『一歩を越える勇気』(栗城史多 著)の感想です。

 

『一歩を越える勇気』あらすじ

『一歩を越える勇気』とは、有名登山家であった栗城史多氏が書かれた本です。

 

栗城史多氏は、ヒマラヤ8000メートルを無酸素で登るなど、数々の偉業を成し遂げられた方です。

 

『一歩を越える勇気』には、栗城史多氏のストイックなマインドが詳しく書かれています。

 

残念ながら栗城史多氏は、エベレスト単独登山中に転落事故で亡くなられました。

ニュースで訃報を聞いた方も多いのではないでしょうか。

 

このニュースをきっかけに栗城史多氏の著書が値上がりしているので、興味があるなら早めに買っておいたほうが良いでしょう。

 

以下、私が『一歩を越える勇気』を読んで刺さった内容を紹介します。

『一歩を越える勇気』で刺さった内容

私が『一歩を越える勇気』を読んで、とくに刺さった内容は、以下のとおりです。

<『一歩を越える勇気』で刺さった内容>

・単独登山の真相

・「これでいいのだ」で「執着」を振り払おう

 

それぞれについて、『一歩を越える勇気』の引用文を紹介します。

 

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単独登山の真相

人間が高所に行く場合には三つの壁があるといわれていて、一つは標高四〇〇〇メートル前後、この高度から必ず高山病が出てくる。

そしてそれに順応したとしても、六〇〇〇メートル、八〇〇〇メートルと酸素がどんどん薄くなっていき、重い高度障害が出てくる。

この見えない壁を越えなければ上に登ることはできない。

激しい頭痛に耐えながら一回目の荷上げを行う。

単独登山の荷物は重い。

通常の登山隊なら食糧や燃料を何人かで分けて担いで登ることができるが、単独ではそれができない。

すべての荷物を一人で上げるのだ。

合計六五キロの荷物を二回三回に分けて、登っては下り、次の荷物を持ってまた登って下りるということを繰り返しながら、徐々に体を高度に慣らすのである。

 

『一歩を越える勇気』 P35〜36より

「これでいいのだ」で「執着」を振り払おう

「執着」をすると大切なことが見えなくなる

山ではいつもこの執着との戦いなのだ。

(中略)

その心のスイッチはどうやって入れたらいいのか。

それには、魔法の呪文がある。

それは、「これでいいのだ」という言葉

(中略)

不安も、苦しみも、いろんな気持ちも。何がいいとか悪いとかがまったくなくて、とにかくすべてがいいんだということ。

執着せずに、これでいいのだと思うこと。

その感覚になれたら、すんなりといい状態になり、なにか、よいベルトコンベアのようなものに乗せられて、ゴロゴロ、ゴロゴロと夢がかなう場所まで連れていってくれるような感じになる。

 

『一歩を越える勇気』 P147〜148より

 

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『一歩を越える勇気』の感想

『一歩を越える勇気』には、単独登山の厳しさ、そして、あえて単独登山に挑む栗城史多氏のストイックな心情が詳細に書かれていました。

 

ここまでやる意味はあるの?と、『一歩を越える勇気』を読んで思うかもしれません。

 

しかし、そのストイックさから学べることはきっとあるはずです。

 

私の場合は、上で紹介したとおり、執着をなくすテクニックです。

 

「これでいいのだ」と達観するのは難しいことです。

でも、執着が減れば、金と時間と体力を無駄遣いすることが減ります。

余ったリソースをもっと有効なことに回せば、人生のクオリティを上げることができます。

 

栗城史多氏は若くして、執着をなくすテクニックを身につけた凄い方だと思いました。

 

残念ながら栗城史多氏は亡くなられてしまいました。

惜しい人材を失ったものです。

 

現在、栗城史多氏の著書が値上がりしているので、興味があるなら早めに買っておいたほうが良いでしょう。

 

以上、『一歩を越える勇気』(栗城史多 著)の感想でした。

 

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