『裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記』(山口絵理子)の感想です。

 

『裸でも生きる』とは

『裸でも生きる』とは、起業家で「株式会社マザーハウス」を経営されている山口絵理子氏が書かれた本です。

 

『裸でも生きる』は、山口絵理子氏の自伝です。

 

山口絵理子氏は、小学校時代イジメに遭い、その反動で中学生のときにグレて非行に走りました。

 

しかし、高校時代に一念発起して女子柔道で日本のトップクラスになっただけでなく、偏差値40から受験勉強3ヵ月で慶應義塾大学に合格しました。

 

大学時代に、大学のインターンを経験し、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、アジア最貧国「バングラデシュ」に渡り日本人初の大学院生になりました。

 

バングラデシュでの生活を通じて、途上国に必要なのは支援ではなく先進国との対等な経済活動だと気づき、23歳で「株式会社マザーハウス」を起業されました。

 

以上、『裸でも生きる』のあらすじです。

 

以下、私が『裸でも生きる』を読んで、とくに刺さった内容を紹介します。

 

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『裸でも生きる』で刺さった内容

私が『裸でも生きる』を読んで、とくに刺さった文章を紹介します。

 

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最貧国の現状

貧しさは生活の至るところで人間を傷つける武器として現れた。

その度に、どんなに変えたくても変えられない現実があるんだと思い知った。

車に跳ねられてもひと言も言えずに立ち去る少年も、クラスメイトの女性も、リキシャ引きになる少年も、洪水の中泳いで薬を買いに行く子どもも、みんな生きるために、生きていた。

そこに生まれなければ発揮できたはずの沢山の可能性がある。

しかし、正義や努力が日の目をみない腐った社会でも、自分の生きる道を何とか切り開き、力強く、生きていた。

私は何かの力になりたいと思ってこの国に来たが、私に持っていない「強さ」をこの国の人たちはみんな持っていた。

自分だったら環境を責め、自暴自棄になっていると思えるような過酷な現実だった。

しかし私には「帰る場所」があった。

日本という恵まれた国に生まれ、最低限以上のものを与えられ、生きてきた。

そんな私が、「貧しい人のために」なんて思っていたことが、なんて浅はかで、傲慢で、無知な想いだったんだろう、と強烈に感じた。

 

『裸でも生きる』 P111〜112

『裸でも生きる』の感想

『裸でも生きる』で、私がとくに刺さった内容を紹介しました。

 

『裸でも生きる』を読むと、バングラデシュがいかに劣悪な国であるかが伝わってきます。

そして、日本がいかに裕福で安全な国であるかも。

 

現状に不満を感じているかたは、一度『裸でも生きる』を読んでみましょう。

いかに我々がぬるま湯に浸かっているかが分かります。

 

そして、不平不満・愚痴・妬みの感情を抱くことが許されるのは、裕福である証拠だと実感できるでしょう。

 

以上、『裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記』(山口絵理子)の感想でした。

 

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