『君の友だち』(作者:重松清)(出版社:新潮文庫)の読書感想文です。

 

『君の友だち』のあらすじ・要約

『君の友だち』とは、有名小説家である重松清氏が書かれた小説です。

 

わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる。

 

足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。

学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くな。

優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。

 

それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。

 

『君の友だち』のあらすじでした。

 

以下、私が『君の友だち』を読んで、とくに刺さった名言を2つほど紹介します。

 

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『君の友だち』で刺さった名言

私が『君の友だち』を読んで、とくに刺さった名言は、以下のとおりです。

<『君の友だち』で刺さった内容>

・「みんな」がいちばん面倒くさい

・学校生活は「戦争」

 

それぞれについて、『君の友だち』の中身を紹介します。

 

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「みんな」がいちばん面倒くさい

堀田ちゃんは、何日もみんなからはじかれたままだった。

昼休みや放課後に体育館で練習をするときにも呼んでもらえない。

たとえ列に並んでいても、後ろの子が順番を抜かしてどんどん跳んでいく。

万里ちゃんが怖いからではなく、しだいに堀田ちゃんをひとりぼっちにするのが面白くなってきたみたいだ。

四年生のときにきみをはじいた「みんな」のように。

(中略)

最初はみんなを言いなりにしてご機嫌だった万里ちゃんは、日にちがたつにつれて、つまらなそうな様子になっていった。

クラスのみんなは誰も万里ちゃんに逆らわない。

でも、堀田ちゃんほどタイミングよく合いの手を入れて、お世辞を言ってくれる子はいない。

それが物足りないのだろう。

子分がいないと寂しいのだろう。

堀田ちゃんをそろそろ許してやりたくて、でもみんなは面白がって堀田ちゃんをはじきつづけているから、自分からは言い出せなくて・・・。

バカだな、あの子。きみは思う。

「みんな」がいちばん面倒くさいんだよ、そんなことも知らなかったの?と教えてやりたい気もする。

 

『君の友だち』 P29より

学校生活は「戦争」

「平和」の反対語は「戦争」。

大げさではない。

これはほんとうに「戦争」なんだ、と思う。

ほんものの戦争でひとが殺されるように、教室の人間関係に疲れたり追い詰められたりした子は、ときどき死を選ぶ。

捕虜になることでしか生き延びられない子もいるし、徴兵制でしかたなく最前線に向かう子だっている。

 

『君の友だち』 P73より

 

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以上、『君の友だち』(作者:重松清)(出版社:新潮文庫)の読書感想文でした。

 

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