『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(シーナ・アイエンガー 著)(文藝春秋)のレビューです。

 

『選択の科学』の要約

『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(以下、『選択の科学』)とは、コロンビア大学ビジネススクールの(美人)教授である、シーナ・アイエンガー氏が書かれた本です。

 

『選択の科学』は、NHK教育テレビで放送されていた「コロンビア白熱教室」のテキストがベースとなっています。

 

シーナ・アイエンガー氏は、有名な「ジャムの法則」を発見された方です。

 

「ジャムの法則」とは、24種類のジャムを売り場に並べたときと、6種類のジャムを売り場に並べたときでは、前者は、後者の売り上げの10分の1しかなかった、という実験結果から得られた法則です。

 

選択肢が少ないほど売上がアップするということです。

 

この「ジャムの法則」は、時価総額世界一の企業であるアップルが積極的に採用しています。

 

『選択の科学』には、ビジネスで成功するためのヒントがたくさん書かれています。

 

ビジネスで成功したいと願うすべての人に、『選択の科学』は必読です。

 

以下、私が『選択の科学』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介します。

 

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『選択の科学』で刺さった3つの内容

私が『選択の科学』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『選択の科学』で刺さった内容>

・「自分の力で変えられる」認識が無いと無気力人間になるかも

・自分で状況をコントロールすることが大事

・高収入の仕事の落とし穴

 

それぞれについて、『選択の科学』の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます

「自分の力で変えられる」認識が無いと無気力人間になるかも

わたしたちが「選択」と呼んでいるものは、自分自身や、自分の置かれた環境を、自分の力で変える能力のことだ。

選択するためには、まず「自分の力で変えられる」という認識を持たなくてはならない。

(中略)

これに対して、自分の置かれた状況を自分でコントロールする能力を完全に奪われたイヌは、自分の無力さを思い知った。

後にコントロールを取り戻しても、イヌの態度が変わらなかったのは、コントロールが取り戻されたことを認識出来なかったからだ。

その結果、イヌたちは事実上、無力なままだった。

 

『選択の科学』 P23〜24より

 

「自分の力で変えられる」という認識を持たないと、無気力人間と化してします。

 

私が会社で見てきた人間は、給料に依存して無為に生きる無気力人間ばかりでした。

 

給料は天からのお恵みで、自分で収入をコントロールすることができないと諦めていました。

 

それなのに、飲み会で、給料が安いことやボーナスが少ないことを愚痴っていました。

 

まあ、東証一部上場のIT企業なのに、年次昇給300円・30歳で年収300万円程度の会社なので、愚痴りたい気持ちは分かります。

 

しかし、嫌なら転職するなり副業するなりして、状況を変えればいいのに、それは出来ませんでした。

 

そんな会社の人間が気持ち悪く、こいつらみたいになってら人生終了だと危機感を感じて、副業で商売を始めました。

 

そして、運良く商売でそこそこ成功して、人並みの貯金を手に入れました。

この経験から、状況は自分の力で変えられることを私は学びました。

 

状況は自分で変えられます。

会社の奴隷となり、愚痴人間と化してしまった方は、行動して状況を変えましょう。

 

そのままズルズルと会社に隷属していたら、いつか大変な目に遭うかもしれませんよ。

定年間際の社畜を見れば分かるはずです。

自分で状況をコントロールすることが大事

これらやほかの無数の物語が教えてくれるのは、状況を自分でコントロールしたいという欲求が、それ自体、強力な動機になり得るということだ。

不都合を招くことがわかっていても、その衝動に突き動かされてしまう。

これは単に、自分で状況をコントロールすることが、気分が良いということだけではない。

そうできない状態が、本質的に不快で、ストレスを引き起こすからでもある。

 

『選択の科学』 P30より

 

副業で商売をやった経験から、自分で状況をコントロールできるのは、大変気持ちの良いものです。

 

生きている実感が湧きます。

 

給料に依存していても、私は生きている実感が湧きません。

収入を自分でコントロールできないからです。

 

会社に遠慮なんかしないで、どんどん副業してください。

自分の力で稼げる経験をすると、本当に生きている実感が湧きますよ。

 

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高収入の仕事の落とし穴

私たちが高収入の仕事に強く惹かれるのは、お金がたくさんあれば充足と安全が買えると、熟慮システムに思いこまされているせいかもしれない。

充足と安全は、客観的に見て良い結果なのだ。

だがこのシステムは、高収入に伴うことの多い、通勤の精神的費用や余暇時間の喪失を計算に入れていないかもしれない。

ダニエル・カーネマンと同僚たちの研究では、通勤は、平均的な人の一日のうちで群を抜いて最も深いな時間であり、通勤時間が一日あたり二〇分長くなることが幸福度に与えるダメージは、失職が与えるダメージの五分の一にも上るという。

素敵な住宅街の、良い学校の近くにある広い家に住むためなら、通勤時間が多少長くなっても構わないと思う人がいるかもしれないが、このようなメリットが、通勤時間が長くなることのデメリットを相殺することは、まずないのだ。

 

『選択の科学』 P167〜168より

 

高収入の仕事になればなるほど、激務でストレスまみれの生活を余儀なくされる。

 

商社やメガバンクなどが、その典型ですね。

どちらも30歳で年収1,000万円を超えますが、想像を絶するほど仕事が大変みたいです。

 

銀行の意味不明な体質は、『すべては一杯のコーヒーから』に詳しく書かれています。

 

元商社マンのブログを見る限り、商社は足の引っ張り合い、人を人とも思わぬ弱肉強食の世界みたいですね。

 

まあ価格なり、という感じですね。

多くの場合、給料が安い会社は仕事がラクで、給料が高い会社は激務なのです。

 

これで給料が安くて激務ならブラック企業です。

私が辞めた東証一部上場のIT企業は、まさにブラック企業そのものでした。

 

高収入の会社が大学生に人気ですが、実態を知らなさすぎだと感じます。

 

給料が安くても、倹約生活をすればお金は貯まります。

となりの億万長者』を読んで、倹約意識を高めましょう。

 

楽な仕事をして、堅実に貯金をして良い人生を送ってくださいね。

 

ブラック企業にいるかたは、転職してください。

 

今は景気が良く、転職市場が売り手市場なので、転職は難しくないはずです。

 

マイナビ転職はホワイト企業揃いだそうなので、登録だけでもしたらいかがでしょうか?

 

マイナビ転職のリンクを貼っておきます。

 



参考までに。

 

以上、『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(シーナ・アイエンガー 著)(文藝春秋)のレビューでした。

 

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