『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』(岩井俊憲)の感想です。

 

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』とは

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』とは、アドラー心理学カウンセリング指導者として有名な、岩井俊憲氏が書かれた本です。

 

アドラー心理学の本として有名なのは、『嫌われる勇気』でしょう。

 

アドラー心理学を知りたいなら、この本は必読です。

 

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』は、アドラー心理学の活用編です。

サラリーマンの人間関係に疲れた方に向けて、8つの習慣が書かれています。

 

8つの習慣を、ざっくりとしょうかいします。

 

<8つの習慣>

【習慣1】「ありのままの自分」を受け入れる
それでも、今の自分に「イエス」と言う
「過去の自分」も受け入れる
自分の心に栄養をあげる
前向きになれる言葉をつぶやく
朝と夜の習慣を整える
「自分の品位」を守る

【習慣2】自分を知る
強みに目を向ける
短所を長所に言い換える
自分の本当の気持ちを知る

【習慣3】失敗や欠点を糧にする
ハンデや逆境を生かす
不運も輝きに変える
「職場のせい」をやめてみる
失敗を「客観的に」振り返る

【習慣4】負の感情とうまく付き合う
負の感情をパートナーにする
「不機嫌の本当の理由」に向き合う
「悪気はない」の視点で考え直す
「みんなって、本当にみんな?」と問い直す
「決めつけ」をやめる
まわりの人の常識と折り合いをつける
「○○さんなら、どうするだろう」と仮定する
「要求」よりも「ほのめかす」を大事にする

【習慣5】建設的に考える
「建設的」という判断軸をもつ
楽観的に考え、今できることをする
「最悪のことは、まずない」と開き直る
人のいい面をとらえる
「なぜ」と問うのをやめる
「たとえ困難であっても」で発想する

【習慣6】大局から見る
「そもそも論」で考え直す
目の前の問題を棚上げする
注意するときは、仕事ぶり全体にもふれる
学びつつ、実践する
まわりの人と感覚を共有する
「小さい問題」と「本質的な問題」を分ける
より多くの人の「常識」から考える

【習慣7】共感する
相手の目で見る
心のメガネをかけ換える
共同で作業してみる

【習慣8】勇気をもつ
「困難は乗り越えられる」と信じる
誰かを勇気づける
1日3人に対して「勇気づけ」をしてみる
より早く、より多く信頼する
自分の問題と相手の問題を分けて考える
「変える勇気」と「受け入れる勇気」をもつ

 

以下、私が『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』を読んで、とくに刺さった中身を紹介します。

 

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『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』で刺さった内容

私が『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』を読んで、とくに刺さった内容は、以下のとおりです。

<『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』で刺さった内容>

・目的論

・自己受容の心

・ありのままの自分を受け入れるために品格を守る

 

それぞれについて、『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』の中身を紹介します。

 

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目的論

例えば、ある会社の新入社員が、仕事上のことで上司に怒られて不満を感じたとします。

それをきっかけに上司に反抗してばかりで、働かない状態だとします。

(中略)

「新入社員が反抗的な態度をとるのには【目的】がある」と考えます。

この新入社員には、「心地よい環境で自分の思うようにはたらきたい」という【目的】があるとかんがえるのです。

つまり、新入社員は、あくまでも「心地よい環境で自分の思うようにはたらきたい」のです。

もっといえば「思っていた職場環境と違うから、働きたくない」のです。

「働きたくない」という【目的】がある。

だから、「ひどい上司」は「反抗的な態度」の【原因】ではなく、「働きたくない」という【目的】を達するための「手段」になっているのです。

この場合、「ひどい上司」がいるからこそ、「そこで働きたくない」という目的が達成されるのです。

「反抗的な態度をとる(人間の行動)」のは、「ひどい上司」が【原因】ではなく、「働きたくない」という【目的】があるから。

こう考えるのがアドラー心理学なのです。

 

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』 P26〜27より

自己受容の心

アドラー心理学では、この「自己受容」の心を大事にしています。

人は、多かれ少なかれ、生まれもった体や生まれる環境・親などを選ぶことはできません。

自分以外の誰かになることはできないのです。

どんな自分であっても、この世で”たった一人の自分”で生きていくしかないのです。

ならば、その自分を丸ごと受け入れる。

アドラー心理学の基本①「自己決定性」にも通じる考え方です。

つまり、「自己受容」の心とは、自分のダメな部分(劣等生)を否定して、自分のいい部分だけを見て「自分は素晴らしい」ということではありません。

ダメな部分(劣等生)も含め「ありのままの自分」をそのまま受け入れる。

(中略)

この「自己受容の心」こそがアドラー心理学の基本であり、土台です。

 

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』 P54〜55より

ありのままの自分を受け入れるために品格を守る

実はこの「品格を守る」という行動は、「ありのままの自分を受け入れる」のに大切なことだったりするのです。

ありのままの自分を受け入れることは、「自尊心をもつこと」でもあります。

自尊心、つまり「自分を尊ぶ心」です。

自分を尊ぶ心は、尊ぶ自分があってこそ高まるともいえます。

(中略)

ゴミのポイ捨てをしない、人を傷つけるようなことを言わない、困った人がいたら助ける・・・。

気がついたところからでいいのです。簡単なことでいいのです。

ほんの少しでいいから「自分の品位を下げない行動をする」を心がけていくと、自尊心が生まれ、「ありのままの自分」を受け入れやすくなれます。

 

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』 P69〜70より

 

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『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』の感想

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』で、とくに刺さった内容を紹介しました。

 

最初の目的論のはなしは、まさにアドラー心理学の基本ですね。

嫌われる勇気』にも、詳しく書かれています。

 

私も、職場で認められたいという目的があり、上司に意見していました。

 

そのせいで上司の逆鱗に触れ、パワハラを大量に受け、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を受けました。

 

それを人事部に訴えたら、逆に圧力をかけられ、会社を追い出されました。

 

人は目的論で行動する生き物ですが、私のようにならないよう、あなたは気をつけて下さいね。

 

『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』で、とくに印象的だったのが、

自己受容の精神と、自己受容しやすくするため品格を守る部分です。

 

自己受容の精神は『嫌われる勇気』でも出て来ました。

しかし、こちらでは概要の紹介に留まっており、どうやったら自己受容できるのかまで踏み込んでいませんでした。

 

今回『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』を読んで、品格を守ることの大切さを学びました。

 

人の目の届かぬところでも、自分の品位を落とす行動をしないよう、気をつけたいです。

 

以上、『「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 働く人のためのアドラー心理学』(岩井俊憲)の感想した。

 

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