『妻に捧げた1778話』(眉村卓 著)の読書感想文です。

 

『妻に捧げた1778話』の要約・あらすじ

『妻に捧げた1778話』とは、小説家である眉村卓氏が書かれた本です。

 

『妻に捧げた1778話』は、ガンで余命1年と宣告された奥さんのために、眉村卓氏が1日1編の話を書き、それらをまとめた本です。

 

残念ながら、眉村卓氏の奥さんは、5年間の闘病生活の果てに、亡くなられました。

 

このとき、最後の原稿の最後の行に眉村卓氏は、「また一緒に暮らしましょう」と書かれています。

 

この『妻に捧げた1778話』の最終話は、非常に有名です。

 

『妻に捧げた1778話』は、この最終話だけでも一読の価値ありでした。

 

『妻に捧げた1778話』は、人気テレビ番組の「アメトーーク! 」で取り上げられ、一躍有名になりました。

 

人気芸人のカズレーザーさんが取りあげ、「15年ぶりに泣いた」とコメントされています。

 

以下、私が『妻に捧げた1778話』を読んで、とくに刺さった名言を1つ紹介します。

 

スポンサーリンク



『妻に捧げた1778話』で刺さった名言

以下、私が『妻に捧げた1778話』を読んで、とくに刺さった名言になります。

 

スポンサーリンク



天から振って来た一万円札

天から振って来た一万円札は、Y氏が寝ていたその日、至るところで使われた。

代金として支払われたのだ。

その売上金が、灰になってしまった。

商売でそんな一万円札を受け取った者は、えらい損をしたのである。

半年経った。

深夜帰宅したY氏は、またもや、そこらじゅうに一万円札がちらばっているのを知り、拾い集めた。

その数、二百枚以上。

テレビのニュースによっても、今回振ったお札の枚数は、この前の何十倍にもなるようだとのことであった。

次の日Y氏は、その一万円札でやたらに買い物をした。

灰になる前に使えば、一万円札だからである。

誰もかれもが、拾った一万円札を、その日のうちに使い切ろうと狂奔した。

一万円札を受け取った者は、それが使われたものかどうかわからないので、灰になる前に使ってしまおうとしたのだ。

いってみれば、ババつかいみたいなものであった。

だが。

今回の一万円札は、二十四時間経っても、四十八時間経っても、何日経っても何か月経っても、灰にならなかったのだ。

おかげで日本の景気はみるみるよくなり始めた。

同時に、インフレも始まっていたのである。

 

『妻に捧げた1778話』 P96〜97より

 

スポンサーリンク



 

以上、『妻に捧げた1778話』(眉村卓 著)の読書感想文でした。

 

『妻に捧げた1778話』はAmazonにて、中古本が安く買えますよ。

 

『妻に捧げた1778話』には電子書籍であるKindle版もあるので、Amazonでの購入がオススメです。