『もう、怒らない』(小池龍之介 著)(幻冬舎文庫)の感想です。

 

『もう、怒らない』のあらすじ

『もう、怒らない』とは、住職で有名作家でもある、小池龍之介氏が書かれた本です。

 

本ブログでは、以下の小池龍之介氏の本を紹介してきました。

・『貧乏入門

・『考えない練習

・『しない生活 煩悩を静める108のお稽古

 

小池龍之介氏の本の本質は、人生を生きやすくすることです。

 

今回紹介する『もう、怒らない』は、タイトルのとおり、怒りに支配されない方法について書かれています。

 

私が『もう、怒らない』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介します。

『もう、怒らない』で刺さった3つの内容

私が『もう、怒らない』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『もう、怒らない』で刺さった内容>

・不安や怒りは強い刺激で癖になりやすい、と気づくこと

・自分の意見に固執するのは消耗するだけ

・愛されたい欲望があるから怒りが発生する

 

それぞれについて、『もう、怒らない』の引用文を紹介します。

 

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不安や怒りは強い刺激で癖になりやすい、と気づくこと

心は勝手に暴走し、ついつい不安になったり、ついつい起こったりしては、自分自身にダメージを与える特質を持っています。

のちほど詳述するように、穏やかな満足感よりも、不安や怒りのほうが遙かにつよい刺激を心に刻みつけるので、癖になりやすいからです。

(中略)

その結果、心身が損なわれ、不快になるので、どのような場面でも幸福感を味わうことができません。

どんなに地位や名誉を得ても、心が勝手に不快になってしまう以上、死ぬまで幸せになることはできないのです。

 

『もう、怒らない』 P6より

自分の意見に固執するのは消耗するだけ

「正しいことが好き、正しくなくては我慢できない」というのは、ある種の病気と申してよいでしょう。

そしてこの病気にかかっている人間にかぎって、本当に「正しさ」が必要なところでは嘘をついたりごまかしたり。

日々のくだらないところで勝負に出てエネルギーを無駄遣いしているので、本当の勝負どころ、正念場たるべき局面で怖気づき、「逃げ」を打つ事態に陥るように思われます。

無駄な勝負で疲弊しないために、自らの意見にしがみつく修正からできるだけ離れるよう努めましょう

すなわち、意見に対して欲望のエネルギーを給油するのを、できるだけブロックすること。

 

『もう、怒らない』 P48〜49より

愛されたい欲望があるから怒りが発生する

大量の仕事を押し付けられ、「自分が不当に扱われた」と感じてムカッとする心の動きの根底にあるのは、「この人は自分のことを愛してくれていない」という思いです。

愛されたい、あるいは自分は皆から愛されるべきだという根拠のない欲望が組み込まれているために、欲望が満たされないと怒りがこみあげてくるのだと申せます。

心の表面では「こんな奴は大嫌いだ」と思いながら、裏側では相手から大事にされたい、愛情を注いでほしい、と願うこと。

これは極めて幼児的な欲望です。

怒る人というのは、自分が甘えん坊的性格であることを暴露しているようなものです。

 

『もう、怒らない』 P60より

 

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『もう、怒らない』の感想

『もう、怒らない』で刺さった3つの内容を紹介しました。

 

いちばん刺さったのは、不安や怒りは刺激が強いので癖になりやすい、というはなしです。

 

この事実に気づくだけで、不安や怒りを和らげることができると思います。

 

重要なのは、気づくことです。

気づけば、かなりマシな気分になれます。

 

不安や怒りの感情が湧いたら、それを否定するのではなく、強い刺激を身体が求めているのだなと気づきましょう。

 

不安や怒りの感情が湧くのは、悪いことではありません。

湧いてきて、落ち込む必要はないですよ。

 

気づいて、受け入れれば良いだけですから。

 

以上、『もう、怒らない』(小池龍之介 著)(幻冬舎文庫)の感想でした。

 

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