『朝食抜き!ときどき断食! 』(渡辺正 著)(講談社+α新書)の書評です。

 

『朝食抜き!ときどき断食! 』で学んだ3つの内容

私が『朝食抜き!ときどき断食! 』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『朝食抜き!ときどき断食! 』で学んだ3つの内容>

・朝起きて食欲がないのは当たり前であるメカニズム

・朝食で自律神経が乱れ臓器にダメージを与える

・朝食を摂ると宿便が溜まり老化・多種の病気の原因に

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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朝起きて食欲がないのは当たり前であるメカニズム

代謝のしくみから考えると、前日の夕食でとった食べ物は、眠っている間に消化吸収されていきます。

たんぱく質は細胞や筋肉に、糖質はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に、そして脂質は脂肪細胞へと蓄えられます。

もちろん、蓄えるといっても限度がありますから、体の各所に収容できなくなった余分な栄養素は、脂肪になってしまいます。

夕食を食べすぎると、体内に予備エネルギーとしての脂肪を増やすことになり、それが肥満の原因となってしまいます。

体はこうしたメカニズムになっているわけですから、前日に普通に夕食をとっていれば、エネルギー不足どことか、体にはエネルギーが満ちあふれていることになります。

朝起きて、「食欲がない」というと、不健康に思われがちですが、じつは「朝食が食べられない」という反応は当たり前。

体が正常である証拠なのです。

人間がまず起きてすること、それは余分な脂肪や体内に蓄えられた栄養素を消費することです。

栄養素が充分足りている状態なのに、そのうえ朝食を食べたら栄養過多になってしまいます。

 

『朝食抜き!ときどき断食! 』 P21〜22より

 

夕食を摂ると、18時間は食事を摂らないほうがよいと言われています。

胃や腸を休ませて、各臓器の回復に回すことができるからです。

 

消化と吸収は、ものすごくエネルギーを使います。

1日3食は、フルマラソンに匹敵するほどの消化吸収エネルギーを要するそうです。

参考)『できる男は超少食 空腹こそ活力の源!

 

朝食を摂ると、消化吸収にエネルギーを取られ、臓器の回復に回すことができなくなります。

結果、ダメージを受けた臓器の回復が追いつかず、病気の原因となってしまいます。

 

朝食は摂らないほうがよいのです。

昼食と夕食の1日2食で、人は問題なく生きていけます。

 

上の引用文に書かれているとおり、朝は、夕食で得た栄養素をエネルギーとして活動できます。

朝は食欲がないのは、栄養が足りているからです。

 

朝食を食べないと何かフラフラする気がするのは、低血糖状態になっているからです。

それは、白米・麺類・パン・お菓子の食べ過ぎでしょう。

 

これらの食品には糖質(→体内でブドウ糖に分解される)が大量に含まれており、脳を喜ばせます。

糖質を摂取すると、脳から快楽物質であるエンドルフィンやドーパミンなどが分泌されます。

参考)『断糖のすすめ

 

朝は筋肉や肝臓に蓄えたグリコーゲンを使い果たした状態で、脳がブドウ糖を欲しがります。

脳が快楽物質を求めておかしくなっているのです。

 

また、体内では、グリコーゲンを使い果たしてしまい、ブドウ糖が不足して低血糖状態になっています。

 

しかし、身体はブドウ糖がなくても、糖新生により脂肪由来のグリセロールから、ブドウ糖を合成できます。

 

また身体は、筋肉や鶏肉などに含まれているタンパク質と、中性脂肪にある脂肪酸とを肝臓でケトン体に合成し、それをエネルギー源とすることもできます。

参考)『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」

 

ケトン体はブドウ糖よりもエネルギーが大きく、実は身体がメインに活用している物質です。

 

つまり、身体は炭水化物を摂取しなくても生きていけるのです。

 

朝に低血糖状態になってフラフラ感がある人は、中性脂肪(腹のぜい肉など)をうまく活用できていません。

 

そのフラフラ感を我慢すれば、しばらくすると身体がケトン体を利用するようになります。

身体が中性脂肪を上手く利用できるようになるからです。

こうなれば、朝食を摂らなくてもフラフラすることはなくなるはずです。

 

私も朝食を食べずにブログ記事をひたすら書いていますが、全くなんともありません。

 

身体が中性脂肪を上手く利用できるようになると、確実に痩せます。

参考)『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」

 

私は糖質制限ダイエットを開始して、たった1カ月で体重が69㎏から65㎏(身長173㎝)に減りました。

体重が急激に減りましたが、至って健康です。

 

朝食抜き、糖質制限ダイエットはオススメですよ。

朝食で自律神経が乱れ臓器にダメージを与える

朝食で自律神経が乱れる

(中略)

自律神経とは、人間の意思に関係なく内臓の働きを支配している神経で、交感神経と副交感神経に分けられます。

交感神経は、活動する際に活発に働く神経で、反対に副交感神経は体を休めようとするときに働く神経です。

人間の体は、このふたつの神経によって、活動的になったり、休憩をとったりして、バランスをとっているのです。

朝は眠りから目覚め、活動を開始しようという時間ですから、交感神経が働きます。

(中略)

ところが、こうしてやる気になった体に水を差すものがあります。

それが朝食なのです。

仕事や勉強に向けて交感神経が高まっていくなか、食事をとってしまうと、緊張は一気に緩みます。

なぜかというと、食事に関係する神経は、交感神経とは対照的な、副交感神経だからです。

副交感神経が働くと、鼓動は緩やかになり、血圧は下がり、瞳孔は小さくなって、体は休養へと向かいます。

よく、食事のあとに眠くなることがありますが、これは副交感神経の働きによるものなのです。

(中略)

当然、交感神経と副交感神経に乱れが生じ、その結果、胃腸を中心にさまざまな臓器に負担をかけることになります。

 

『朝食抜き!ときどき断食! 』 P30〜32より

 

交感神経が優位になると、身体の活動が活発になり、消化吸収にエネルギーが回りません。

副交感神経が優位になると、身体が休息に向かい、消化吸収にエネルギーが回されるようになります。

 

朝は交感神経優位な状態ですので、胃や腸は休憩中です。

なのに、朝食を摂ってしまうと、休憩中の胃や腸を無理やり働かせることになります。

胃や腸に負担がかかっているのは明らかですね。

 

このように、自律神経のメカニズムから言っても、朝食は摂らないほうがよいのです。

 

朝食を食べないほうが、活動的になれるのです。

朝食を摂ると宿便が溜まり老化・多種の病気の原因に

午前中に行うべきことは排泄で、朝食による栄養補給は、かえって体にダメージを与えます。

体は排泄に向かっているのに、新たに食べ物が入ってくることで、エネルギーは消化吸収に分断されてしまうのです。

すると、充分に排泄できなくなり、腸内にはどんどんかすが蓄積します。

このかすを「宿便」と言います。

じつは、この宿便が万病のもと。曲者なのです。

腸壁に宿便がたまると、腸内環境はどんどん悪くなります。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は減少し、かわりに大腸菌やブドウ状球菌などの悪玉菌が増殖を始めます。

腐敗して悪臭を放つ便は、悪玉菌にとって最高の住みかです。

そして、悪玉菌が増えれば増えるほど、腸の働きは鈍り、さらに宿便がたまるという悪循環を繰り返すことになります。

腸内環境が悪いと、腸壁に網の目のように広がる毛細血管は有害物質を取り込み、体内をめぐります。

これが「自家中毒」の始まりで、こうなると腸内からは、善玉菌がほとんどいなくなってしまいます。

つまり大腸が有害物質の拠点となり、ここを中心に毒素が体内をめぐりますから、老化はもちろん、さまざまな病気を発病する危険性まで出てきます。

すべての病気が腸のコンディションに起因するといっても過言ではありません。

 

『朝食抜き!ときどき断食! 』 P46〜47より

 

午前中は、排泄の時間帯です。

 

そこで朝食を摂ってしまうと、排泄にエネルギーを回すことができず、便が出ずらくなります。

結果、宿便をため込む原因となってしまいます。

 

宿便は、身体にとってものすごく有毒です。

 

上の『朝食抜き!ときどき断食! 』の引用文に書かれているとおり、宿便は腸の悪玉菌の住みかとなります。

 

悪玉菌は腸の蠕動運動を阻害して、便秘の原因となります。

 

宿便は、肉や卵やチーズなどを摂取してできるアミノ酸由来のアンモニアなどの有毒物質を、体内に吸収させる働きもあります。

宿便をため込むと、血液が汚れるのです。

血液が汚れると、身体のさまざまな臓器にダメージを与えます。

こうして、宿便がさまざまな病気の原因となるのです。

 

また、善玉菌が減ることで免疫力が下がり、アレルギーの原因にもなります。

 

私は春になるとアレルギー性鼻炎が酷くなりますが、腸の善玉菌が不足していることも原因の一つなのでしょう。

 

なお、宿便の有毒さと、便通を促す方法については、下記の記事を参考にしてください。

参考)『長生きしたければ朝食は抜きなさい

 

以上から、朝食は有毒でしかありません。

朝食は摂らないほうがよいでしょう。

 

朝食を抜くと、最初はフラフラした感じがあるかもしれませんが、時期になんともなくなります。

 

朝食を抜いても死なないし、むしろ朝食を抜いたほうが明らかに身体の調子がよくなりますよ。

 

以上、『朝食抜き!ときどき断食! 』(渡辺正 著)(講談社+α新書)の書評でした。

 

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