『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』(井形慶子 著)(講談社)の感想です。

 

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』あらすじ

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』とは、月刊情報誌「ミスター・パートナー」で有名な出版社の創業者である、井形慶子氏が書かれた本です。

 

井形慶子氏の著書として、『今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術』というお金儲けの本もあります。

 

井形慶子氏はシングルマザーとして、家計をやりくりしてお金を増やし、ロンドンの高級住宅地に家を持つにまでなられた方です。

 

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』は、イギリス人の倹約生活を紹介した本です。

 

イギリス人は、収入よりも充実した人生を送ることを重視するそうです。

 

充実した人生は、たとえ年収200万円でも実現可能です。

 

日本人は高収入の仕事を望み、買い物に忙しい人種だと言われています。

それに流されると、金がいくらあっても足りません。

 

消費生活に疲れた人、収入が低いが人生を充実させたい人は、『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』は非常に勉強になります。

 

以下、私が『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介します。

 

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『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』で刺さった3つの内容

私が『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』で刺さった内容>

・意欲的に働くためには自由時間が大切

・イギリスでは親孝行するのが当たり前

・日本人は定年後にカフェを開いて破滅するかも

 

それぞれについて、『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます。

意欲的に働くためには自由時間が大切

人がのびのび働くうえで、個人の時間がいかに大切なのか改めて考えさせられる事例です。

給料や肩書きだけでは、私たちは安定して一〇〇パーセントの集中力を出し続けることはできない。

逆にいえば、ある程度自由な時間が確保できれば、たとえ収入が減っても、もっと意欲的に働くことができるのかもしれません。

ジョブシェアによって四〇歳で出産したバークレイズ銀行の女性は今でもマネージャーとして仕事を続けながら、週五日はゆったり育児に専念しているそうです。

日本ではキャリアを積んだ女性ほど、子どもができると家事か育児か、あるいは両立させるための労苦を受けるのかという岐路に立たされ、出産後の女性の就業率は大幅に低下します。

まして管理職についた女性が高齢出産するとなれば両立はされに難しくなるでしょう。

 

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』 P32〜33より

 

イギリス人は自由時間を大切にしている人が多いそうです。

 

日本人と真逆ですね。

日本人は、1日12時間を会社に浪費しています。

そこから食事と睡眠時間を引くと、自由時間は2時間程度でしょうか。

会社にエネルギーを吸われて疲れ果てているでしょうから、その2時間も有効に活用するのは難しいかもしれません。

 

サラリーマンの方は、なんとか会社にエネルギーを吸われないようにしたいところです。

著書『減速して生きる: ダウンシフターズ』を読んで、思考を変えてください。

 

私は会社を辞めて、1日24時間すべて自分でコントロールできています。

自由時間が多いことで、以前よりもはるかに意欲的に仕事ができています。

 

まあ、仕事をして稼がないと死んでしまうので、否が応でも意欲的になってしまうのですが。

イギリスでは親孝行するのが当たり前

成人した子どもたちは経済的に親の生活を援助することが大人になった証拠といわれ、親と一緒に買い物に出たり、親が訪ねてくる時の交通費を出すなどして、親が子どもにしたように、子は金銭的に面倒を見る。

こうしてお金が循環していくというのです。

 

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』 P42より

 

イギリス人は、親孝行するのが当たり前だそうです。

 

著書『となりの億万長者』でも、億万長者は親を大切にしていると書かれていました。

金持ちになりたいのなら、親孝行は必須なのかもしれません。

 

私も、副業で稼いだお金の一部を母に渡して、住宅ローンを完済してあげました。

ささやかな親孝行ですが、母から今でも感謝されます。

人並みの親孝行ができた私は、幸せ者なのでしょう。

サラリーマンをやって、安月給で家庭を持ち家を持ったら、親孝行は難しいですから。

 

というか、日本の女性は、男性が親孝行するのを「マザコン」だと非難するみたいです。

 

私が働いていた会社でも、上智大学卒の女が、親孝行したいと言う彼氏を「マザコン」だと飲み会でバカにしていました。

 

親孝行したいと思って何が悪いのでしょうね。

当たり前の感情でしょう。

 

このように親孝行を非難する日本人女性を、私は理解できないし、近寄りたいとも思いません。

 

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日本人は定年後にカフェを開いて破滅するかも

ジャーナリストとして日本で長年取材を続けてきたイギリス人が、ある時こんな話をしていました。

「日本の大手企業サラリーマンの中に『企業戦士になってノルマを追いかけるより、退職金をもらって喫茶店でもやりたい』という人が意外に多い。

(中略)

けれど、東京、大阪など都市部で集客できる場所に店を出すとなれば保証金は高く、初期投資だけで退職金は吹っ飛ぶはずだ。

しかもコーヒー一杯出したところで客単価は低く、とうていビジネスにはならない」

(中略)

東京の大手銀行に英語研修に出向くイギリス人も、「日本では大手に勤める人ほど、退職金を注ぎ込んで、無理やり自分の店や会社を始めたがる傾向にある」と語っていました。

(中略)

「日本人は会社のために自分の限界まで働き、ぷつんと糸が切れたら全く違う方向に飛んでいく。

彼のように見切り発車で早期退職する会社員が多いうえ、脱サラで始めたほとんどのビジネスが苦戦しているのは、現実逃避が先に立っているからだ」と語りました。

(中略)

イギリス人の中にも会社の歯車になって働く日々に耐えられない、毎日同じような仕事に飽き飽きしたと、会社を辞めていく人はいます。

けれど、専門職や管理職だった人が方向転換する場合、いきなり店や教室を借りたり、名刺を刷るなど形から入ろうとはしません。

それより趣味を兼ねて庭師になったり、地域の学校で知識を生かして何か教えるなど、中身から入っていくのです。

 

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』 P49〜51より

 

『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』を読んで、最もささった部分です。

 

著書『田舎暮らしに殺されない法』にも書かれていましたが、定年後に冒険すると、老後破産など悲惨な目に遭う可能性が高いです。

 

テレビ番組「人生の楽園」などに憧れる定年退職者が多いのでしょう。

 

しかし、著書『新しい道徳』にも書かれていますが、定年後に全く新しいことにチャレンジするのは危険です。

 

上の『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』の引用文にあるとおり、採算の合わないカフェを開く愚行を犯し、老後破産まっしぐらでしょう。

 

自分でも無理なくやれることを探しましょう。

趣味を生かした仕事をしたいなら、定年前から腕を磨きプロレベルになってください。

定年後の気力・体力の弱った身体では、技術習得は難しいでしょうから。

 

会社に洗脳されて搾取された生活から解放された後、老後破産してしまう人生はあまりにも悲しすぎます。

夢を求めず、身の丈に合った暮らしをしていただきたいです。

著書『減速して生きる: ダウンシフターズ』を読んで、思考を変えてください。

 

以上、『イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす』(井形慶子 著)(講談社)の感想でした。

 

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