『他人を攻撃せずにはいられない人』(片田珠美 著)(PHP研究所)の感想です。

 

『他人を攻撃せずにはいられない人』とは

『他人を攻撃せずにはいられない人』とは、精神科医の片田珠美先生が書かれた本です。

 

他人を支配するために、暴言を吐いたり、けなして自信を失わせたり、反対に優しくしたりもする。

こういう危ない人間が、世の中には存在しているそうです。

 

私の経験から、これは高学歴の人間に多いのではないでしょうか?

 

北大大学院の研究室には、アスペルガーや自己愛成人各障害だと思われる人間がわんさかいました。

とくに博士課程の先輩。

参考)北大大学院の研究室の人間は優秀でしたが人を見下す人間まみれでした

 

7年間働いた東証一部上場のIT企業でも、他人を支配するために、アメとムチを使い分ける上司がいましたね。

気持ち悪かったです。

 

『他人を攻撃せずにはいられない人』では、このような危ない人間の事例が多数書かれています。

危ない人間に攻撃され精神を壊した患者を片田珠美先生がヒアリングして、得られた情報です。

 

人を陥れる「攻撃欲の強い人」は、ターゲットをどう精神的に追いつめるのか、その手口が本書を読むと明らかになります。

 

以下、私が『他人を攻撃せずにはいられない人』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介します。

 

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『他人を攻撃せずにはいられない人』で刺さった3つの内容

私が『他人を攻撃せずにはいられない人』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『他人を攻撃せずにはいられない人』で刺さった内容>

・一緒にいるとぐったり疲れてしまう人間

・攻撃欲の強い人がいる職場の特徴

・他人の操り人形になってしまう人の特徴

 

それぞれについて、『他人を攻撃せずにはいられない人』の文章を引用して紹介していきます。

一緒にいるとぐったり疲れてしまう人間

まず、一緒にいると、何となく疲れて重苦しい気分になる。

何でもけなして無価値化する傾向が強いので、徒労感や空虚感を覚えることさえある。

(中略)

同僚や上司、家族や親戚、友人や知人などとしばらく接した後で、混乱したとか疲れたと感じたら、要注意だ。

こういう人と接した後で決まってトラブルに巻き込まれるようなことがあれば、かなり危険と警戒すべきである。

最初は分からないかもしれないが、言動を注意深く観察していれば、次第にわかるようになってくる。

一言で言えば、こういう人と接した後は、ぐったりとして衰弱する感じがする。

態度や会話なのか、全体の雰囲気なのか、ともかく、あなたの世界を混乱させて、あなたのエネルギーを空っぽにするようなところがある。

 

『他人を攻撃せずにはいられない人』 P33より

 

一緒にいると、ぐったりとして衰弱する感じがする

知らぬ間に混乱して、エネルギーを奪われてしまう。

 

北大大学院の研究室は、こういう人間だらけでした。

研究室の飲み会に出ると、その後猛烈に疲れて寝込んでいました。

 

大学受験生の方へ。

 

理系は止めましょう。

数学や化学や物理が得意だからという理由だけで、理系学部を志望するのに、私は反対です。

 

理系学部は変な人間揃いで、人間関係で苦労します。

研究も意味を見いだせない辛い作業の連続です。

授業も大変で、学生生活を楽しめません。

 

理系は就職が良いと思われるでしょうが、コミュ力が無いと就活で苦労します。

私がいた北大大学院の研究室の博士課程の先輩も、コミュ力が著しく欠如していたため、修士課程ではどこにも就職できませんでした。

リーマンショック以前の超売り手市場であったのにも関わらず。

 

研究室で人間関係に消耗して、その後幸せな人生を送れるのなら、まだ良いです。

しかし、旭硝子に就職した先輩曰く、就職先も理系の変人ばかりだそうです。

 

また、現在の日本のものづくり企業は、どこも青息吐息なのは、あなたもご存じでしょう。

東芝やNECのような大企業に就職できても、リストラされる危険性が高いです。

 

会社は、開発研究部門の人間ほどリストラしたがっています。

これら部門は、直ちに利益にならないからです。

 

このように、理系学部に進学しても、人間関係に苦労して、就職先でも苦労する危険があります。

だから、理系学部を目指すの止めましょう。

 

食いっぱぐれない、経済学部や法学部を目指すべきです。

攻撃欲の強い人がいる職場の特徴

攻撃欲の強い人がいる職場では、できる人ほど、うんざりして出て行ってしまうので、結局、能力も意欲もない人が残る。

そのため、活気もなくなり、沈滞ムードが漂うになる。

(中略)

あなたがどれだけ頑張って努力しようと、正当に評価するようなことはない。「よくやった」とほめることもない。

むしろ、重箱の隅をつつくようにあら探しをして、あなたの努力を台なしにしようとする。

なぜ、こんなことをするのか?

単に、あなたより自分のほうが優れていることを思い知らせて、優越感に浸りたいからである。

こういう人は、他人に無力感を味わわせ、沈滞ムードを漂わせれば、自分の力と優越性を誇示できるので、周囲を支配することができたような気になるのである。

 

『他人を攻撃せずにはいられない人』 P66〜67より

 

上の『他人を攻撃せずにはいられない人』の引用文は、まさに私が7年間働いた東証一部上場のIT企業のことを言っています。

 

この会社の上司どもら、ケチを付けて金を渡さない減点主義の人間ばかりでした。

 

私も、苦労して昇進試験に合格し、主事という職位に相応しい人間になろうと毎月30時間近く残業して会社に尽くしました。

 

この会社の昇進試験の論文については、こちらの記事をご覧ください。

参考)私が書いた会社の昇進試験の論文内容を公開。合格して年収ダウンした

 

しかし、ボーナスを決める面談で上司に難癖を付けられ、ボーナスを減らされました。

昇進したのに、年収が下がりました。

 

理由は、主事の先輩はもっと良い働きをしているが、お前は主事として相応しい仕事をしていないからだそうです。

 

この出来事がきっかけで、この会社に依存したら人生を破壊されると感じました。

そこで、副業で商売を始めました。

 

途中、マルチ商法であるニュースキンの人間のカモにされて素寒貧になったりしましたが、

運良く商売の方が上手く行き、人並みの貯金を手に入れました。

 

お金が手に入ったことで、このゴミ会社での生活がずいぶんとラクになりました。

 

まあ最後は、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を付けられるパワハラを受けて会社を辞めたのですが。

 

この人事評価のせいで、私の年収は300万円を切っていました。

年収が高いと言われているIT業界、しかも東証一部上場の大企業でのはなしです。

 

上の『他人を攻撃せずにはいられない人』の引用文のような会社なら、さっさと辞めたほうがよいでしょう。

 

いても、人生を破壊されるだけです。

 

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他人の操り人形になってしまう人の特徴

しかし、中には、他人からどう見られているかを気にするあまり、他人の意見が唯一の判断基準になっているような人さえいる。

他人の評価に耳を傾けすぎると、それに合わせようとするため、振り回されやすくなり、次のような悪循環に陥ることになる。

1 他の人が私についてどう言っているかを気にすればするほど、自分自身の判断に自信を持てなくなる

2 自分自身の判断に自信がなくなればなるほど、自分自身の価値について不安になるので、他人に愛されたいとか、認められたいという欲求が強くなる

3 他の人に愛されたい、認められたいという欲求が強くなればなるほど、気に入られるようにしようとするので、他人の評価をますます気にするようになる。その結果、他人の評価に依存してしまう事態になることさえある

このような悪循環にはまると、他人のこしらえたイメージ通りの人間になろうとして、操り人形のようになってしまうこともある。

 

『他人を攻撃せずにはいられない人』 P101〜102より

 

私も新入社員のときは、出世しないと人間じゃないと思い込む人間でした。

 

だから、上司や先輩からどう思われているのか、病的に気にしていました。

ストレスで身体中が赤く腫れて、扁桃腺を切除する手術を受けたくらいです。

 

このときの私は、上の『他人を攻撃せずにはいられない人』の引用文にあるとおりの人間でした。

 

上司・先輩の操り人形と化していたのです。

 

上司・先輩は私が逆らわないことをいいことに、頻繁にパワハラを仕掛けてきました。

 

飲み会の行事は残業代を出せないとか、お前は組織のお荷物だから残業申請するなと、違法労働をさせられたことも多々あります。

 

他人の評価を気にすると、他人に利用されるだけの人間となり人生が終わってしまいます。

 

実際、定年間際の上司は、他人に流され他人に利用されるだけの人形でした。

この人は、北大理学部を卒業してからの38年間、ただ耐え忍ぶだけの人生を送っただけです。

私はこの人のようには絶対になりたくありません。

 

危機感を感じた私は、入社3年目あたりから上司・先輩に逆らうようになりました。

会社に見切りを付けて、副業で商売も始めました。

 

まあその結果、課長に目を付けられて、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けたのですが。

 

それを人事部に訴えたら、逆に圧力をかけられ、会社を追い出されて私のサラリーマン生活は終了です。

 

会社を辞めた後しばらく苦しみましたが、辞めて正解だったと今は思っています。

 

上司・先輩のパワハラに忍従せず、本心に従って行動したことを、今後も後悔することはないはずです。

 

あなたも、会社の操り人形と化して危機感を感じているのなら、会社との関係を見直してみてはいかがでしょうか。

 

以上、『他人を攻撃せずにはいられない人』(片田珠美 著)(PHP研究所)の感想でした。

 

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