『脳がよみがえる断食力』(山田豊文 著)(青春新書INTELLIGENCE)の感想です。

 

『脳がよみがえる断食力』で学んだ3つの内容

私が『脳がよみがえる断食力』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『脳がよみがえる断食力』で学んだ3つの内容>

・断食をすると視力が回復する

・タンパク質の過剰摂取は骨を溶かす

・牛乳は骨を丈夫にしないどころか骨を溶かすことに

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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断食をすると視力が回復する

断食をおこなうと、脂肪が落ちる。

その際、細胞のまわりに貼りついている脂肪も落ちるのだが、この細胞まわりの脂肪が、じつはクセモノなのだ。

神経の情報伝達は細胞上を電気が流れることによっておこなわれる。

その伝達を妨げるのが、細胞まわりの余分な脂肪なのである。

つまり、断食によって細胞まわりの脂肪を落とせば、情報伝達がすばやくなり、その結果として、動体視力がよくなるというわけだ。

 

『脳がよみがえる断食力』 P19より

 

まず、細胞のまわりに付いた脂肪の発生源について。

これは、炭水化物が原因です。

 

白米・麺類・パン・お菓子などには、炭水化物がたっぷりと含まれています。

炭水化物を摂取すると、体内でブドウ糖に分解され、血中に放出され血糖値を上げます。

 

血糖値が高い状態は、動脈硬化を引き起こす原因となり危険なので、

膵臓のランゲルハンス島のβ細胞からインスリンが分泌されます。

 

インスリンにより、ブドウ糖が脂肪細胞に吸収されます。

これが、細胞のまわりに付いた脂肪です。

 

つまり、炭水化物が肥満の原因になるのです。

 

肥満になると、インスリンが効きづらくなります。

これを、インスリン抵抗性といいます。

参考)『小麦は食べるな!

 

太ってインスリン抵抗性が生まれると、身体は必要以上にインスリンを分泌するようになります。

すい臓で分泌できるインスリンの量には限りがあります。

すい臓が疲弊してインスリンが分泌されなくなった状態が、糖尿病です。

 

話がそれましたが、細胞のまわりに付いた脂肪は、炭水化物の摂りすぎが原因です。

 

そして、脂肪細胞にブドウ糖がたくさん蓄えられると、脳の神経の伝達が妨げられます。

これが、動体視力が衰える原因の一つになるそうです。

 

動体視力を回復させる方法として、著者の山田豊文先生は断食を推奨しています。

断食をすれば、ケトン体回路が働いて、中性脂肪の分解が進み、細胞のまわりに付いた脂肪が減ります。

参考)『2週間で効果がでる!白澤式ケトン食事法

 

しかし、なにも断食までしなくても、糖質制限ダイエットをすれば、中性脂肪を減らすことは可能です。

 

糖質制限ダイエットでは、炭水化物を絶ち、1日に摂取する糖質量を60g程度に抑えます。

これにより、身体はケトン体を積極的に活用するようになり、中性脂肪がどんどん分解されていきます。

参考)『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」

 

糖質制限ダイエットでは、肉・卵・チーズ・野菜が食べ放題なので、断食よりラクです。

 

断食にはデトックス効果があり、糖質制限ダイエットより優れているでしょうが、一般の方にはなかなかお勧めできないでしょう。

 

なので、痩せたい人、視力を回復させたい人は、まずは糖質制限ダイエットから始めてみませんか?

 

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タンパク質の過剰摂取は骨を溶かす

筋肉や骨、またホルモンや酵素の材料になったり、エネルギーが不足した際には、エネルギー源にもなるタンパク質だが、その一方で”問題児”にもなる。

過剰摂取による弊害がさかんに指摘されているのである。

その代表的なものが、肝臓と腎臓への負担だ。

窒素を含んでいるタンパク質は、代謝のプロセスでアンモニアを発生させる。

アンモニアは毒性が強いため、肝臓はこれを毒性の低い尿素に変える。

働き者の肝臓にとっても大きな負担である。

尿素は血液に入って腎臓に送られ、ろ過されて排泄されるわけだが、このろ過作業が腎臓に負担をかけるのだ。

(中略)

もう一つの問題は、肉をたくさん食べると、血液が酸性に傾いてしまうことだ。

そうなると、体は血液を中和するように働くのである。

このとき体はどうするか?

じつは、骨や歯のカルシウム(アルカリ性)を溶かして、血液中に送り込むのである。

これは「脱灰」と呼ばれる。

 

『脳がよみがえる断食力』 P40〜41より

 

タンパク質は体内でアミノ酸に分解されます。

 

アミノ酸は酸性です。

対して、身体はアルカリ性を維持するようにできています。

 

肉・卵・チーズの食べ過ぎで身体が酸性に傾くと、身体は骨を溶かしてアルカリ性を維持するよう働くそうです。

 

肉・卵・チーズには、食物繊維が含まれていません。

これらを食べ過ぎると、腸内で腐敗してアンモニアを発生させ、血液を汚し、臓器にダメージを与えます。

 

糖質制限ダイエットでは、肉・卵・チーズをたくさん食べることが推奨されていますが、合わせて野菜食べて食物繊維を摂取するようにしたいです。

 

では、肉・卵・チーズは、1日にどのくらいまで摂取してよいのでしょうか。

 

日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』で提唱されているMEC食では、肉200グラム、卵3個、チーズ120グラムが、「毎日の必要最低量」としています。

 

これだけ食べれば、もうお腹いっぱいですね。

そして、このくらい食べても、タンパク質の過剰摂取にはならないみたいです。

 

糖質制限ダイエットをするなら、MEC食では肉・卵・チーズは食べ放題だといえます。

 

繰り返しますが、これらの食品には食物繊維が含まれていません。

肉・卵・チーズは宿便の原因になり、血液を汚して臓器にダメージを与えるおそれがあります。

 

糖質制限ダイエットをする際には、野菜も食べて食物繊維を意識的に摂るようにしてください。

 

野菜を食べるのが面倒なかたは、食物繊維である難消化性デキストリンを摂取するのもありだと思います。

 

牛乳は骨を丈夫にしないどころか骨を溶かすことに

「カルシウム=牛乳」信仰はもう古い!?

(中略)

乳留意に含まれる成分、乳糖を分解する酵素はラクターゼと呼ばれるものだが、日本人はある一定の時期を除いて、このラクターゼがほとんど働かないのだ。

ラクターゼが働く例外的な時期とは、赤ん坊の時期である。

(中略)

成人になってもラクターゼを持っているのは北欧系の人に限られる。

日本人などのアジア人系人種、アフリカ系の人はラクターゼが働かないので、いくら牛乳を飲んでも、カルシウムは吸収されず、ムダに排泄されていくばかりなのだ。

(中略)

タンパク質を多く含む牛乳は、体内で酸を生じやすい。

ガブガブ牛乳を飲めば、体が酸性に傾き、前述した「脱灰」という現象が過剰に起こる。

骨や歯のカルシウムが血液中に溶け出しやすくなるわけだ。

骨が脆くなるのは当然である。

 

『脳がよみがえる断食力』 P43〜45より

 

牛乳にもタンパク質がたくさん含まれています。

牛乳はチーズの元ですから、当然ですね。

 

牛乳を飲みすぎても、体内は酸性に傾きます。

身体はアルカリ性を維持するよう働いています。

 

牛乳を飲みすぎて体内が酸性に傾くと、身体は骨を溶かしてアルカリ性を維持するよう働きます。

 

牛乳を飲むと、骨を丈夫にするどころか、骨を脆くしてしまうのです。

 

牛乳は糖質もたくさん含まれており、糖質制限ダイエットではオススメされていません。

 

牛乳は、飲まなくてもまったく問題ないので、飲まないようにしたいです。

 

以上、『脳がよみがえる断食力』(山田豊文 著)(青春新書INTELLIGENCE)の感想でした。

 

『脳がよみがえる断食力』には、図解版である『【図解】脳がよみがえる断食力』もあります。

活字が苦手な方は、こちらを読むとよいでしょう。

 

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