『反貧困-すべり台社会からの脱出』(湯浅誠 著)(岩波新書)の感想です。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』要約

『反貧困-すべり台社会からの脱出』とは、反貧困ネットワーク事務局長などをされている、湯浅誠氏が書かれた本です。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』の目的は、「貧困を自己責任とする風潮を批判し、誰もが人間らしく生きることのできる「強い社会」」を構築することです。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』には、正社員や派遣社員が会社に搾取される実態など、悲惨な事例がたくさん書かれています。

 

ハッキリ言って、『反貧困-すべり台社会からの脱出』の事例を読むと腹が立ってきます。

 

現状を甘んじて受け入れ、自分は不幸だアピールをする人間ばかりだからです。

 

悲惨な環境なら、そこから脱出すればよいだけです。

それすら出来ない無気力人間は、搾取されていればよいのです。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』は、こういう思考停止人間を救おうとしていますが、ムダだと思いました。

 

以下、『反貧困-すべり台社会からの脱出』の内容の一部を紹介します。

『反貧困-すべり台社会からの脱出』の内容について

『反貧困-すべり台社会からの脱出』の内容の一部を紹介します。

<『反貧困-すべり台社会からの脱出』の内容>

・こんなに搾取されてるのに何で辞めないの??

・正社員になれても安泰ではない事例

 

それぞれについて、『反貧困-すべり台社会からの脱出』の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます。

 

スポンサーリンク



こんなに搾取されてるのに何で辞めないの??

聞いてみたところ、彼はちゃんと働いていて、月々の収入は一七万〜二〇万円程度ある。

しかし、派遣社員で寮に住んでいるため、寮費が七万円、ガス代・電気代が使用量と無関係に各二万円、その他家具のレンタル代や社会保険料などで毎月約一五万円が惹かれるのだという。

男性のゼロから五万円というのは、収入からそれらを引かれた後の手取りなのだった。

上の子は、今度の四月には小学校に入学する。

メールには「八〇〇〇円の小学校指定のカバンも買えませんし、情けない父親です」とあった。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』 P1より

 

寮住まいの派遣社員は、どうやら会社からたっぷり搾取されているみたいですね。

 

派遣社員でも、月収一七万〜二〇万円ももらえるのは驚きです。

私が辞めた東証一部上場のIT企業は、30歳正社員でも年収300万円程度でしたから。

 

しかしこの派遣社員は、会社から搾取されており、手取りがゼロから五万円だそうです。

 

まあ、ブラックですね。

なぜ辞めないのでしょうか?

なぜ現状を甘んじて受け入れ、それに耐えているのでしょうか?

 

耐えても状況は良くならないと思います。

忍従して報われた時代は、もう終わっているでしょう。

 

これからは、会社がクソだと感じたら、気軽に転職するのが正しい時代だと思います。

 

この会社に搾取されている派遣社員も、さっさと他の会社に移ればよいのです。

派遣社員なのですから、気軽に辞めてOKでしょうから。

 

スポンサーリンク



正社員になれても安泰ではない事例

また、非正規労働者が蔓延する中で、正規労働者の切り崩しも進んでいる。

「働きたい人はいくらでもいる」と言えば、多くの人は黙ってしまうからだ。

何時間残業しようとも一定時間分しか残業代の出ない「みなし残業代」を盛り込んだ雇用条件で、月収二〇万円未満で働く正規労働者が増えている。

また、そもそも残業代を支払わないために、役職だけ管理職名をつける手法も横行している(「なんちゃって正社員」「名ばかり管理職」とも言われる)。

働いても生活が成り立たない、また働く場そのものから追い出されるという形で、雇用(労働)のネットから漏れ落ちてしまう人が増えている。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』 P24より

 

正社員になれても、人生安泰ではない事例です。

 

ブラック企業の事例を出しているかと思いますが、普通の会社でも同じでしょう。

 

私が辞めた東証一部上場のIT企業は、30代で年収300万円、年次昇給300円、一生ヒラで終わる人間多数のブラック企業でした。

 

この会社にいても、将来不幸になることが目に見えていました。

なので、優秀な人間ほどどんどん辞めて行きました。

 

私はこの会社に7年間いましたが、200人いた同期が120人以上辞めていきました。

7年間離職率が6割です。

まあブラックですね。

 

だって、こんな会社にいても得るものは何もありませんから。

 

しかし私は、辞められないでいました。

「ここしかない」「ここを辞めたら次はない」と思いこんでいたからです。

 

仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けても、会社にしがみついてしまいました。

 

さすがにこのパワハラは許せなかったので人事部に訴えました。

そうしたら、人事部から逆に圧力をかけられ、私は会社を追い出されました。

 

私が働いていた東証一部上場のIT企業のはなしでした。

 

あなたも、今の会社がクソだと感じているなら、さっさと辞めて欲しいです。

会社にしがみついても、状況は良くならないでしょうから。

 

今は景気が良く、転職市場が売り手市場なので、転職は難しくないはずです。

 

マイナビ転職はホワイト企業揃いだそうなので、登録だけでもしたらいかがでしょうか?

 

マイナビ転職のリンクを貼っておきます。

 



参考までに。

 

以上、『反貧困-すべり台社会からの脱出』(湯浅誠 著)(岩波新書)の感想でした。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』はAmazonにて、中古本が安く買えます。

 

『反貧困-すべり台社会からの脱出』には電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

以下、『反貧困-すべり台社会からの脱出』のAmazonの販売ページです。