『正しい恨みの晴らし方 科学で読み解くネガティブ感情』(中野信子、澤田匡人 著)(ポプラ新書)の感想です。

 

『正しい恨みの晴らし方』のあらすじ

『正しい恨みの晴らし方』とは、ベストセラー本『脳内麻薬』で有名な脳科学者・中野信子先生と、心理学者・澤田匡人先生の共著です。

 

科学者が書いた本なので、難解な印象を受けそうですが、『正しい恨みの晴らし方』は我々一般人にも理解しやすく読めるよう書かれています。

 

『正しい恨みの晴らし方』の目的は、ネガティブ感情をコントールできるようになることです。

 

ネガティブ感情のコントールのやり方が、『正しい恨みの晴らし方』に詳しく書かれています。

 

ポイントは、ネガティブ感情の原因を知ることです。

それが分かれば、少しはマシな気分になれるはずです。

 

大事なのは「気付くこと」。

ただそれだけです。

 

ネガティブ感情を抑圧すると、ネガティブ感情が余計に暴れて辛くなるだけです。

気付くだけで、ネガティブ感情はある程度消せます。

 

マイナス思考に苦しんでいる人は、どんなときにネガティブ感情になるのか、『正しい恨みの晴らし方』を読んで勉強しましょう。

 

以下、私が『正しい恨みの晴らし方』を読んで、とくに勉強になった内容を紹介します。

 

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『正しい恨みの晴らし方』で刺さった内容

私が『正しい恨みの晴らし方』を読んで、勉強になったのは、以下のとおりです。

<『正しい恨みの晴らし方』で勉強になった内容>

・恨みとは思い出し怒りを反すうしている状態

・妬みとは自分と相手との差がわずかな人に湧く感情

 

それぞれについて、『正しい恨みの晴らし方』を読んで、の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます。

恨みとは思い出し怒りを反すうしている状態

私たちは、自分を怒らせた出来事を何度も思い出し、その度に怒りに駆られることがあります。

こうした状態を「侵入思考」と呼びます。

自分を怒らせた過去の出来事がいまさっきのことのように思い出される、まさに過去が現在に侵入してくるかのような状態だからです。

また、それを繰り返し考えて、色々と思いを巡らすこともあります。

これを「反すう」と言って、長期化すると精神的な健康を害する場合があります。

たとえば、ネガティブな出来事についての反すうは、うつ病のリスク要因になっていることがわかっています。

さて、これらをまとめると、恨みとは「思い出し怒りにとらわれた状態」もしくは、「怒りをもたらした出来事を反すうせざるをえない状態」とみなせます。

 

『正しい恨みの晴らし方』 P15〜16より

 

一つ目は「恨み」についてです。

 

中野信子先生によると、恨みとは、「思い出し怒りにとらわれた状態」「怒りを反すうした状態」であるとそうです。

 

「思い出し怒り」というのがポイントです。

 

私も根に持つ人間であると自覚しています。

 

ヒマになると「思い出し怒り」をして、時間を無駄にしてしまいます。

北大大学院の研究室にいたときに身につけてしまった短所です。

 

「思い出し怒り」を止めればいいじゃないかと思うでしょうが、この習慣が骨の髄まで染みこんでしまい、なかなか直せません。

 

しかし、『正しい恨みの晴らし方』を読んで、恨みの原因は「思い出し怒り」にあることに気付けました。

 

今後は「思い出し怒り」に囚われたら、「あ、思い出し怒りしている」と気付くことができます。

気付けば、短所はある程度克服できます。

 

思い出し怒りをしたら、していることに気付いていけるよう努力したいです。

思い出し怒りなんかしても時間のムダだし、楽しい生活ができませんから。

妬みとは自分と相手との差がわずかな人に湧く感情

それは、相手が持っているものを自分も手に入れられるかどうかを判断しているからです。

言い換えれば、自分と相手との差がわずかだと感じれば感じるほど、妬みが強くなっていきます。

競争できる見込みがある相手だからこそ、妬ましいのです。

私たちは、自分と近い他者をわざわざ選んでから比べているようです。

社会心理学の黎明期に活躍したレオン・フェスティンジャーは、こうした心の仕組みを「社会的比較」と呼びました。

そして、社会的比較は、自分と心理的に近いと判定された者を対象に行われやすいと考えました。

 

『正しい恨みの晴らし方』 P48〜49より

 

今度は「妬み」についてです。

 

『正しい恨みの晴らし方』によると、「妬み」の感情は、ライバルがいないと発生しないようです。

 

私はこのブログを始めた当初、Twitterで情報発信もしていました。

 

しかし、Twitterでのライバルの売上報告を見て劣等感を感じていました。

もっと頑張らなくちゃならないと、焦りも生まれました。

 

SEO対策をはじめ、彼らのやり方を色々真似たりもしました。

あのときはライバルに振り回されて、消耗していましたね。

 

私はライバルがいるとダメになるタイプの人間です。

ライバルの売上報告に劣等感を感じて、ブログを止めたくなったことが何度もありました。

 

そこで、Twitterを止めて、ブログも自分のやりたいように適当にやろうと決めました。

 

ブログは成果が簡単に出ず、非常に疲れますから。

 

けど、ブログは長くやれば、いずれ稼げるようになれるはずです。

国民年金と国民年金基金の納付額くらいは何とかなるでしょう。

 

それで満足するべきです。

 

生活費は家庭教師のアルバイトで稼いで、今のセミリタイア生活を謳歌できるよう努力します。

 

自由な生活を謳歌するのも、なかなか大変です。

 

会社を辞めて自由な生活をアピールしているブロガーが大勢いますが、強がっている人間も大量にいるでしょうね。

 

以上、『正しい恨みの晴らし方 科学で読み解くネガティブ感情』(中野信子、澤田匡人 著)(ポプラ新書)の感想でした。

 

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