『ツレがうつになりまして』(著者:細川貂々)(出版社:幻冬舎文庫)の感想です。

 

『ツレがうつになりまして』(原作本)あらすじ・概要

『ツレがうつになりまして』は、原作者の細川貂々氏の夫(本人はツレと呼ぶ)がうつ病になってからの生活を、漫画形式で綴った実話です。

 

細川貂々氏の夫の職業はコールセンターの業務でしたが、仕事のキツさに耐えかねて、うつ病を発症してしまいました。

 

細川貂々氏の夫がうつ病になった原因は、職場です。

 

『ツレがうつになりまして』では、電車のシーンが登場しますが、うつ病になると人混みが恐ろしくて、電車に乗れなくなるみたいです。

 

天気が悪い日は寝たきりになったり、自殺願望を表明したりと、うつ病になると家族に大いに迷惑をかけます。

 

『ツレがうつになりまして』の作者の細川貂々氏は献身的な方で、夫のうつ病に真摯に向き合ってこられました。

 

『ツレがうつになりまして』で印象的な言葉は、「あとで」です。

これは、以下の3つの心がけをまとめたものです。

あ…あせらない

と…特別扱いしない

で…できることとできないことを区別する

 

うつ病に焦りは禁物です。

焦らずじっくりと、なるべく自然に接するようにして、徐々に治していくしかありません。

頑張らないことが大切なのです。

 

私は、北大大学院を卒業後、東証一部上場のIT企業で7年間働きました。

 

この会社は、パワハラまみれのブラック企業でした。

 

入社してからひたすらパワハラを受け続け、最後は、

仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

それを人事部に訴えたら、逆に圧力をかけられ、会社を追い出されました。

 

この会社は、うつ病で休職する人間で溢れていました。

 

私も長年会社で受けたパワハラのダメージが蓄積していたのでしょうか、

しばらくの間、ウツ状態になって苦しみました。

 

私は病院通いをするほど症状が悪化しませんでしたが、『ツレがうつになりまして』の旦那さんのようになっていたらと思うとゾッとします。

 

『ツレがうつになりまして』のラストを読むと、現在、旦那さんはうつ病患者を卒業しており、病院(精神科)にも通っておらず薬も飲んでいないそうです。

 

現在、旦那さんは「専業主夫」として家事、育児を一手に引き受けているそうです。

 

『ツレがうつになりまして』は、発行部数75万部以上を売り上げた、ベストセラー本です。

反響が大きかったのでしょう。

後述するように、『ツレがうつになりまして』は映画化&ドラマ化されています。

 

下世話なはなしになりますが、『ツレがうつになりまして』がこれだけ売れて、映画化もされて有名になったということは、かなりの印税が入ってきたのではないでしょうか。

 

『ツレがうつになりまして』は、売れている本だけあって、Amazon評価数・レビュー数が300近くもあります。

 

口コミサイトである読書メーターなどでも、『ツレがうつになりまして』のレビューが多数投稿されています。

 

それゆえ、『ツレがうつになりまして』の読書感想文を書いたブログも、ネットに多数存在します。

 

それらを読むと、『ツレがうつになりまして』は面白い、感動した、共感できたなどと、好意的に捉えている方々が圧倒的多数でした。

 

『ツレがうつになりまして』は、うつ病との向き合い方が漫画形式で分かりやすく書かれており、気軽に読めるのが素晴らしいです。

 

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『ツレがうつになりまして』は映画化されている

『ツレがうつになりまして』は、反響が大きかったためか、映画化されています。

 

「スーパーサラリーマン」だったツレがある朝「死にたい」と真顔で言い出した。

うつ病だった。

売れない漫画家の妻(作者)と共に送る闘病生活を描く。

 

『ツレがうつになりまして』の映画のストーリー(あらすじ)です。

 

『ツレがうつになりまして』の映画の出演者を紹介します。

<キャスト>

髙崎晴子 (ハルさん) – 宮﨑あおい

髙崎幹夫 (ツレ) – 堺雅人

髙崎和夫(幹夫の兄) – 津田寛治

栗田保男 – 大杉漣

栗田里子 – 余貴美子

津田部長(ツレの上司)- 田村三郎

小畑(ツレの部下)- 中野裕太

三上隆(顧客)- 梅沢富美男

加茂院長 – 田山涼成

杉浦(患者) – 吹越満

<監督>

佐々部清

 

『ツレがうつになりまして』の映画は、興行収入が8.6億円と、日本映画のなかではかなりの動員数を誇った映画です。

 

『ツレがうつになりまして』の映画に主演された宮﨑あおいさんは、日本アカデミー賞の優秀賞を獲得されています。

 

『ツレがうつになりまして』の映画は、作者の細川貂々氏本人が夫婦で出演されたことでも、話題になっています。

細川貂々氏と、ご主人(ツレ)の望月昭氏は、結婚講座同窓会の場面でカメオ出演されています。

 

また、『ツレがうつになりまして』の映画で、堺雅人さんが身につけていたカンケンバッグというリュックがバカ売れしたりもしました。

 

『ツレがうつになりまして』の映画は、挿入曲もかなり評判が良いです。

映画だけでなく、サウンドトラックも相当売れています。

 

『ツレがうつになりまして』の映画に興味をもたれたら、Amazonで購入してみましょう。

 

 

Blu-ray版はこちらです。

 

 

『ツレがうつになりまして』の映画は、最後の講演の「恐縮だが」のおじさんのエピソードが感動的です。

『ツレがうつになりまして』はドラマ化もされている

『ツレがうつになりまして』は、ドラマ化もされています。

NHKで、全3話がテレビ放送されました。

 

こちらは、女優の藤原紀香さんと、ネプチューンの原田泰造が俳優として登場します。

 

『ツレがうつになりまして』のドラマは、DVDとして発売されています。

 

こちらです。

 

『ツレがうつになりまして』(原作本)で刺さった内容

さて、ここで『ツレがうつになりまして』の原作にはなしを戻します。

 

私が『ツレがうつになりまして』を読んで、とくに刺さった内容を3つほど紹介いたします。

<『ツレがうつになりまして』で刺さった3つの内容>

・うつ病の予兆

・うつ病の辛さ(病的に落ち込む)

・うつ病はトリプトファンを供給して治そう

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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うつ病の予兆

 

うつ病の予兆として、

・眠れなくなる

・食欲がなくなる

があります。

 

私も会社を辞める直前は、夜眠れなかったです。

食欲はありました。

 

仕事がキツくて夜なかなか眠れないかたは、うつ病を疑ったほうがよいのかもしれません。

私もあのときは、間違えなくうつ状態でした。

うつ病の辛さ(病的に落ち込む)

 

うつ病になると、自分を病的に責めて、落ち込むそうです。

 

私も、パワハラをもみ消した人事部に会社を追い出されたあと、会社に裏切られたショックで相当落ち込みました。

 

自分に落ち度があったのではないか、

自分にも悪いところがあったのではないか、

自分は社会の負け犬だとか。

 

こう自分を責めて苦しみました。

 

会社を辞めて半年たった今、自分を責めることはなくなりました。

 

会社がやったことを許す気はありませんが、あの会社はクズだったと割り切ることができています。

 

今はブログで生計を立てるべく、毎日記事を書いています。

一日中パソコンと睨めっこは嫌なので、ブログと平行して家庭教師のアルバイトもやっています。

 

いちおう前向きに生きているつもりです。

会社でパワハラをたくさん受けましたが、どうやら私はうつ病にはなっていないようです。

 

『ツレがうつになりまして』を読めば分かりますが、うつ病になると社会復帰するのが相当難しいです。

 

著書『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由』によると、うつ病を患うと10年以上寝たきりになることもあるそうです。

 

うつ病になると、取り返しのつかないことになりかねません。

 

もしあなたが職場でパワハラやセクハラを受けたり、長時間労働を強制させられているのなら、うつ病になる前に会社から逃げてください。

 

現在は転職市場が売り手市場なので、同じような待遇の会社なんてごまんとあるはずですから。

 

ゴミみたいな会社にしがみつく理由なんて、どこにもありません。

うつ病はトリプトファンを供給して治そう

 

うつ病は、セロトニン不足が原因だと言われています。

 

脳内物質であるセロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンの分泌を調節しています。

 

ドーパミンやノルアドレナリンは、意欲ややる気を高める脳内物質です。

 

セロトニン不足になると、ドーパミンやノルアドレナリンの分泌量が減り、意欲が低下してうつ状態になります。

参考)『甘い物は脳に悪い すぐに成果が出る食の新常識

 

うつ病の症状を回復させるために、セロトニン分泌量を意識的に増やすことが効果的です。

 

セロトニンは、肉・卵・チーズなどに含まれるタンパク質由来のアミノ酸であるトリプトファンが原料です。

 

肉・卵・チーズを多めに摂ることで、セロトニン分泌量を増やすことができると期待できます。

 

私は糖質制限ダイエットをしており、白米・麺類・パン・お菓子など、炭水化物(糖質)をたっぷり含む食品を避けています。

 

代わりに、肉・卵・チーズを腹いっぱい食べています。

 

肉・卵・チーズの1日の摂取量ですが、渡辺信幸氏が提唱するMEC食によると、肉を200グラム、卵3個、チーズ120グラムが目安です。

参考)『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな

 

糖質制限ダイエットをすれば、タンパク質を多めに摂ることができ、かつ痩せられます。

 

私は糖質制限ダイエットを開始して、たった1ヵ月で、体重が69㎏から64㎏(身長173㎝)に減りました。

 

糖質制限ダイエットはうつ病だけでなく、痩せ効果もありますので、興味があればお試しください。

 

糖質制限ダイエットについては、こちらの著書に詳しく書かれています。

参考)『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」

 

以上、『ツレがうつになりまして』(著者:細川貂々)(出版社:幻冬舎文庫)の感想でした。

 

『ツレがうつになりまして』はベストセラー本です。

 

楽天ブックスなどの通販サイトでも、『ツレがうつになりまして』の在庫が多数あります。

 

tsutayaなどの書店にいけば、『ツレがうつになりまして』が必ず売られていることでしょう。

 

ブックオフに行けば、『ツレがうつになりまして』の中古本を入手できる可能性が高いです。

 

ヤフオクなどでも、ブックオフの中古本が多数出品されています。

 

しかし、『ツレがうつになりまして』は、Amazonにて、中古の文庫本が安く買えます。

 

『ツレがうつになりまして』には電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

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