『成功のコンセプト principles for success』(三木谷浩史 著)(幻冬舎文庫)の感想です。

 

『成功のコンセプト』の要約

『成功のコンセプト』とは、楽天創業者の三木谷浩史氏が書かれた本です。

 

三木谷浩史氏が提示する「成功のコンセプト」は、次の5つの要素から成り立ちます。

<「成功のコンセプト」の5要素>

1.常に改善、常に前進
2.Professionalismの徹底
3.仮説→実行→検証→仕組化
4.顧客満足の最大化
5.スピード!!スピード!!スピード!!

1.常に改善、常に前進

現状に満足せず、常に改善を続けることが、楽天が成功した秘訣だそうです。

 

1日1%の改善でも、1年続ければ1.01の365乗で、37倍もの変化が生まれます。

 

1日1日はわずかな変化だけど、毎日続ければ凄い境地にまで到達できるのです。

2.Professionalismの徹底

三木谷浩史氏が仰るProfessionalとは、仕事を人生最大の遊びと考え、24時間、365日、いつでもどこでも仕事のことを考えられる人のことだそうです。

 

明らかなワッカーホリックですが、これが楽天を成功に導いた秘訣なのでしょう。

 

三木谷浩史氏は、人生に仕事以上の楽しみはないとまで断言されています。

3.仮説→実行→検証→仕組化

ビジネスでは、PDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを回すことが重要です。

 

三木谷浩史氏によると、Plan(仮説)には良い仮説と悪い仮説があるそうです。

 

良い仮説を立てるには、「そもそも論」で考えることが有効だと三木谷浩史氏は仰っています。

4.顧客満足の最大化

楽天のコンセプトは、「すべてはお客さまのために」です。

 

このコンセプトを100%実現できたら、ビジネスは100%成功するみたいです。

5.スピード!!スピード!!スピード!!

ビジネスで成功するには、スピードが重要なファクターとなります。

 

仕事のスピードを上げると、かえって仕事の質が上がります。

つまり、仕事を速くこなすほど成功の確率は高まるのです。

 

しかし、仕事のスピードを重要視している人はあまり多くないそうです。

 

『成功のコンセプト』では、上の5つの要素を踏まえ、三木谷浩史氏が楽天を巨大ECモールに育てた経緯と、氏の経営スタンスが余すことなく書かれています。

 

以上、『成功のコンセプト』の要約でした。

 

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『成功のコンセプト』で刺さった3つの内容

私が『成功のコンセプト』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『成功のコンセプト』で刺さった内容>

・わずかな成果を喜び改善点を常に探すと目標を達成できる

・1日1%の改善は1年で37倍以上になる

・積極的失敗はOK。そこで学んだことをビジネスに活かそう

 

それぞれについて、『成功のコンセプト』の引用文を紹介していきます。

わずかな成果を喜び改善点を常に探すと目標を達成できる

6人が1ヵ月走り回り、何百の商店や会社を訪問したか分からないけど、獲得した出店者が4、5店舗ということは、成功確率はせいぜい1%か2%というところだろう。

(中略)

けれども僕はそれを、たったの5店舗とは思わなかった。

5店舗も集まったのだ。これはすごいことじゃないんだろうか、と思っていたのだ。

たったの5店舗であろうと、楽天市場に出店してくれたということは、出店してくれた理由があるということだ。

ゼロは何倍してもゼロだが、1でも2でも数字があれば改善してそれを増やすことができる。

そして何かを改善すれば、必ず次の改善ポイントが見えてくるはずだ。

さらに改善すれば、また次の改善ポイントを見つけることができる・・・。

(中略)

忍耐力は必要かもしれないが、諦めずに続けさえすれば確実に目標を達成できるやり方だ。

 

『成功のコンセプト』 P23〜24より

 

わずかな成果しか得られなくても、それへの受け止め方しだいで、その後の成果が大きく変わってきます。

 

この考え方は、私がこれまで読んできた200冊以上のビジネス書の多くに書かれていました。

 

ブログで10円しか儲からなくても、それに喜び、さらに記事を増やしていけば、もっと儲かることでしょう。

 

「10円しか」ではなく、「10円も儲かった!」と喜ぶことが大切です。

 

私もかつて副業で商売をやっていたとき、最初の売上は108円、粗利は50円しかありませんでした。

しかし、私はその成果に大喜びしました。

 

そして、さらに商売に邁進した結果、ちょっとした成功を収め、人並みの貯金を手に入れることができました。

 

このように、わずかな成果を喜ぶことは重要です。

1日1%の改善は1年で37倍以上になる

ある人からこんな話を聞いたことがある。

江戸時代の剣術である流派の奥義書を開いてみたら、たった一言こう書かれていたそうだ。

『今日の我は、昨日の我に勝つ』

(中略)

改善なんて言葉を持ち出すと、古臭いと言う人もいる。

(中略)

1.01の365乗はいくつになるか計算してみるといい。

1日1%のわずかな改善であっても、1年続ければ元の37倍以上になるのだ。

 

『成功のコンセプト』 P33より

 

1日1%のわずかな改善でも、1年続ければ元の37倍以上になる。

 

三木谷浩史氏のこのお言葉に、私はかなり刺さりました。

 

毎日少しずつ記事数を増やすだけでも、1年2年と続ければ大きな成果に繋がるのだろうと、勇気が持てました。

 

1.01の365乗は37倍以上になる。

 

しっかり覚えて、これからも諦めずに記事を書いていきたいと思います。

積極的失敗はOK。そこで学んだことをビジネスに活かそう

僕は、失敗には消極的失敗と積極的失敗の2つがあると思っている。

消極的な失敗とは不作為による失敗、つまり何かをすべきなのに何もしないことがもたらす失敗だ。

(中略)

その反対に何かにチャレンジしてその結果が失敗に終わることを、僕は積極的失敗と呼びたい。

積極的失敗と、消極的失敗には天と地ほどの差がある。

ビジネスに取り組む人間は、積極的失敗はむしろ歓迎すべきだ。

もちろん失敗しないに越したことはないけれど、少なくともそこから学ぶことができる。

学んだことをビジネスに活かすことができるなら、それは失敗とすら呼べない。

 

『成功のコンセプト』 P127〜128より

 

ブログにおいて、消極的失敗とは記事の更新を止めることでしょう。

積極的失敗は、記事を書いてもアクセスや売上が伸びないことでしょう。

 

記事の更新を止めてもフィードバックは得られませんが、記事を書けば改善ポイントが見えてきます。

 

続けることが大切なのです。

 

消極的失敗をしたらそれで終わりですが、積極的失敗は続ける限りいつか成功に繋がります。

 

私も積極的失敗を恐れず、ブログを続けていきたい所存です。

 

以上、『成功のコンセプト principles for success』(三木谷浩史 著)(幻冬舎文庫)の感想でした。

 

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