『1日3食をやめなさい!』(内海聡 著)(あさ出版)の書評です。

 

『1日3食をやめなさい!』の要約

『1日3食をやめなさい!』とは、Tokyo DD Clinic院長で、NPO法人薬害研究センター理事長でもある内海聡先生が書かれた本です。

 

我々は、義務教育やマスコミにより、1日3食を摂ることが健康であるために重要であると洗脳されています。

 

しかし、ドイツでは「一日三食の内二食は自分のため一食は医者のため」ということわざがあります。

 

1日3食は、医者や製薬会社を儲けさせるためにあるのです。

 

『1日3食をやめなさい!』でも、1日3食は老化を促進し、さまざまな病気を引き起こしていると書かれています。

 

しかも、白米やパンなど、精製された炭水化物は、栄養がスカスカの食材です。

1日3食摂れば、普通にカロリーオーバーとなりますが、カロリー的には「食べ過ぎ」なのに栄養は足りていないのです。

私たちは「重大な栄養失調」に蝕まれつつあると言えます。

 

だから、「1日3食」をやめてみる。

そのうえで、どんな食品をを身体に入れるべきかを考える。

 

飽食の現代に必要な、健康で長生きするために知っておきたい「食べ物」の話が、『1日3食をやめなさい!』にまとめられています。

 

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『1日3食をやめなさい!』で学んだ3つの内容

私が『1日3食をやめなさい!』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『1日3食をやめなさい!』で学んだ3つの内容>

・コレステロールそれ自体は問題なし。糖化すると動脈硬化になる

・直接糖と間接糖。直接糖がとくにヤバい

・日本の野菜は世界で一番危険

 

それぞれについて、説明していきます。

コレステロールそれ自体は問題なし。糖化すると動脈硬化になる

これらの主な原因は一般的には高血圧とされていますが、ある研究では「血圧が高かろうと低かろうと、脳梗塞や心筋梗塞の発症率に変化はない」と結論づけられています。

つまり、脳梗塞、心筋梗塞と血圧は関係ないということ。

(中略)

加えて、高血圧の原因の一つとされるコレステロールにも罪はありません。

健康を意識する人の間では、ずいぶんと目の敵にされているようですが、コレステロールそのものは、体に必要不可欠な物質です。

重要なホルモン生成に関わったり、血液中で栄養素の運搬系になったりしているからです。

実際にコレステロール値が、少し高めのほうが長寿であるというデータもあります。

では、動脈硬化の本当の原因は何かというと、糖質なのです。

(中略)

糖がコレステロールと結びつくと問題なのです。

コレステロールは本来であれば、栄養素の運搬系として血管のなかをスムーズに流れていかなくてはなりません。

ところが、糖はコレステロールにまとわりつき、まるで接着剤のようにコレステロールと一緒に、ベタベタと血管の壁に貼りつきます。

このような、糖まみれのコレステロールが血管に蓄積された状態が、詰まりやすくて危険な粥状動脈硬化です。

これが心筋梗塞、脳梗塞の危険を高めるわけですから、もとを正せば高血圧やコレステロールではなく糖質が一番の原因といえるのです。

 

『1日3食をやめなさい!』 P56〜58より

 

コレステロールは、それ単体では有益な物質であります。

 

しかし、コレステロールが糖とくっつく(糖化)と、動脈硬化の原因となります。

 

白米・麺類・パン・お菓子など、糖質をたっぷり含む食品を食べると、血糖値が高い状態になります。

血液中に糖(ブドウ糖)が豊富に含まれているため、コレステロールと糖化しやすくなります。

 

血糖値が高い状態なのも、動脈硬化の原因となります。

さらに、コレステロールと糖化することで、動脈硬化を促進させてしまいます。

また、糖は血液中に含まれる赤血球とも糖化するため、さらに動脈硬化になりやすくなります。

 

肉や卵を食べてコレステロールをたくさん摂取しても、それ自体はあまり問題ありません。

コレステロールは、ただ血液中を流れるだけです。

むしろ、コレステロールは栄養素の運搬系となったり、人体の重要なホルモン生成に関わったりなど、有益な物質なのです。

 

あくまでもマズいのが、白米・麺類・パン・お菓子など、糖質をたっぷり含む食品を食べることです。

炭水化物(=糖質+食物繊維)の摂りすぎには気をつけましょう。

 

とくに飲み会での〆のラーメンは、もう最悪です。

ビールで糖質をたっぷり摂ったあとに、麺とコレステロールのダブルコンボで、動脈硬化などの生活習慣病へまっしぐらですから。

直接糖と間接糖。直接糖がとくにヤバい

「自然な形の糖」とは食べ物のなかに、さまざまな栄養素と一緒に含まれている糖質のこと。

私はこれを、「間接糖」と呼んでいます。

一方「不自然な形の糖」とは、食べ物を精製して生まれた、ただの糖のカタマリになっているもの。

私はこれを「直接糖」と呼んでいます。

砂糖や精製された白い米や白い小麦といった「白い炭水化物」は、いずれも直接糖。

(中略)

これらの直接糖をとることは、はっきり言って体には有害でしかありません。

直接糖こそが、「とってはいけない糖質」なのです。

(中略)

直接糖は、血糖値を急激に上昇させます。

そこで膵臓はどんどんインスリンを作って分泌します。

これを「インスリンスパイク」と呼びます。

このインスリンスパイクが起こると、急激に上がった血糖値が、今度は急激に下がるという「血糖値の乱高下」が起こるのですが、これがいけません。

(中略)

また直接糖によって結果的に血糖値の乱高下が起こると、ほかの臓器で分泌されるホルモンの働きまでおかしくなります。

その代表は、副腎コルチコイド(ステロイドホルモン)です。

これは免疫に関係するホルモンですが、同時に血糖値の上げ下げにも関わっています。

したがって、直接糖によって急激に血糖値が上がると、副腎は余計に働かざるをえず、どんどん疲れ、次第に正常な働きができなくなっていきます。

さらに、血糖値が急上昇して副腎コルチコイドがドバドバ分泌される状態が続くと、副腎コルチコイドの重要な機能である免疫にまで支障があらわれます。

適切なときに適量が分泌されることで、ホルモンは正常に働くものだからです。

 

『1日3食をやめなさい!』 P60〜64より

 

糖には、精製されていない炭水化物である間接糖と、白米や小麦のように精製された炭水化物である直接糖があります。

 

マズいのは、直接糖です。

 

直接糖を摂取すると、血糖値がドンッと上がってしまいます。

これを、「グルコース・スパイク」または「ブドウ糖ミニスパイク」といいます。

参考)『主食をやめると健康になる

 

血糖値がドンッと上がると、急激に上がった血糖値を下げるために、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から、インスリンが大量に分泌されます。

これを「インスリンスパイク」といいます。

 

インスリンが大量に分泌されると、今度は血糖値がガクッと下がります。

下がった血糖値を上げるために、副腎からアドレナリンやコルチゾール、膵臓のランゲルハンス島のα細胞からグルカゴンが分泌されます。

 

直接糖を摂取して、グルコース・スパイクとインスリンスパイクを繰り返すと、膵臓や副腎が疲弊してきます。

 

膵臓が疲弊してインスリンが分泌されなくなると、糖尿病になります。

 

副腎から分泌されるコルチゾールは、ステロイド剤の材料です。

つまり、コルチゾールはアレルギーに有効な物質なのです。

 

副腎が疲弊してコルチゾールの分泌量が減ると、アレルギーになりやすくなります。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎に悩まされている人は、直接糖の摂りすぎで副腎疲労を起こしている可能性があります。

 

膵臓が疲弊してインスリンが分泌されなくなると、二度と元には戻れません。

対して、副腎疲労は回復可能です。

 

だから、白米・麺類・パン・お菓子など直接糖の摂取を止めましょう。

糖質制限ダイエットをして、身体を労るようにしたほうがよいです。

日本の野菜は世界で一番危険

日本の野菜は世界で一番危険

(中略)

というのも、じつは、日本の農薬使用量は世界トップレベルだからです。

たとえば、ある毒性の強いネオニコチノイド系農薬のリンゴに対する日本の使用基準は、アメリカに比べて2倍、EUと比べると2.5倍にもなります。

茶葉に至っては、EUに比べてなんと300倍もの使用基準が設けられています。

そもそもネオニコチノイド系の農薬は毒性が強く、使用を禁止している国もあります。

それを使うことが許されている国のなかでも、日本の使用基準だけが以上に高い。

「日本の野菜は安全」という思い込みは、とんだカンチガイだということです。

参考までに、日本でもっともよく使われている農薬は、グリホサート系、ネオニコチノイド系、有機リン系の3種類です。

グリホサート系は、草が育つのに必要なアミノ酸生成を止めて、枯らせる農薬です。

すでに例に挙げたネオニコチノイド系は、脳に作用して神経を興奮させ続けることで、虫を殺す農薬です。

有機リン系は、神経系、呼吸器系に作用して虫を殺す農薬です。

同じ分類には、言わずと知れた神経ガスのサリンがあります。

害虫とされる虫を殺したり、邪魔な草を枯らせたりする農薬が、猛毒であるのは当たり前なのですが、こうして改めて作用を見てみると恐ろしくなってきませんか。

生きものや草を殺す毒を浴びて育った野菜を食べれば、その毒を自分の体にも入れることになるのです。

いくらよく洗っても、野菜の細胞にまで入り込んだ農薬まで洗い流すことはできません。

 

『1日3食をやめなさい!』 P128〜130より

 

なんと、日本の農薬使用量は世界トップレベルらしいです。

 

私も国産野菜は安全だと思い込んでいました。

しかし、どうやらアメリカ産などの野菜のほうが農薬使用量が少なく、安全みたいです。

 

国産野菜は外国産のよりも割高です。

それでも、身体の安全のために国産野菜を積極的に選ぶようにしてきました。

 

しかし、これはお金のムダで、かえって健康を害する結果になっているのかもしれません。

 

アメリカ産の野菜のほうが安全なら、そちらを選んだほうが良さそうですね。

国産野菜よりも安いですし。

 

以上、『1日3食をやめなさい!』(内海聡 著)(あさ出版)の書評でした。

 

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