『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』(小山内博 著)(新潮新書 (015))の書評です。

 

『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』で学んだ3つの内容

私が『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』で学んだ3つの内容>

・食後すぐに筋肉労働をすると胃がんになる可能性が高い

・サラリーマンも食後すぐに仕事をすると胃がんなる可能性が高い

・普通に食事していれば必須栄養素とか気にしなくていい

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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食後すぐに筋肉労働をすると胃がんになる可能性が高い

ものを食べると、それを消化吸収するために、血液は胃腸へ集まります。

血液は胃壁の細胞に酸素と栄養を運び、細胞はそれを受け取って消化液を分泌し、消火活動を始めます。

ところが、食べながら、あるいは食べてすぐに筋肉労働をすると、血液は筋肉にも酸素と栄養を運びますから、胃のほうへ回る分を筋肉に横どりされて、大幅に減ってしまいます。

そうなると、胃は少ない血液配分しか得られず、胃壁にへ酸素も栄養も十分に供給されませんから、消化液も十分に分泌されず、消化不良となります。

胃壁の血液循環が不十分になるため、胃壁自体が消化液によって侵されてしまうのです。

極端な場合は、消化性潰瘍となって胃穿孔なども起きることがありますが、毎日の食後の重労働による血液配分の減少のせいで、多少の違和感はあるにしても、出血にまで至らない程度の胃粘膜の損傷がくり返され、その積み重ねが胃がんに結びついたものと思われます。

(中略)

ここで連想されるのが、日本人に胃がんが多い理由です。

欧米諸国に比べて一〇倍近くも胃がん死が多いという事実は、食後すぐに働き始めるという働きバチの習性によるところが大きいと思われるのです。

 

『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』 P20〜22より

 

食後は、消化のために血液が胃に集中します。

 

しかし、食後すぐに筋肉労働をすると、胃に充分な血液が回らなくなります。

 

すると、消化液の力が強くなり、食べものだけでなく胃壁までをも溶かしてしまいます。

消化液は強酸性である塩酸であるので、胃壁は大きなダメージを受けてしまいます。

 

もちろん、一度や二度、食後すぐに筋肉労働をしたからといって、胃が深刻な状態になるわけではないでしょう。

 

私もむかしは、食後すぐに5キロほどランニングをする生活を1年ほどしていましたが、胃のバリウム検査で異常なしです。

 

しかし、食後すぐに筋肉労働をする生活を何年間も続けると、上の引用文にあるとおり、胃が深刻なダメージを受け、胃がんなる可能性が出てきます。

 

歳をとればとるほど、細胞の老化によりガンになる可能性が高くなります。

歳をとれば胃の働きも弱ってくるでしょう。

 

そこに、食後すぐに筋肉労働をする生活をしてしまうと、胃がんなる可能性が増すはずです。

 

だから、食後は安静にしたいものです。

 

といっても、次項で示すとおり、サラリーマンのように食後に強制的につらい労働をやらされる方には、難しい話かもしれません。

サラリーマンも食後すぐに仕事をすると胃がんなる可能性が高い

中間管理職のサラリーマンに多い胃潰瘍や十二指腸潰瘍も、ストレスだけではなく、食後すぐに仕事を始めるという食習慣からきています。

食事のあと、「親が死んでも食休み」でゆっくり休んでいれば、胃は消化液であるペプシンや胃酸を盛んに分泌し、食べたものを分解し、消化吸収できる物質に変えます。

ところが朝でも昼でも、食後すぐに仕事にかかり、何かトラブルが発生したとします。

(中略)

消化の最中にこのような事態が発生すると、一大事です。

胃内には食べ物があって、ペプシンや胃酸が分泌されて消化の真っ最中であるのに、途中で血液が引き上げると、弱った胃壁の細胞が、先に分泌された消化液でいためつけられてしまいます。

食べたものを消化するためのペプシンや胃酸が、胃壁そのものを消化してしまうのです。

胃酸は塩酸ですから、やけどをするくらい強力な酸です。

そうなると、胃壁はただれてついにはその下の血管が現れて出血します。

これが胃潰瘍です。

もっとひどくなると、胃に穴があく胃穿孔となり、出血は他臓器に広がり、緊急事態となります。

十二指腸潰瘍も、ほぼこれと同じような経過をたどってつくられていきます。

ストレスの多い中間管理職に胃潰瘍や十二指腸潰瘍が多いのも、消化の最中にストレスが加わるというタイミングの悪さがたたっているからなのです。

 

『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』 P25〜26より

 

サラリーマンをやると、会社で多くのストレスにさらされます。

 

上の引用文にあるとおり、食後にトラブルが発生して、胃を消化液で痛めつけることになることも多いです。

 

サラリーマンをやると、胃がんなる可能性が高くなるといえます。

 

私も会社勤めをしていたとき、食後に上司に個室に連れ込まれるなど、パワハラを受けたことが何度もありました。

 

私は会社で、仕事を1年近く与えられず放置され、放置した上司から最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

このパワハラを受けていたときは、食後に胃にダメージを与えていたことでしょう。

 

いまのところ、胃に不調があるような感じはしませんが、数年後に胃潰瘍になったりしないことを祈ります。

 

サラリーマンをやっている限り、胃がんになる可能性は避けられないのでしょうね。

普通に食事していれば必須栄養素とか気にしなくていい

日本のような国では、炭水化物、蛋白質、脂肪などの基本的な食物に問題はないし、ふつうに食べていれば栄養上の心配はありません。

ただ、食物は自然から得られたものは必要な栄養素を満たしてくれますが、加工することで失われる成分もあり、加工食品に頼りすぎると問題が生じやすくなります。

ビタミンCをはじめ多くのビタミン類、無機質であるミネラル類はからだの中でつくることのできない成分であり、食物から摂らないと生命にかかわることにもなります。

しかし、それらは地球上に広く分布しており、人間が動物や植物から摂取して健康を維持し続けてきたのですから、とくに偏食をしたり、特殊な条件におかなければ、栄養素のかたちで摂取するほどのことはありません。

 

『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』 P56〜57より

 

私は、こちらの著書に習い、糖質制限ダイエットをやっています。

参考)『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」

 

糖質制限ダイエットでは、白米・麺類・パン・お菓子など、炭水化物(糖質)をたっぷり含む食品を一切食べません。

 

代わりに、肉・卵・チーズ・野菜は食べ放題です。

 

主食である白米を食べないことで、栄養のバランスが崩れていると思われるでしょう。

とくに、炭水化物の摂取量は著しく減りますから。

 

しかし、糖質制限ダイエットの第一人者である江部康二先生は、糖質制限ダイエットで栄養状態が悪くなることはないと仰っています。

 

ブドウ糖は、肝臓での糖新生により賄うことができます。

 

また、脳や心臓は、ブドウ糖以外にもケトン体をエネルギー源とすることができます。

ケトン体は、中性脂肪(腹のぜい肉など)と、肉や卵などに含まれるタンパク質由来のアミノ酸を肝臓で合成してつくられます。

 

ビタミン類やミネラル類は、肉・卵・チーズ・野菜からでも、充分に摂取できます。

 

白米を抜いても全く問題ないのです。

 

糖質制限ダイエットをすれば、簡単に痩せられます。

私は糖質制限ダイエットを開始して、たった1ヵ月で、体重が69㎏から64㎏(身長173㎝)に減りました。

 

糖質制限ダイエットは、肉・卵・チーズ・野菜が食べ放題なので、ストレスが少ないのが特徴です。

 

健康的に痩せたいのなら、ぜひ糖質制限ダイエットをやってみましょう。

 

以上、『生活習慣病に克つ新常識: まずは朝食を抜く!』(小山内博 著)(新潮新書 (015))の書評でした。

 

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