『ぼくらの民主主義なんだぜ』(高橋源一郎 著)(朝日新書)の感想です。

 

『ぼくらの民主主義なんだぜ』の要約

『ぼくらの民主主義なんだぜ』とは、有名作家である高橋源一郎氏が書かれた本です。

 

2011年4月から2015年3月まで、朝日新聞に連載された「論壇時評」が48テーマまとめられています。

 

震災、原発などの問題をテーマに、政治とは何か、民主主義とは何かを様々な事例から捉えていく。

 

『ぼくらの民主主義なんだぜ』で高橋源一郎氏が主張したいことは、自分の意思で行動することです。

 

一例として、デモ活動があります。

 

デモと聞くと、少々過激に感じるかもしれません。

 

しかし、デモ活動とは、社会を作り上げる活動に自分の意思で参加していることに繋がります。

 

こういう自分の意思で活動に参加することは、楽しい、大いに意義があると高橋源一郎氏は本書で仰っています。

 

自分の意思で行動することは、ビジネスにおいても非常に重要になります。

 

私も副業で商売をやり、そこそこ成功してセミリタイア生活を手に入れることができました。

自分の意思で行動したからこそ、会社に拘束され搾取される生活から自由になれたのです。

 

『ぼくらの民主主義なんだぜ』を読んで、自分の意思で行動することの大切さを学びましょう。

 

以上、『ぼくらの民主主義なんだぜ』のあらすじでした。

 

次に、私が『ぼくらの民主主義なんだぜ』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介します。

 

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『ぼくらの民主主義なんだぜ』で刺さった3つの内容

私が『ぼくらの民主主義なんだぜ』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『ぼくらの民主主義なんだぜ』で刺さった内容>

・入学式は入隊式である

・日本人は教育費に金をかけすぎでしかも効果が薄い

・ブラック企業を批判する文章

 

それぞれについて、『ぼくらの民主主義なんだぜ』の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます。

入学式は入隊式である

「小学校の入学式は、たぶん、キョウイクイインカイとかそれを指導しているエラい人のための式なんだ。だから、イヤになっちゃうんだ。現場の先生に任せたら、もっと嬉しいものになったのになあ」って。

(中略)

オーストラリアやイギリスでも、入学式はないみたいだし。

そもそも「入学式」自体が、「常識」ってわけじゃなかったんだ。

ランドセルは、もともと「軍隊」と共に輸入された背嚢が起源だし、日本で最初に運動会をやったのは海軍兵学校だった。

「入学式」って、実は「入隊式」なんじゃないのかな。

 

『ぼくらの民主主義なんだぜ』 P69〜70より

 

上の『ぼくらの民主主義なんだぜ』の引用文は、学校教育のおかしさを言い当てています。

 

本書に限らず、学校教育がおかしいと主張している本は多数あります。

 

例えば、ホリエモンの『すべての教育は「洗脳」である』です。

この本を読めば、学校教育(=軍隊式教育)がいかにいかれているのかがよく分かります。

 

また、『本田宗一郎夢を力に: 私の履歴書』にも、義務教育は不要であると書かれています。

義務教育は明治時代に、子どもを無理やり学校に来させるために制定された、時代遅れのものだそうです。

 

このように、義務教育は不要です。

というか、有毒かもしれません。

 

私も家庭教師のアルバイトで中学生を教えていますが、部活や行事のせいで、勉強を教える時間を確保するのに苦労しています。

 

しかも、教師が「答えを見てはいけない」「自分で考えなくては意味がない」と、意味不明なことを子どもに押しつけており、正しい勉強法を伝えるのにも苦労しています。

 

私は高校を中退していますが、受験において中学や高校は不要だと思っています。

 

せめて教師が生徒に干渉して誤った思い込みを植えつけるのを止め、部活や行事がなくなってほしいものです。

日本人は教育費に金をかけすぎでしかも効果が薄い

この国の外では、教育はどうなっているのか。

世界を飛び回って、尾木ママは調べる。

たとえば、「世界で大学入試試験をやっている国はほとんどない」とか、日本のパパやママは、世界の平均の2倍から3倍も教育にお金を払わされているとか、知らないことばかりだよ。

オランダでは、「朝学校に行って、一時間目から五、六時間目までの時間割を決定するのは子供たち自身」で、先生はそれを支援する役目。

そして子供たちは「自分が決めたことだから自分で責任を持とう」とするっていうんだ。

宿題だってまったくないってさ<1>。

それでも、160カ国からも移民が集まるこの国で、日本と学力が変わらないのは、「子供たちの人権」こそ最優先だ、という考え方があるからなのかもしれないね。

 

『ぼくらの民主主義なんだぜ』 P70〜71より

 

日本人は教育費を世界平均の倍以上払っているが、オランダのようにあまり教育費をかけない国と学力レベルに差がないそうです。

 

家庭教師のアルバイトでは、塾や家庭教師会社を辞めて私に切り替えた生徒がたくさんいます。

塾や家庭教師会社は、毎月5万円以上かかるくせに、成績が上がらないそうです。

 

ケースバイケースだとは思いますが、塾や家庭教師会社は、親から金を取りすぎです。

子どもを人質に取って、親を騙し、金を搾り取るような料金体系になっています。

 

違法スレスレのことをやっている塾や家庭教師会社も、多々あります。

 

そういうのを見抜けない親が悪いと思いますが、日本人が教育費にバカみたいに金を使う事実が、家庭教師のアルバイトしていると分かります。

 

高校受験なんて、学校の授業を真面目に受け、シェア率の高い問題集を暗記し、入試過去問をやればよいだけです。

 

それで、北海道の最難関高校の札幌南高校だって合格出来ます。

 

問題集と過去問合わせて、2万円もいきません。

 

それなのに、金をかければ良い教育を受けられると勘違いしている親が、塾や家庭教師会社に中学3年間で300万円近く払っています。

 

塾や家庭教師会社にしてみたら、格好のカモですよね。

 

私は市販の優良問題集を使い、塾や家庭教師会社より遙かに安い金額でやっています。

 

高校でも優良問題集を使い、予備校に行かずに大学に合格出来るような勉強法も伝授しています。

 

教育費は金をかければ良いものではないですから。

 

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ブラック企業を批判する文章

若者たちの、この「『正社員』で就職できれば、どこでも飛びつく」事態を利用して、「ブラック企業」と呼ばれる企業が急速に増え、注目を浴びている。

かつては「暴力団のフロント企業」という意味であったこのことばが、いまは「違法労働をさせる企業」に転じたのだ。

この問題に長く関わってきた今野晴貴は、こんな企業が「若者を使いつぶす」実態を、克明に語っている(『ブラック企業—日本を食いつぶす妖怪』より)

「ブラック企業」は、若者をわざわざ正社員として大量雇用した上で、離職に追い込む。

一つのやり方は、「使える者」を選別し、そうではないと判断された者を、「いじめ、いやがらせ、などのハラスメント行為」で「辞めさせる」ことだ。

もう一つは、「せっかく得た正社員の職」を失いたくない若者の足もとを見て無謀な長時間過重労働を押しつけることだ。

そして、どちらの場合も、離職せざるを得なかった若者の多くが、「自分には能力がない」と思いこまされ、精神に深いダメージを受けるのである。

 

『ぼくらの民主主義なんだぜ』 P131より

 

ブラック企業が「暴力団のフロント企業」だったと言っているところが素晴らしいですね。

 

私は北大大学院を卒業後、東証一部上場のIT企業に就職しました。

 

がこの会社、年次昇給300円、30代年収300万円、パワハラまみれ、7年離職率60%以上のブラック企業でした。

 

私も入社直後からパワハラをたくさん受けました。

これ以上やられたら殺されるレベルのパワハラも受けたことがあります。

 

あまりの酷さに耐えかねて、上司に反撃するようになりました。

 

そうしたら、今度は仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

トドメに、それを人事部に訴えたら逆に圧力をかけられ、会社を追い出されました。

 

先ほど、ブラック企業が「暴力団のフロント企業」だったと紹介しましたが。この東証一部上場のIT企業は、まさに暴力団そのものでした。

 

もしあなたがブラック企業にいるのなら、逃げてください。

 

うつ病になったら、10年以上寝たきりになることもあるそうです。

参考)『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由

 

ブラック企業なんてさっさと切り捨てて、転職しましょう。

 

今は景気が良く、転職市場が売り手市場なので、転職は難しくないはずです。

 

マイナビ転職はホワイト企業揃いだそうなので、登録だけでもしたらいかがでしょうか?

 

マイナビ転職のリンクを貼っておきます。

 



参考までに。

 

以上、『ぼくらの民主主義なんだぜ』(高橋源一郎 著)(朝日新書)の感想でした。

 

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