『週末起業』(藤井孝一 著)(ちくま新書)の感想です。

 

『週末起業』とは

『週末起業』とは、有名経営コンサルタントである藤井孝一氏が書かれた本です。

 

『週末起業』のいちばんの特徴は、会社を辞めずに起業するということです。

 

「起業するなら会社を辞めてしまえ!」と主張するビジネス書が多いです。

私もこの半年間で300冊以上のビジネス書を読んできましたが、このように主張する著者がたくさんいました。

 

しかし、起業はリスクでしょう。

失敗したら借金まみれになって自己破産に追い込まれ、一家離散なんてことになりかねません。

 

Twitterを見ると、会社を辞めてアフィリエイト一本で生活している方が大勢います。

ある方は、子持ちで、3,500万円の住宅ローンを抱えていました。

 

アフィリエイトの世界は、Googleの大先生のさじ加減一つで収入が変動する不安定な世界です。

アフィリエイトで食べていくのなら、この不安定さと常に戦う必要があります。

精神が強くないと出来ない商売なのです。

 

私はこれが嫌なので、安定した収入を求めて、家庭教師のアルバイトをやっています。

ブログで何百万円も稼げるようになっても、家庭教師のアルバイトは辞めないでしょう。

ブログより家庭教師のアルバイトの方が楽しいというのもありますが。

 

話が逸れましたが、『週末起業』では、週末起業の経験者の藤井孝一氏が、週末起業で成功するコツが書かれています。

 

小資本で始めて借金は絶対にしないこと、インターネットを活用する、趣味を活かしたビジネスでスタートすること。

などなど。

 

週末起業で成功すると、今度は税金の問題が発生します。

私も経験がありますが、税金の支払いは想像以上のものです。

税金をなめると、確定申告で痛い目に遭いますよ。

 

『週末起業』では、税金対策のページも用意されています。

税金や法人の仕組みを紹介し、申告方法や節税のポイントが詳しく書かれています。

副業や起業を考えている方にとって、『週末起業』はバイブルとなる存在です。

 

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『週末起業』で刺さった3つの内容

私が『週末起業』を読んで、とくに刺さった内容は以下の3つです。

<『週末起業』で刺さった内容>

・会社を辞めずに起業せよ

・週末起業なら嫌な仕事は遠慮なく断れる

・週末起業で成功する人のパターン

 

それぞれについて、説明していきます。

会社を辞めずに起業せよ

起業するときに直面する最大のリスクは、収入が突然なくなることです。

それに、起業家の世界と会社員の世界はまったく違います。

起業をすると、何でも自分でやらなくてはなりませんし、法律、会計、税金などを学ぶ必要もあります。

何よりも大変なことは、自力でお金を稼がねばならないということです。

そんなこと当たり前だと思う読者もいるでしょうが、この点こそが、黙っていても毎月銀行口座に一定額が振り込まれる会社員とは大違いの点なのです。

こんな世界に何も知らずに飛び込んだら、普通は大けがをします。

それを避けるためには、起業家になるためのトレーニングを積むことが必要です。

そのトレーニングとして最良なのが、会社を辞めずに起業してみることなのです。

 

『週末起業』 P8〜9より

 

私も週末起業として、「せどり」という商売をやっていました。

せどりでそれなりに成功して、人並みの貯金を手に入れることができました。

 

しかし、市場が枯渇してせどりで稼げなくなりました。

このとき私は、給料という安定収入のありがたさを肌に感じました。

 

会社勤めをしていれば、給料という名の最強の安定収入を得られます。

 

私は東証一部上場のIT企業で、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

仕事を与えないパワハラを受けている最中も、給料を失うのが怖かったので会社にしがみついていました。

 

給料には人を会社という悪魔の巣窟に引きつける、魔力があります。

給料はそれだけ魅力的な存在なのです。

 

これを捨てるのは、多くの人にとってムリな話でしょう。

 

だから週末起業をしましょう。

 

最初は副業レベルで始めるとラクです。

私もせどりを始めたときは、副業レベルで気楽に始めて、徐々に活動範囲を広げて行きました。

週末起業なら嫌な仕事は遠慮なく断れる

結局、こんな感じで経営コンサルタントとは名ばかりの仕事を、土日返上で、体を壊すほどこなして、副収入はようやく月額にして二万円くらい、時給に換算すると二百円以下でした。

このときばかりは、情けなくて涙が出てきました。

それでも私は、平日はサラリーマンとして働いていたために、一カ月にいちどは給料がもらえ、生活を維持することができました。

また「そりゃ、ないだろう」と思うような理不尽な仕事は、きっぱり断ることができました。

だからこそ、あのつらい時期を乗り切ることができたのです。

 

『週末起業』 P35〜36より

 

週末起業なら、嫌な仕事を遠慮なく断ることができます。

給料という後ろ盾があるからです。

 

私も週末起業でせどりをやっていたとき、理不尽な要求をしてくる経営者はお断りしていました。

その商談で大きく稼げるチャンスがあっても、嫌だと感じたら断りました。

 

自分の本心に従いせどりができたことで、私はせどりでそれなりに稼げたのでしょう。

 

やはり、お金がないのなら安易に会社は辞めるべきではありません。

 

私は会社を辞めてブログで起業していますが、せどりで蓄えた貯金と家庭教師のアルバイトの収入があります。

 

独身実家住まいで、生活コストが非常に低いのも大きいです。

 

こうしたセーフティーネットがあるので、のびのびとブログを運営できています。

 

先立つものがなく、給料に頼っている人は、会社勤めをしながら週末起業をしてくださいね。

 

週末起業で上手く行って、それなりの蓄えが出来たら、もっと楽な会社に転職して、会社に寄生しながら起業しましょう。

 

生活コストを下げることも忘れずに。

生活コストが低いと、ラクな気分で週末起業が出来ますから。

 

生活コストの下げ方については、こちらの著書がオススメです。

・『となりの億万長者

・『ふつうの億万長者

 

参考までに。

 

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週末起業で成功する人のパターン

会社を辞めずに、週末などを利用して二重生活をしていること以外に、彼らに共通していたのは、

・お金をかけずにはじめたこと

・インターネットを駆使していること

などです。

そして何より大事なことは、自分の大好きなことをビジネスにしていることです。

彼らは、私と違い資格取得という回りくどいことはしませんでした。

むしろ、その時間を「自分がすでに持っているものを、どうしたらお金に変えられるのか」を考えることにあてて、結果的にそこからお金を生み出すことに成功していたのです。

 

『週末起業』 P41より

 

週末起業のコツを、『週末起業』の引用文を用いて紹介させて頂きました。

 

お金をかけないこと、ネットを活用すること、好きなことを商売にすること。

この3つが週末起業で成功するコツです。

 

私が週末起業でやっていたせどりも、上の2つの条件を満たします。

安い商品を仕入れお金をかけずにやり、Amazonというネットショップを活用していました。

 

せどりは、好きになれる商売でした。

初対面の経営者に価格交渉をするのが、スリルがあり面白かったです。

価格交渉に成功したときのあの感じは、何にも代えがたいものでした。

 

私がせどりでそこそこ成功できたのは、週末起業で成功する3条件を満たしていたからなのでしょう。

 

しかし、どんな商売が好きなのかは、やってみなきゃ分かりませんよね。

私もせどりを始めたとき、好きかどうか全く分かりませんでした。

 

だから、とりあえず何でもいいから着手してみましょう。

いろいろ試してみて、これならやれそうだというのが見つかれば、そこを突き詰めていけばよいのです。

 

くれぐれも、ストレスのたまる商売にハマらないことです。

 

私はブログで生計を立てることを目標にしていますが、ブログは大変ストレスのたまる商売です。

なので、1日1〜2時間程度しか作業をしていません。

付かず離れずの感じで長く続けて、いつか稼げるようになれればそれでよいと思っています。

 

もう一つ、家庭教師のアルバイトをやっていますが、こちらはブログよりはるかに楽しいです。

 

上の『週末起業』に「自分がすでに持っているものを、どうしたらお金に変えられるのか」と書かれていますが、

私は北大大学院卒の学歴があるので、家庭教師はうってつけの商売だと言えます。

 

また、ネットを使っており生徒集めにお金がかかっていません。

 

家庭教師のアルバイトは、元手がタダで、集客方法を工夫すれば給料程度の額なら問題なく稼げます。

それを生活費に充て、貯金もできています。

 

いつかブログで稼げるようになれれば、会社勤めをしていたときよりも裕福になれるでしょう。

 

高学歴の方は、週末起業のひとつとして、家庭教師のアルバイトはオススメですよ。

 

以上、『週末起業』(藤井孝一 著)(ちくま新書)の感想でした。

 

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