『減速して生きる: ダウンシフターズ』(高坂勝 著)(幻冬舎)の書評です。

 

ダウンシフターとは

『減速して生きる: ダウンシフターズ』で登場する、「ダウンシフター」について、本書の内容を引用して紹介します。

「過度な消費主義から抜け出し、もっと余暇を持ち、スケジュールのバランスをとり、もっとゆっくりとしたペースで生活し、子どもともっと多くの時間を過ごし、もっと意義のある仕事をし、彼らのもっとも深い価値観にまさに合った日々を過ごすことを選んでいる」

 

『減速して生きる: ダウンシフターズ』 P16より

 

要するに、なるべくお金を使わない暮らしを実現して、労働時間を減らし、やりたいことをやって人生を充実させよう、

というのが、「ダウンシフター」の狙いとするところでしょう。

 

私も『となりの億万長者』や『ふつうの億万長者』に影響を受けて、お金を使わない暮らしを実現できました。

 

これらの本を読んだおかげで、私は会社を辞めても幸せに生きていけるようになれました。

 

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『減速して生きる: ダウンシフターズ』で刺さった3つの内容

私が『減速して生きる: ダウンシフターズ』を読んで、とくに刺さった内容は、以下の3つです。

<『減速して生きる: ダウンシフターズ』で刺さった3つの内容>

・収入と労働時間に上限を設けてのんびり暮らす生活

・高収入を望まないことでストレスなく商売ができる

・幸せに暮らすにはどのくらいの収入があればよいか。「足るを知る」

 

それぞれについて、説明していきます。

収入と労働時間に上限を設けてのんびり暮らす生活

Tくんは夜しか営業しないスタイルを貫いていました。

彼は会社員時代に人の分まで頑張りすぎてしまう傾向があって、休日を返上し、朝から夜中まで働くことが多かったようです。

そうした傾向を封印すべく、彼は独立を機に、収入と労働時間に上限を設けているようでした。

時に確実に売上が取れる条件を提示されても、むやみに飛びつかず、「いいんだ、今の収入で何の不自由もないのだから」と自分に言い聞かせていました。

 

『減速して生きる: ダウンシフターズ』 P100〜101より

 

「収入と労働時間に上限を設ける」

「今の収入で何の不自由もないのだから」

 

上の『減速して生きる: ダウンシフターズ』の引用文のなかで、この2つの言葉がとくに刺さりました。

 

私は、パワハラ会社を追い出されて、現在は無職です。

 

ブログで生計を立てるべく、こうして毎日記事を書いています。

 

今はまだブログの収入だけでは暮らしていけないので、平行して家庭教師のアルバイトもやっています。

 

早くブログで稼げるようになりたいです。

しかし、それには数年はかかるでしょう。

 

Twitterを見ると、たった半年や1年で数百万円の売り上げを出しているブロガーやアフィリエイターがたくさんいます。

 

彼らの作業量は半端じゃないです。

1日10〜20時間以上パソコンに向き合い、リサーチや記事執筆に心血を注いでいます。

 

このくらいやれば半年〜1年で数百万円の売り上げが出るのだから、私もやればいいのです。

半年〜1年ガマンすれば、高収入を得てラクになれるのですから。

 

しかし、私はやりたくありません。

 

最近は、1日3記事書いていますが、記事を書くと精神が激しく消耗してクタクタになります。

 

ブログで稼ぐためには、稼げる案件を見つけ、リサーチして上位表示を狙う必要があります。

その作業もなぜか激しい拒絶反応が生まれるので、一切やっていません。

 

また、A8やAdSenseなどの売り上げ画面を見ると、精神が激しく消耗します。

毎日見ると嫌になって記事が書けなくなるので、月に1度しか見ていません。

正直、月に1度見るのすらも本当は嫌です。

 

私はブログで月に10万円くらい稼げたら御の字だと思っています。

月に20万円なら、もう最高ですね。

 

私は家庭教師のアルバイトもやっているので、ブログであまり稼げなくても、問題なく生活ができています。

 

というか、ブログより家庭教師のアルバイトのほうが正直楽しいです。

生身の人間と向き合って、将来を担う若者のお役に立てる仕事ができるからです。

 

自宅に引きこもって一日中パソコンに向き合う暮らしをしてたら、だんだんと精神がおかしくなってくる気がします。

Twitterを使ってブロガーと絡めばよいのでしょうが、私は生身の人間と接しているほうが楽しいです。

 

ブログで稼げるようになるには、どうせ数年はかかるのだから、今は家庭教師のアルバイトをやりながら、楽しく慎ましく暮らしていきたいです。

 

最近Twitterで素晴らしいツイートを見つけました。

この項の最後に、そのツイートを紹介します。

 

高収入を望まないことでストレスなく商売ができる

このように一日5人の来店客数目標ならば、大袈裟なマーケティングや販売促進も不必要でしょう。

熟考することも、研究することも、市場調査することも、コンサルティング業者に依頼することも、なんだかマヌケなので、たまTSUKIには不必要です。

自己主張を控えるストレスも不必要。

他者を受け入れる気持ちを大切にしてさえいれば、好き嫌いを表現することをはばかる理由もありません。

 

『減速して生きる: ダウンシフターズ』 P125より

 

「たまTSUKI」とは、『減速して生きる: ダウンシフターズ』の著者の高坂勝氏が経営されているバーです。

 

たまTSUKIは、夜間営業で、一日5人の来店客数目標と、かなりユルい経営目標で運営されています。

 

著者の高坂勝氏の年収は300万円と、『減速して生きる: ダウンシフターズ』に書かれています。

年収300万円で、問題なく豊かに暮らして行けているのです。

 

私も、税引き後の月収が20万円もあれば、充分暮らしていけます。

 

私は実家住まいで、固定費が実家に入れる5万円と、携帯料金1,800円くらいです。

軽自動車1台を所有していますが、家族でシェアしており、維持費がほとんどかかっていません。

 

税引き後の月収20万円なら、月に5万円遊びに使っても、10万円以上貯金ができます。

 

年間120万円、5年で600万円、10年で1,200万円、20年で2,400万円も貯金できます。

 

ブログと家庭教師のアルバイトを続ければ、月収20万円になるのはさほど難しくないでしょう。

 

この状態を20年以上続けられれば、貯金が2,400万円以上になるので、老後の心配はなくなります。

老後は、この貯金と年金で慎ましいながらも幸せな暮らしができそうです。

 

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幸せに暮らすにはどのくらいの収入があればよいか。「足るを知る」

何のためにどのくらいもうけるのか。

ミニマム主義ではその「何か」は「幸せ」です。

幸せに暮らすにはどのくらいの収入があればよいのか、

そのためにはどのくらいの売り上げが必要なのか。

そうやって考えていくとやることがどんどん明確になっていきます。

 

お金はあればあるだけいい。

スピードは速ければ速い方がいい。

小さいより大きい方がいい。

なんてしていたらキリがありません。

幸せの原点は「比べない」「足るを知る」です。

 

『減速して生きる: ダウンシフターズ』 P139より

 

幸せに暮らすにはどのくらいの収入があればよいのか。

幸せの原点は「比べない」「足るを知る」。

 

この言葉に、私はかなり救われました。

 

先ほど私は、ブログで生計を立てることを目標としていると言いました。

 

ブログの運営は、精神的にかなり消耗します。

 

記事を書くのがめちゃくちゃ疲れる、

売り上げがなかなか上がらなくて落ち込む、

アナリティクスのアクセス数を見て消耗する

Twitterで半年〜1年で月収数百万円稼いだとのツイートを見て落ち込む、

一日中パソコンと向き合うと、段々と精神が病んでくる、

人と直に触れ合うことができず人の役に立てている実感が湧かない、

 

などなど。

 

ブログは疲れることの連続です。

 

アフィリエイトやブログは「苦行」だと言い切るアフィリエイターもいます。

 

月収数百万円稼いでいるアフィリエイターやブロガーのツイートを見ても、なんか暗くて楽しそうでありません。

 

ブログやアフィリエイトの売り上げは、グーグルのさじ加減ひとつで簡単に激減します。

 

稼いでいるアフィリエイターやブロガーも、毎日GRCという順位変動調査ツールとにらめっこして、精神をすり減らしているみたいです。

 

ブログやアフィリエイトは、上手く行けば大もうけできますが、あまり楽しい商売ではなさそうです。

 

だから私は、つかず離れずで、ブログと付き合っていこうと思っています。

売り上げに固執せず、自分の思うがまま記事は書き続けようと思います。

 

目標は、月収20万円(税引き後)。

 

家庭教師のアルバイトと合わせてなので、ブログで10万円くらい稼げればOKです。

10万円くらいなら、3年くらい記事を書き続ければなんとかなると思っています。

 

ブログやアフィリエイトは、それ以上は望まないほうが、精神的によさそうです。

 

幸せに暮らすにはどのくらいの収入があればよいのか。

幸せの原点は「比べない」「足るを知る」、です!

 

以上、『減速して生きる: ダウンシフターズ』(高坂勝 著)(幻冬舎)の書評でした。

 

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