『孤独の価値』(森博嗣 著)の感想です。

 

『孤独の価値』の要約・あらすじ

『孤独の価値』とは、『すべてがFになる』で有名な森博嗣氏が書かれた本です。

 

本ブログでは、森博嗣氏の著書として、以下の本を紹介してきました。

・『「やりがいのある仕事」という幻想

・『喜嶋先生の静かな世界

・『スカイ・クロラ

 

森博嗣氏の本は、学べることの多い名著ばかりです。

『孤独の価値』に興味が湧いたら、上記の本もぜひ読んでみましょう。

 

『孤独の価値』の本質は、孤独は「自由」であるということです。

 

孤独というと、ネガティブなイメージを持つ人が多いでしょう。

 

しかし、なぜネガティブな気持ちになるのか、それは、マスコミや義務教育で洗脳されているからです。

 

本来孤独とは、自分の自分の思い描いた「自由」を生きることで、ポジティブなものなのです。

 

『孤独の価値』の狙いは、孤独を良いものだと思考を変えることです。

 

得体の知れない孤独感を和らげ、生きやすい人生を送るヒントが『孤独の価値』に書かれています。

 

以上、『孤独の価値』のあらすじ(要約)です。

 

次に、私が『孤独の価値』を読んで、とくに刺さった内容を紹介します。

 

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『孤独の価値』で刺さった内容

私が『孤独の価値』を読んで、とくに刺さった内容は、以下のとおりです。

<『孤独の価値』で刺さった内容>

・飲み会は寂しさを紛らわすだけのくだらない行事

・少数派の生き方を尊重できることが大切

 

それぞれについて、『孤独の価値』の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます。

飲み会は寂しさを紛らわすだけのくだらない行事

酒好きというのは、酒を飲むことが好きだというだけではない。

それだけという人間は、自宅で毎日一人で酒を楽しむから、そもそも周囲に「酒好き」だと気づかれない。

そうではなく、大半の酒好きは、仲間と一緒に酔っ払いたい、というタイプである。

(中略)

ところが、数時間の飲み会もお開きとなったとき、この店の外に出れば、あとは一人で夜道を帰っていくことになる、という寂しさが彼を襲うだろう。

これが耐えられない。

(中略)

途中で帰ってしまった者は、もう仲間ではない。

ついてきてくれたのは同志だ。本当の友達だ、とこのときだけは信じることができる。

もちろん、それはよって感覚が鈍っているだけんことで、明らかな幻想、勘違いではある

(中略)

一次会であっさりと帰ることができるのは、この虚構の楽しさよりも、自分の時間、自分の家、自分の家族など、現実の楽しさを待っている人である

(中略)

ところが、そういう現実を持っていない人は、虚構であれ、このさきにあるかもしれない楽しさから、自分が仲間外れにされることを恐れ、金はかかるし体調にも自信がないけれど、ついていかざるをえない。

 

『孤独の価値』 P48〜50より

 

私が7年間サラリーマンをやった経験から、飲み会とは、寂しい人間が孤独を紛らわすために存在するくだらない行事だと思っています。

 

サラリーマンをやっていたら、飲み会は避けられない行事であります。

 

ここを一次会で逃げられるかが、勝負の分かれ目です。

 

私の経験では、会社のクソ人間らが不平不満・愚痴・妬みの言葉を言い、傷の舐め合いをしだすのは二次会からでした。

 

一次会は、身体に有毒なお酒と油まみれの食い物を食っているだけでした。

 

一次会で逃げられれば、会社のクソ人間の生産性のない会話に参加せずに済みます。

私は一次会で退散して、自分の時間の浪費を抑えていました。

 

会社の飲み会は、本当に下らない行事でした。

得られるものが何一つなく、不快感しか残りませんでした。

また、こんなゴミ行事に5,000円以上の金と、4時間以上の時間をドブに捨てた情けなさもありました。

 

そんな飲み会を下らないと感じる自分はダメ人間だと思っていました。

 

しかし、上の『孤独の価値』の引用文を読んで、私の感情は正しかったのだなと安心できました。

 

やはり、自分の感情を大切にすることが、生きやすい人生を送るポイントですね。

 

飲み会は、寂しい人間が孤独を紛らわすために存在するくだらない行事です。

 

あなたも、このように思っているのなら、一次会で逃げられるよう工夫しましょう。

その行為は、決して悪いことではありませんから。

少数派の生き方を尊重できることが大切

あまりにも、メディアに流れる虚構が一辺倒だ、ということに最大の問題があるだろう。

たとえば、家族にも友達にも関係なく強く生きている人間を描くことがあるだろうか。

友達や家族に裏切られても、自分一人で楽しく生きている道があると教えることがあるだろうか。

どうしても、そういうものは寂しさを伴ってしか表現できない。

一般の人はこうは考えないよね、と決めつけてしまっているからだ。

少数派であっても、その生き方や価値観を無視してはいけない

仲間や家族が人生で最高に大切なものでなくても、けっして異常ではないし、また寂しいわけでもない。

それ以外にも、楽しさはいくらでもあるし、また美しいものだって沢山ある。

そういったものを、ときには認めることが必要なのではないか、と僕は強く感じている。

 

『孤独の価値』 P63より

 

少数派の生き方を尊重できることが大切である。

 

先の私の飲み会に対する対処法も、少数派の生き方でしょう。

 

多くの人間は、飲み会は楽しいもので、飲み会で盛り上がれない人間はダメ人間だと思いこんでいるはずです。

 

しかし、飲み会で浪費する時間を切り捨て、自分が有意義だと感じることに時間を投資できる人間もいます。

 

こういう人の生き方を尊重できると、生きやすくなると思います。

 

飲み会で盛り上がらないとならない、というのは一つの意見であり、それに囚われてたら辛いだけですから。

 

私も、少数派の生き方も尊重できる人間になれるよう、読書を通じて日々精進していきます。

 

『孤独の価値』は、大変勉強になった1冊でした。

 

以上、『孤独の価値』(森博嗣 著)の感想でした。

 

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