『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。現代病を治す糖質制限食』(宮本輝 、江部康二 著)(東洋経済新報社)の書評です。

 

『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』で学んだ3つの内容

私が『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』で学んだ3つの内容>

・糖質制限ダイエットし始めは体調が悪くなるかも

・会社の健康診断では糖尿病の早期発見はできない

・インスリンの過剰分泌がガンの原因である

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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糖質制限ダイエットし始めは体調が悪くなるかも

江部:糖質制限食を始めた初期の段階で、私の場合、便通が不安定になりました。便秘になったり下痢をしたり。これが整って安定するまで二、三ヶ月かかりましたね。

宮本:僕の場合、糖質制限食を始めて、身体がびっくりするというのかな、身体が戸惑っているという感じのする時期が三ヶ月くらいありました。

江部:私もそのくらいありましたね。

宮本:こうしたことは、おそらく、どれだけ生きてきたかという年月の長さにもよるんでしょうね。僕はもともとそんなにご飯を食べたいというほうでもなかったのですが、それでも六〇年以上、炭水化物を食べて生きてきているわけでしょう。それが急に糖質が入ってこなくなると、どうしてだ、と身体が驚いたのかもしれない。炭水化物を食べる習慣が長いほど、こうした戸惑いはあると思うんです。

 

『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』 P41〜42より

 

糖質制限ダイエットをすると、最初は体調が悪くなるみたいです。

 

私の場合、お菓子が欲しくて欲しくてキツかったですね。

 

食後に必ずといってよいほど、ポテトチップスなどのジャンクフードを食べていました。

 

脳がそれを習慣としてインプットしているのか、食後のおやつがなくなったことが非常に辛かったです。

 

私は糖質制限ダイエットを開始して、約1ヵ月ほどです。

1ヵ月経過したいまは、食後のおやつ抜きにだいぶ慣れました。

 

私はまだ30代半ばと若いので、1ヵ月程度で糖質制限ダイエットに慣れることができました。

 

しかし、40代や50代と、白米・麺類・パン・お菓子をたくさん食べ続けてきた人は、糖質制限ダイエットを開始したてはキツいかもしれませんね。

 

それでも、糖質制限ダイエットをすれば、確実に痩せられますので絶対に続けましょう。

 

私は糖質制限ダイエットを開始して、たった1ヵ月で、体重が69㎏から64㎏(身長173㎝)に落ちましたので。

会社の健康診断では糖尿病の早期発見はできない

糖尿病は発見が遅れやすい点が恐ろしく、会社などで行う集団の検診では、糖尿病の初期段階のものはほとんど発見できない。

集団検診の場合、検診の朝には空腹の状態であることを求められる。

これは短時間で効率よく検査を行うという都合のためで、集団の検診では胃の検査なども行うから、どうしても胃が空っぽでなければ具合が悪くなる。

ところが、空腹時に血液を採って血糖値を調べても、空腹時血糖値しかわからず、食後血糖値はわからない。

空腹時血糖が高いことで発見できるのは、もうすでにかなり進んでしまった糖尿病だけであり、初期の糖尿病、あるいはその前段階で発見するには、食後血糖値を調べる必要があるが、検診ではそれを行っていないことになる。

糖尿病のことを考えると、それがなるべく進んでいない段階で発見するのが望ましいのは言うまでもないが、会社などで健康診断を受けていても、糖尿病の早期発見にはあまり役立っていないのが実情だ。

 

『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』 P58〜59より

 

会社の健康診断では、糖尿病の早期発見は難しいみたいです。

 

理由は、会社の健康診断では、空腹時血糖値しか測定しないところにあります。

 

本来、糖尿病の測定には、食後血糖値を測定するのが望ましいそうです。

 

空腹時血糖値が高い状態は、すでに糖尿がかなり進行してしまっている恐れがあります。

 

空腹時血糖値が110〜126未満だと、ブドウ糖負荷試験が行われ、そこで「境界型」か「糖尿病」かを診断されます。

 

境界型だと、糖質制限ダイエットをすることで、腎臓の機能を回復させられます。

つまり、腎臓のランゲルハンス島のβ細胞から、インスリンが正常に分泌されるようになるのです。

参考)『糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい

 

しかし、糖尿病と診断されたら、もうアウトです。

腎臓からインスリンが正常に分泌されることは、二度とありません。

 

糖尿病になったら、一生その病気と付き合うハメになります。

 

糖尿病が恐ろしいのは合併症です。

 

糖尿病になると高血糖状態が維持され血液がドロドロになり、末端まで血液が行き届かなくなります。

 

その結果、脚の切断、失明、腎不全により人工透析になる危険性があります。

 

ここまできたら、日常生活を普通に送ることすら難しくなります。

 

こんな惨めな思いをすることないよう、今からでも糖質制限ダイエットを始めましょうね。

 

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インスリンの過剰分泌がガンの原因である

では、なぜ肥満ががんにつながるのか、ということなんですが、これはインスリンの過剰分泌が大きな要因になっています。

インスリンそのものが細胞成長因子なんです。

がん細胞というのは毎日五〇〇〇個くらい発生しては、それを免疫細胞がやっつけるというのを繰り返しているわけです。

ところが、インスリンが大量に出ているとがん細胞の増殖を異常に促進してしまうんですよ。

ですから、インスリンの過剰分泌は肥満を起こすだけでなく、がん化した細胞を増やして、がんを巨大に育ててしまうわけです。

ですから、肥満ががんを引き起こす大きな要因として、インスリンの過剰分泌があることは間違いないんですね。

宮本:そうすると、精製された糖質を日常的に食っている現代人は、常にがん発症の危機にさらされているわけですね。

江部:そうです。だから、現代社会ではこんなに文明国型のがんが増えているんです。

 

『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』 P177〜178より

 

白米・麺類・パン・お菓子など、炭水化物(ブドウ糖)をたっぷり含む食品を摂ると、血糖値がドンッと上昇します。

 

高血糖状態は動脈硬化や心不全、脳卒中になる危険性があります。

参考)『「糖質オフ!」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる

 

そこで身体は、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞からインスリンを分泌して、血糖値を下げます。

 

インスリンが分泌されると、血中のブドウ糖が脂肪細胞に格納され、肥満の原因となります。

インスリンは別名、肥満ホルモンと呼ばれるゆえんです。

 

白米・麺類・パン・お菓子など、炭水化物(糖質)をたっぷり含む食品を摂れば、インスリンがドバッと分泌されます。

 

また、肥満になるとインスリン抵抗性状態になり、インスリンが効きづらくなります。

血糖値が下がりにくくなるため、身体からインスリンが必要以上に分泌されるようになります。

 

こうして、白米・麺類・パン・お菓子などを食べ続け、肥満になると、インスリンが過剰分泌され続けます。

 

『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。』の上の引用文にあるとおり、インスリンの過剰分泌はガンの原因にもなるそうです。

 

白米・麺類・パン・お菓子などを食べ続け、肥満になると、ガンになる可能性が増すのです。

 

また、ガンはブドウ糖を唯一の栄養源とするため、白米・麺類・パン・お菓子などを食べ続けることで、がん細胞の増殖を促進させてしまいます。

参考)『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません

 

このように、炭水化物は毒でしかないのです。

 

ガンを予防するためにも、糖質制限ダイエットをしましょう。

ガンになったら取り返しの付かないことになりますから。

 

以上、『我ら糖尿人、元気なのには理由がある。現代病を治す糖質制限食』(宮本輝 、江部康二 著)(東洋経済新報社)の書評でした。

 

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