『野村ノート』(野村克也 著)(小学館文庫)の感想です。

 

『野村ノート』のあらすじ

『野村ノート』とは、楽天元監督である野村克也氏が書かれた本です。

 

楽天は創立直後は弱小球団でした。

それを野村克也氏は、創立5年でクライマックスシリーズへと導きました。

 

野村克也氏はヤクルト監督時代にも、ヤクルトを何度も優勝させています。

自身も選手として三冠王を獲得し、名球会に名を連ねる偉人です。

 

『野村ノート』は、野村克也氏の50年にわたる球界生活で得た原理原則が書かれています。

 

「配球の原点」「スコアラーからのデータ利用法」「役目を確認させる打撃指導」「弱者の戦法」などの野球理論、

そして「人づくりのポイント」「指揮官・リーダーの心構え」「機能する組織のあり方」など、ビジネスに応用できる情報が満載です。

 

次に、私が『野村ノート』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介します。

 

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『野村ノート』で刺さった3つの内容

私が『野村ノート』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『野村ノート』で刺さった内容>

・おかげさまでの精神を持とう

・成長とは判断基準のレベルアップ

・光(目立つ)だけでなく影(下積み)も大事

 

それぞれについて、『野村ノート』の引用文を紹介し、合わせて私の感想を簡単に書いていきます。

おかげさまでの精神を持とう

「おかげさまで」

夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという

太ると痩せたいという、痩せると太りたいという

忙しいと閑になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという

自分に都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す

借りた傘も雨があがれば邪魔になる

金をもてば古びた女房が邪魔になる、世帯をもてば親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが、

上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見ては愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか、静かに考えてみるがいい

いったい自分とは何なのか

親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊が自分ではないのか

つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう

おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい

 

『野村ノート』 P3〜4より

 

上の『野村ノート』の引用文は、現状に満足することの大切さを説いていると感じました。

 

多くの人は不平不満だらけですから。

今の生活でも充分なはずなのに、不平不満を言い何かを変えようとしています。

変化に終わりはありません。

金と時間を浪費し、精神を消耗する日々を送るだけです。

 

そうではなく、現状に感謝し、現状に満足する姿勢が大切なのです。

今のままでもいいんだと思えば、新しいモノをさほど買わずに済むので、お金を節約できます。

モノに振り回されなくなるので、時間も節約でき穏やかな気持ちでいられます。

 

現状に感謝し現状に満足するために、野村克也氏は「おかげさまで」の精神が大切だと説きます。

多くの人に支えられて今の自分があります。

それに感謝するのです。

 

といっても、自分の好きな人に限定しましょう。

学校教師や会社の上司なんかに感謝する必要はありません。

 

好きでもない人を無理矢理感謝しても疲れるだけですから。

成長とは判断基準のレベルアップである

よく「おまえ成長したな」と何気なしにいわれることがある。

ところが何を根拠に「成長した」なのか考えてみると、自分の間違いに気がついて正しているからなのだ。

また一方で、「判断基準のレベルアップ」をしてこそ成長なのである。

「仕事」と「人生」は切っても切り離せない関係にある。

「人生とは幸福への努力である」(トルストイ)といいきっているように、仕事を通じて成長と進歩があり、人生と直結しているのだ。

 

『野村ノート』 P30より

 

成長したという言葉は曖昧な感じがしますね。

 

野村克也氏は成長を、「判断基準のレベルアップ」と仰っています。

腑に落ちる感じがしたので、ここで紹介させて頂きました。

 

判断基準を高めるために、私も読書を続けて日々精進していきたいです。

 

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光(目立つ)だけでなく影(下積み)も大事

「最近の人は光ばかり求めて影がない」

元首相の中曽根康弘氏がテレビでこんなことを話しているのを聞き、なるほどなと頷いてしまった。

中曽根氏のいう光とは、「目立ちたい」「注目を浴びたい」「人からかっこよく見られたい」という意味であろう。

一方の影とは、人のために尽くす、下積み生活を送る、忍耐する、我慢する、考え抜く、そういった目に見えない行為のことであろう。

「最近の人」というのは政治家のことだと思うのだが、私は野球界にも当てはまると痛感した。

 

『野村ノート』 P193〜194より

 

光だけでなく影も大事。

目立つことばかり考えるのではなく、下積みも大事である。

 

昭和的発想ですが、間違っていないと思います。

 

ブログやアフィリエイトなんて、この最たるものでしょう。

 

稼いでいるブロガーは、何年間も記事を書き続けてきたから稼げているのです。

地道にコツコツやる能力がないと、ブログやアフィリエイトでは稼げません。

一攫千金はありえないのです。

 

私も毎日記事を書いていますが、まださほど稼げていません。

まあこんなものかと思っているので、この作業を気楽に続けていきます。

 

焦りは禁物、光を求めず影を大切にして今後も記事をアップしていきたいです。

 

以上、『野村ノート』(野村克也 著)(小学館文庫)の感想でした。

 

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