいつは金を隠しているに違いない」となる。

世間というのは本当にいい加減なものだなあ、だから世間の人がああ言った、こう言った、なんてことを、いちいち気にしたり嘆いたりする必要はないんだ、向こうは 人間の真実なんかわかるわけがない、ただのアホなんだ、とつくづく思いました。

 

『それでもこの世は悪くなかった』 P62〜63より

 

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『それでもこの世は悪くなかった』の感想

『それでもこの世は悪くなかった』を読んで、とくに刺さった内容を紹介しました。

 

まず、自分の人生に起こることは、すべて自分の責任であることについて。

 

これは、多くのビジネス書に書かれているはなしです。

成功者は、自分の人生に起こることは、すべて自分の責任であると考えています。

 

佐藤愛子氏も、こういう思考だったから、2億円の借金も返済できたのでしょう。

 

『それでもこの世は悪くなかった』は、ビジネスにも使えると思います。

 

次に、佐藤愛子氏の結婚観について。

 

夫の出来不出来で、女の一生が決まってしまうのは、バカバカしい。

ならば、女一人でも生きていけるよう、力をつけるべきだ。

 

これを、会社に置き換えてみましょう。

 

サラリーマンとは、会社の意向一つで、人生が決まってしまう生き物です。

これ、バカバカしいですよね。

 

私も、自分の人生の主導権を会社に握られたくなかったので、副業で商売を始めました。

幸い、そこそこ成功して、今こうしてセミリタイアできています。

実家の家のローンを返済して、親孝行もできました。

 

給料だけでは絶対にできないことでした。

 

自分の人生を他人に委ねるのではなく、自分で切りひらく。

 

佐藤愛子氏が仰ることは、正しいと思います。

 

人生を良くしたいなら、『それでもこの世は悪くなかった』は使える一冊です。

 

以上、『それでもこの世は悪くなかった』(佐藤愛子 著)の感想でした。

 

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