『お金持ちの教科書』(作者:加谷珪一)(CCCメディアハウス)の感想です。

 

『お金持ちの教科書』の目次

まず、『お金持ちの教科書』の内容をざっくりと知って頂くために、目次を紹介します。

<『お金持ちの教科書』の目次>

Ⅰ お金持ちの実像を知る

1 お金持ちってどんな人?
そもそも「お金持ち」って?
お金持ちに本物も偽物もない
あの人はお金持ちなのに、なぜ貧乏そうなのか?
お金持ちはどこに住んでいるのか?
グローバルなお金持ちが見せる、もうひとつの顔
お金持ちは常に恐怖に怯えている

2 お金持ちはどのくらいお金を持っているか?
5000万円から変わるお金の価値
年収1000万円はお金持ちではない
お金持ちは靴と時計を見ればわかるのか?
お金持ちのための銀行、「プライベートバンク」とは?
土地を持っているお金持ちと、お金を持っているお金持ち
お金持ちを分類してみる

Ⅱ お金持ちの行動原理を学ぶ

3 お金持ちはいい人? 悪い人?
お金持ちはワガママだ!
お金持ちは素直に「ありがとう」と言える
お金持ちにはケチが多い?
お金持ちには友達がいない
チビ・デブ・ハゲには逆らうな
お金持ちは人に感謝しない
お金持ちはすべて自分のせいにする

4 お金持ちの感覚を知る―お金持ちへの第一歩
お金持ちだけが持つ独特のカンとは?
お金持ちが電車やバスに乗らない理由
お金持ちはファーストクラスには乗らない
お金で命を買うことはできるのか?
お金持ちに学ぶ見栄の張り方
お金持ちは率と絶対値を区別している

5 お金持ちの行動から学べること
お金持ちになりたければ都心に住め
お金持ちになる友達の作り方
「1日24時間は誰にでも平等」の嘘
お金持ちの子供は、お金持ちになりやすい体質を持っている
勉強ができるとお金持ちになれない、という「噂」を検証してみる
割り勘男がお金持ちになれない理由
人に興味がある人とモノに興味がある人

Ⅲ お金持ちになるために行動する

6 どうすればお金持ちになれるのか?
いつもお金の話をすることの有効性
お金持ちになりたいなら、安心ではなく安全を望め
お金持ちになるには権威に逆らうことも必要
リスクは、どこかで必ず取らなければならない
株で儲けた人は、どんな投資をしているのか?
島田紳助に見る、お金持ちになるための秘訣
お金持ちになりたければ、早く動き出せ
お金持ちになりたければ、年配者の意見は無視しろ

7 お金が逃げていく! あなたの危険なその行動
貧乏人と付き合うと貧乏になる
マックやファミレスで仕事をするとお金持ちになれない
お金持ちは若いうちから贅沢を経験している
「使われる側」になってはいけない
「そんなこと知ってるよ」と言うな
ラッキーであることを否定するな
ただの消費者になるな
お金持ちから自分を遠ざけるNG発言にご用心

8 あなたはなぜ、お金持ちになりたいのか?
本当に自分がやりたいことを知っている人は少ない
お金で自由は得られるか?
お金で幸せは買えるか?
お金を通じて知った命の値段
お金で解決することの是非

あとがきにかえて――「小金持ち」でもいいから何とかしたい人へ
小金持ちになりたければ共働きは必須
小金持ちを目指すなら車は買うな
サイドビジネスで収入を増やす

 

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『お金持ちの教科書』の要約・あらすじ

『お金持ちの教科書』とは、有名投資家である加谷珪一氏が書かれた本です。

 

お金持ちに共通する「思考パターン」や「行動原理」は存在するそうです。

 

彼らお金持ちのように考え、行動することが、お金持ちになれる近道です。

 

『お金持ちの教科書』の作者の加谷珪一氏は、経営コンサルタントとして、企業のオーナー経営者を中心に、多くの富裕層と接してこられたそうです。

 

その富裕層150人を加谷珪一氏がヒアリングした内容が、『お金持ちの教科書』にまとめられています。

 

お金持ちにはケチが多い

お金持ちには友達が少ない

など。

 

お金持ちは、我々一般人とは異なる行動原理を持っており、それがお金持ちの資産形成に大きく寄与しているそうです。

 

ちなみに加谷珪一氏は、年収1000万円は全然お金持ちではないと『お金持ちの教科書』で断言されています。

その理由につきましては、本書をお読み頂ければと思います。

 

本記事では、私が『お金持ちの教科書』を読んで、とくに刺さった内容を、本書の内容を引用して紹介します。

『お金持ちの教科書』で刺さった3つの内容

私が『お金持ちの教科書』で刺さった3つの内容を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『お金持ちの教科書』で刺さった3つの内容>

・マイホームは昭和的価値観の人間が買うもの

・お金持ちは友達を選ぶ

・お金に執着がありすぎるとお金持ちになれない

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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マイホームは昭和的価値観の人間が買うもの

最近は無理してローンを組まず賃貸のままでいる人も増えてきたが、Mさん世代はいわゆる昭和な人が多く、マイホームは絶対的な憧れである。

Mさんに言わせると、住宅ローンの自虐ネタが出てくるとピンチだという。

「いやー、オレも30年間マンションの奴隷だよ」

「もしオレが今死んだら、ローンはチャラになって嫁さんは喜ぶかも」

「お前も完全に守りに入ったな」

ひとしきり自虐ネタを披露し合った後に、皆はハッとMさんだけはそうではないことに気づき、「お前は立場が違うからなあ」とボソッと言われてしまう。

最後に割り勘すると「また無駄金を使ってしまった!止められないんだよな」などのセリフの後に「あ、お前は関係ないか!」と一言加わってくる。

 

『お金持ちの教科書』 P90より

 

私は、マイホームは昭和的価値観の人間が買うものだと思っています。

 

上の『お金持ちの教科書』を読んで、その考えがより強固なものになりました。

 

25年〜35年住宅ローンを組んでしまったら、会社を辞められなくなります。

 

多くの会社は住宅補助を手当として支給しているでしょうが、それと引き換えに社員を奴隷のようにこき使っているでしょう。

 

少なくとも、私が辞めた東証一部上場のIT企業はそうでした。

 

手厚い住宅補助と引き換えに、社員を長時間労働させ、土日の別なく働かせていました。

 

私はこの会社での生活を通じて、家を買ったら終わりだなと感じました。

 

終身雇用、年功序列制度がすでに崩壊している現在において、住宅ローンを組むことはリスクでしかありません。

そんなの、少し考えれば分かることでしょう。

 

会社を当てにして35年の住宅ローンを組んで、10年後に会社が潰れたらどうするのですか?

 

あるいは私のように、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を付けられるパワハラを受けたらどうしますか?

このとき私はボーナスが半分以下になり、年収が300万円を切りました。

 

もしこのときに住宅ローンにボーナス払いを含めていたら、

ボーナスが全額飛ぶか、それでも足りず貯金を切り崩したり、借金をしなくてはならないかもしれません。

 

東証一部上場企業でも、このザマなのです。

会社勤めをするのは、リスクでしかありません。

 

それに加えて住宅ローンを組んでしまったら、地獄を見るのは明らかでしょう。

 

会社を当てにして住宅ローンを組んで、マイホームを購入する人間は、昭和的価値観に捕らわれた人間だと思います。

お金持ちは友達を選ぶ

お金持ちになれる人は、なんとなく友達と付き合う、ということはしない。

自分をより高めることを目的として友達を持つ。

自分を高めることができる友達となると、基本的には自分よりも立場が上の人、あるいは、同レベルであっても自分にはない能力やスキルを持っている人ということになる。

たとえば食事をしたりお茶を飲んだり、同じ1時間を共にするにしても、自分にとって刺激になる人とそうでない人とでは、後々大きな差となって表れる。

自分よりも能力が高く、実績を上げている人は、自分にはない考え方や価値観を持っている可能性が高い。

これをうまく自分のものにすることができれば、自身の成長につながるのである。

同じような思考回路のままでは、成長は望めない。

 

『お金持ちの教科書』 P138〜139より

 

お金持ちは友達を選ぶ。

 

脳にはミラーニューロンという脳内細胞があります。

これは人の動きを真似る働きをします。

「朱に交われば赤くなる」ということわざがありますが、これはミラーニューロンの働きです。

つまり、クソな環境に身を置き、クソな人間と関わり続けると、自分もクソな人間に成り下がるということです。

参考)『脳を活かす仕事術

 

お金持ちは、ミラーニューロンの働きを理解しているのでしょう。

クソな人間と出会ったら本能的に、「あ、これ以上こいつと関わっちゃダメだな」と思うはずです。

 

私も彼らを見習わなくてはなりません。

 

東証一部上場企業とはいえ、仕事を1年近く与えず放置して、最低評価の人事評価を一方的につけるパワハラを平気でしてくる人間が巣くうパワハラ三昧の会社です。

 

私は入社当初からパワハラをたくさん受けましたが、こんなゴミ企業に7年間もしがみついてしまいました。

 

新卒で入社した会社を辞めるのが勿体ない、

ここを辞めたら次が無い、

給料という安定収入を失うのが怖い、

 

こういう誤った思い込みがあったために、私はクソな環境、クソな人間どもらと7年間も関わってしまいました。

 

今後は『お金持ちの教科書』で紹介されている金持ちを見習い、付き合う人間を選んで、クソな人間を容赦なく切ることができるようになりたいです。

お金に執着がありすぎるとお金持ちになれない

投資とは、将来の利益のために、損するかもしれないというリスクを覚悟で、今お金を投じることである。

お金とは不思議なもので、お金に対して執着がありすぎるとお金持ちになれないのだ。

初デートが投資ならば、割り勘君はお金に執着しすぎていて、損するかもしれないというリスクを取ることができないのだ。

たしかにこれでは、投資がうまくいくはずがない。

 

『お金持ちの教科書』 P157より

 

お金に執着がありすぎるとお金持ちになれない。

 

この文章にはたいへん感銘を受けました。

 

私は現在無職で、ブログと家庭教師のアルバイトの収入で生活しています。

ブログの方は始めてまだ半年ほどで、今はほとんど収入が発生していません。

もっぱら家庭教師のアルバイトの収入に頼っている状況です。

 

収入が少ないことに悲観して、私は焦っていました。

 

ブログをもっと頑張らなくてはならない、もっと家庭教師の生徒数を増やさなくてはならない、と。

 

これが大変重荷になっており、つい最近までかなり疲れていました。

 

しかし、著書『減速して生きる: ダウンシフターズ』を読んでから、考えを改めました。

 

食べていくだけの収入が得られればそれで良いのです。

多くのお金を望むのは辛いだけなので、止めるべきです。

 

重要なのは、ホッと楽な気分になれること。

私の場合、「金なんてどうにでもなる」と開き直るくらいがちょうど良いです。

 

幸い、会社員時代に副業で商売をやったおかげで、それなりの貯金があります。

 

私がやることは、この貯金を減らさないことです。

 

つまり、月の収支がマイナスにならないだけの収入が得られれば良いだけです。

こう考えれば、そんなに頑張らなくても、幸せに暮らしていけます。

 

私は著書『となりの億万長者』と『ふつうの億万長者』を読んで、お金を使わない生活を確立しています。

金食い虫の車も手放しました。

 

今かかっている固定費は、実家に入れるお金、国民年金、健康保険料、携帯代(格安SIM 月2,000円)くらいです。

 

これらのお金は、家庭教師のアルバイトの収入で十分まかなえています。

というか、月に2万円くらい黒字になっています。

 

だから、それ以上の収入を望まなくても十分に幸せに暮らせているのです。

 

その身近にある幸せを実感できず、より多くの収入を渇望していたのは、反省しなくてはなりません。

 

上の『お金持ちの教科書』に書かれているとおり、お金に執着がありすぎるとお金持ちになれませんから。

 

大事なのは、足るを知るです。

 

以上、『お金持ちの教科書』(作者:加谷珪一)(CCCメディアハウス)の感想でした。

 

『お金持ちの教科書』には、図解版である『図解 お金持ちの教科書』も出版されています。

『お金持ちの教科書』が気に入ったら、合わせてこちらも読むとよいでしょう。

 

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