『他人を支配する黒すぎる心理術』(マルコ社)の感想です。

 

『他人を支配する黒すぎる心理術』とは

『他人を支配する黒すぎる心理術』とは、コミュニケーション力を鍛えるための本です。

 

本のタイトルが過激で怪しい感じがしますが、本書の目的は、「良好な人間関係を築くこと」にあります。

 

人間関係の悩みを解決して、円滑なコミュニケーションを行なう秘訣が、『他人を支配する黒すぎる心理術』にたくさん書かれていました。

 

以下、私が『他人を支配する黒すぎる心理術』を読んで、とくに刺さった内容を紹介します。

 

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『他人を支配する黒すぎる心理術』で刺さった内容

私が『他人を支配する黒すぎる心理術』を読んで、とくに刺さった内容は、以下のとおりです。

<『他人を支配する黒すぎる心理術』で刺さった内容>

・相手や相手の話を同意・拒絶する仕草

・相手の話に飲まれない秘訣はうなずかないこと

・認知的不協和理論

 

それぞれについて、『他人を支配する黒すぎる心理術』の中身を紹介します。

 

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相手や相手の話を同意・拒絶する仕草

手先の動きにも様々な心理状態が表れます。

話を聞いている相手が指先でトントンと机や椅子を叩いていたら、無意識に相手の話を妨害し、早く話を切り上げてほしいと思っていると考えられます。

また、手のひらを相手に見せることは相手に気を許してリラックスしている、または相手に同意して親近感を抱いている証拠、

逆に拳を体の前で固く握っていたら相手を拒絶しているサインで、怒りを感じていたり、不快感を抱いている可能性が高いです。

机の上のものをずっと触ったり、動かすという行為も、相手や相手の話を拒絶している可能性が高いと考えられます。

ほかにも鼻の下に手をあてたり、鼻をこするようなしぐさをした場合は、相手の話を疑っていると想定されますし、あごをさすっていたら相手の話に同意して感心していると思ってよいでしょう。

 

『他人を支配する黒すぎる心理術』 P53〜54より

相手の話に飲まれない秘訣はうなずかないこと

無言のテクニックは、「相手を拒絶したい」「相手に恐怖心を与え、強い人物を装いたい」というときにも使えます。

無表情でうなずきもせずに話を聞くことで、相手は必ずペースを乱し、話そうとしていたことへの自信を失うのです。

(中略)

この実験結果からわかる通り、うなずきは発言の潤滑油になり、速めのペースでうなずくことで相手の口はなめらかになります。

しかし、話のうまい人の営業トークに言いくるめられたくない場合は、逆にうなずきをなくせば、相手の調子を上げさせない効果があるのです。

これは、弁のたつ友達や同僚を相手にしたコミュニケーションの際にも使えます。

いつも要求をのまされてしまう、口ケンカではかなわないといった状況で無言を貫けば、相手のペースにはまるのを防げます。

さらに、その後、否定的な言葉を持ち出せば、相手はそれ以上話を進められなくなるでしょう。

 

『他人を支配する黒すぎる心理術』 P89〜90より

認知的不協和理論

認知的不協和理論とは、得られるものが少ないほうが満足し、献身的になろうとする心理状態のことを指します。

アメリカの社会心理学者レオン・フェスティンガーは、労働者は労働が過酷であればあるほど、安い賃金でも満足しやすいということを実験で証明しています。

実験ではまず、複数の学生グループに単純作業をさせます。

作業の感想を聞くと、学生たち全員が「つまらない」と評価しました。

その後、高額の報酬と少額の報酬を与え、それぞれのグループに再び作業への評価を聞くと、高額報酬のグループは評価が変わらなかったのに、少額報酬グループは「おもしろかった」と評価を変えました。

どうして少額なのに「おもしろかった」のでしょう?

それは、過酷な仕事なのに報酬が少ないのを「自分の評価が低いためではない」と否定するために、「自分が楽しいからやっているんだ」と思い込ませようとする心理が働いたからなのです。

 

『他人を支配する黒すぎる心理術』 P102より

『他人を支配する黒すぎる心理術』の感想

『他人を支配する黒すぎる心理術』で、とくに刺さった内容を紹介しました。

 

そのなかで、認知的不協和理論に私は驚きました。

 

私が辞めた、東証一部上場のIT企業そのものだったからです。

 

この会社、下らない作業に変にやる気を出して、頑張る社員が多かったです。

 

年次昇給300円、30代年収300万円以下、人事評価で難癖を付けてボーナスを上げない上司。

パワハラまみれのブラック企業。

 

モチベーションを下げ、学習生無力感状態にする要素が満載でした。

 

それなのに、下らない作業にやる気を出す人間が多く、私はそれが不思議でした。

 

今回、『他人を支配する黒すぎる心理術』を読んで、これは認知的不協和理論が働いているからだと分かりました。

 

人事部は、認知的不協和理論を利用して、社員を安い費用でこき使っていたのです。

 

悪質な会社だと思います。

 

私は、課長に嫌われて、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

このときのボーナス額、20万円以下。

年収は300万円を切りました。

 

耐えきれず、このことを人事部訴えたら、逆に圧力をかけられ、会社を追い出されました。

 

私は、人事部が仕掛けた認知的不協和理論に異を唱える、邪魔者だったのでしょう。

 

まあ、会社なんてこんなものなのでしょうね。

 

もしあなたが、安月給に満足して、なぜかやる気を出しているなら、それは搾取されているだけだと思います。

 

人生の貴重な時間をムダにしないためにも、そんな会社さっさと辞めて転職しましょう。

 

今は景気が良く、転職市場が売り手市場なので、転職は難しくないはずです。

 

マイナビ転職はホワイト企業揃いだそうなので、登録だけでもしたらいかがでしょうか?

 

マイナビ転職のリンクを貼っておきます。

 



参考までに。

 

以上、『他人を支配する黒すぎる心理術』(マルコ社)の感想でした。

 

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