『ベスト・パートナーになるために』(ジョン・グレイ 著)(三笠書房)の感想です。

 

『ベスト・パートナーになるために』の目次

まず、『ベスト・パートナーになるために』の内容をざっくりと知って頂くために、目次を紹介します。

<『ベスト・パートナーになるために』の目次>

1章 男と女は違う星からやってきた―男は“受容”を、女は“共感”を求めている

2章 「男は単純で、女は複雑」は本当か―男は“調停屋”に、女は“教育委員長”になりたがる

3章 男は分析して満足する、女は話してすっきりする―言葉が愛を生む、憎しみを生む

4章 相手の気持ちを上手に“翻訳”してますか?―男と女がうまくいく“究極のルール”

5章 男の恋愛観、女の結婚観―この“小さな気づかい”が、彼を男らしい気分にする

6章 男に自信をつける“女のひと言、会話の仕方”―“男のやさしさ”を上手に引き出すテクニック

7章 “二人の愛”をさらに深める心理法則―男と女の“愛情のパラドックス”

 

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『ベスト・パートナーになるために』の要約

『ベスト・パートナーになるために』とは、アメリカの有名心理学者であるジョン・グレイ博士が書かれた本です。

 

ジョン・グレイ博士は『ベスト・パートナーになるために』以外にも、男女の関係を良好に保つ秘訣を書いた本を多数出版されています。

 

ジョン・グレイ博士が出版した本は、全世界で5,000万部以上も売れているそうです。

 

『ベスト・パートナーになるために』は、男と女の違いを明確にし、お互いの理解を深め、良好な関係を築き上げることを目的としています。

 

「男は火星から、女は金星からやってきた」と表現しているように、男と女は異星人であるという前提です。

 

『ベスト・パートナーになるために』に書かれている、男と女の違い(すれ違い)をザックリと紹介します。

 

〇男は、”ミスター・フィクサー(調停屋)”である。

愛する女性が悩みや心配事を抱えると、独善的な問題の解決策を押しつける。

しかし、それは彼女の感情をないがしろにし、反感を買うだけである。

 

〇女性は、”教育委員長”である。

愛する男性が誤りを犯したとき、余計なアドバイスや批判をして、彼の行動を変えようとする。

しかし、それは男性の自立心を傷つけ、反感を買うだけである。

(『ベスト・パートナーになるために』 P59より)

 

このように、男と女は根本的に異なる生き物なのです。

 

この事実を理解しないと、良好な関係を築き上げることはできません。

 

男性の方は要注意です。

自分流で突き進んでも、良い結果は生まれませんよ。

 

『ベスト・パートナーになるために』には、リスト

「男性が最愛の女性の愛情タンクを常に満タンに保っておくための、98の小さな愛情アプローチリスト」

が掲載されています。

 

3つほど抜粋して紹介します。

<98の小さな愛情アプローチリスト>

3 できるだけ相手の話を聞くことを心がける。あわせて、なるべく質問もするようにする。

4 彼女が訴えてきた悩みについてコメントしたい気持ちを抑え、その代わりに同情と理解を示すようにする。

31 彼女が誰かと摩擦を起こしたら、彼女の側に立って対処する。

 

『ベスト・パートナーになるために』 P129〜130より

 

『ベスト・パートナーになるために』には、上のリスト以外にも、男女の関係を良好に保つコツが、非常に詳しく書かれています。

 

彼女がいる男性、結婚されている男性は、必読です。

 

『ベスト・パートナーになるために』には、復縁に非常に役立つ本だと評判ですので、男女関係が冷め切ってしまった方にもオススメです。

『ベスト・パートナーになるために』で刺さった内容

次に、私が『ベスト・パートナーになるために』を読んで、とくに刺さった内容を2つほど紹介いたします。

<『ベスト・パートナーになるために』で刺さった内容>

・男は自分が必要とされることで生を実感できる

・男は仕事の効率や物事の達成に価値を置く生き物である

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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男は自分が必要とされることで生を実感できる

男性は、自分の助力が相手に肯定的な影響を何も与えていないと感じると、その人間関係や生活を続けられなくなる。

自分が必要とされていないならば、やる気を奮い立たせることはできないからだ。

再びやる気を起こすためには、自分が誰かに受け入れられ、認められて頼られているのだという実感を持つようにならなければならない。

男性にとって、自分が必要とされないことはゆっくりとしたペースで死んでいくようなものなのだ。

 

『ベスト・パートナーになるために』 P23より

 

男は自分が必要とされることで、生を実感できる。

逆に、必要とされないとゆっくりと死んでいくように萎んでしまう。

 

これは私の経験からも、よく分かります。

 

私は北大大学院を卒業後、東証一部上場のIT企業に就職しました。

 

この会社は、薄給激務でパワハラまみれの、いわゆるブラック企業でした。

 

私も入社してからずっとパワハラを受け続けてきました。

 

課長が人前で怒鳴る、

部長や課長に頻繁に個室に連れ込んで説教する、

小樽商科大学のお局が影口を叩き、メールで個人攻撃をしてくる、

このお局の嫌がらせに反発したら、査定を下げられボーナスを減らされる、

など。

 

こうしたパワハラに耐えられなくなり、身の危険を感じて上司に楯突くようになりました。

 

そうしたら今度は、仕事を1年近く一切与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

それを人事部に訴えたら、逆に圧力をかけられて会社を追い出されました。

離職票に「会社都合で退職」の旨を記載したら、「自己都合で退職」に改ざんされるというオマケ付きで。

 

仕事を与えられていなかったときを振り返ると、精気を奪われ、死んだような気分になっていたのを覚えています。

 

上の『ベスト・パートナーになるために』に書かれているとおり、男は自分が必要とされることで、生を実感できるのです。

 

この東証一部上場のIT企業がやったことは、明らかな人権侵害です。

 

それを会社の顔である人事部がもみ消すという、ブラック企業っぷりを発揮していました。

 

紆余曲折がありましたが、会社を脱出できて本当によかったと思います。

 

今は、ブログと並行して家庭教師のアルバイトをやっています。

 

家庭教師のアルバイトでは、中学生の生徒から必要とされていると実感できており、非常に楽しい毎日を過ごせています。

 

人から必要とされることは、生きていく上でとても重要なことだと思います。

男は仕事の効率や物事の達成に価値を置く生き物である

そもそも男というものは、体力や知力、仕事の効率や物事の達成に価値を置く種族なのである。

彼らにとっては、絶えずこれらの点における自分の能力を実証しようと生活し、能力と技術の研鑽に明け暮れることが、すなわち生きることなのである。

男性は、自らの能力によって達成された結果によって、”自己証明”をするのである。

目的の達成と成功によってはじめて、男性は基本的な人生の充実感を味わうことができるのだ。

 

『ベスト・パートナーになるために』 P41より

 

男は、仕事の効率や物事の達成に価値を置く生き物である。

 

確かにその通りだと思います。

私もその類いの人間ですから。

 

『ベスト・パートナーになるために』は、男という生き物を非常によく分析しているなと、感心させられます。

 

本ブログでは、仕事を効率的に処理するテクニックが書かれた本を多数紹介してきました。

 

たとえば、精神科医の樺沢紫苑先生のこちらの著書が、仕事にかなり使えます。

→『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術

 

こちらの著書は、脳のゴールデンタイムを活用して、仕事を効率的に処理することを目的としています。

 

脳のゴールデンタイムは、午前中に訪れます。

朝の1時間は、夜の4倍の価値があります。

午前中は、夜の4倍速く効率的に仕事を処理できるのです。

 

だから文章執筆作業など頭を使う難しい内容の仕事は、午前中にやるのが効果的です。

私もブログの作業は、午前中にしかやっていません。

 

ブログで稼いでいる人は一日中やっているそうですが、それじゃ続かないし効率が悪いので、私はやりません。

 

一日の仕事量に上限を設けて減速して生きることも、重要だと思いますよ。

こちらの著書を読んでからは、私は一日の仕事を制限して効率を重視するようにしています。

参考)『減速して生きる: ダウンシフターズ

 

上の『ベスト・パートナーになるために』の引用文は、結構ストイックなことが書かれています。

 

しかし私は、仕事を効率的に片づけて、後は自由に過ごすくらいの気楽な感じでやったほうが楽しいのではないかと思っています。

 

以上、『ベスト・パートナーになるために』(ジョン・グレイ 著)(三笠書房)の感想でした。

 

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