『甘い物は脳に悪い すぐに成果が出る食の新常識』(笠井奈津子 著)(幻冬舎新書)の書評です。

 

『甘い物は脳に悪い』の要約

『甘い物は脳に悪い』とは、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストである笠井奈津子氏が書かれた本です。

 

本のタイトルのとおり、甘い物が脳に及ぼす悪影響について、詳しく書かれています。

 

成功している経営者は、イライラするからと気分転換に甘い物を食べたりしないそうです。

 

甘い物を食べればインスリンがたくさん分泌されてダルくなり、仕事の効率がさがることを知っているからです。

 

しかし、仕事ができない人間ほど、市販の野菜ジュース(砂糖たっぷり)を毎日飲んだり、チョコレートなどのお菓子を食べます。

 

結果、仕事の効率が下がり、ますます仕事ができなくなるという悪循環に陥ります。

 

インスリンは肥満ホルモンであり、甘い物を食べて血糖値が上がると、ブドウ糖を脂肪細胞に格納して血糖値を下げます。

脂肪細胞が肥大化した状態が、肥満です。

 

つまり、仕事中に野菜ジュースやチョコレートを食べる人間は、仕事ができないだけでなく、デブになっていくのです。

 

『甘い物は脳に悪い』では、「仕事がはかどる」「集中力が高まる」「疲れにくい」「痩せやすい」などの身体のメカニズムが解説されています。

 

本書を読めば、食事が仕事に与える影響の大きさがよく分かるでしょう。

 

『甘い物は脳に悪い』は、Amazon評価数・レビュー数がそれなりに多い、注目されている本です。

 

それゆえ、『甘い物は脳に悪い』の読書感想文を書いたブログが、ネットに多数あります。

 

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『甘い物は脳に悪い』で学んだ3つの内容

私が『甘い物は脳に悪い』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『甘い物は脳に悪い』で学んだ3つの内容>

・ご飯を食べるとダルくなる原因はインスリンの過剰分泌

・ウツの原因はセロトニン不足。肉を食ってトリプトファンを効果的に合成しよう

・タンパク質を摂ると前向きで意欲的になれ成功できるかも

 

それぞれについて、説明していきます。

ご飯を食べるとダルくなる原因はインスリンの過剰分泌

甘い物を食べることにより、体内では急激に血糖値が上がります。

それで一時的に疲れが取れたような気分になり、頭もすっきりしたと勘違いしてしまうのです。

問題はそのあとです。

急に血糖値が上がると身体にとって負担になるので、血糖値を抑えるために膵臓が大量のインスリンを分泌します。

膵臓としては、急に血糖値が上がったので、「早く下げなくては!」というプレッシャーのもと、通常よりも多くのインスリンを分泌します。

したがって、血糖値は急激に下がることになります。

その結果、甘い物を食べる前よりも、血糖値が下がってしまい、集中力が続かなくなるばかりか、よけいに疲れを感じ、けだるくなってしまうのです。

 

『甘い物は脳に悪い』 P4より

 

白米・麺類・パン・お菓子など、炭水化物(糖質)がたっぷり含まれている食品を口にすると、血糖値がドンッと上がります。

 

上がった血糖値を下げるために、インスリンがたくさん分泌されます。

 

前述のとおり、インスリンは肥満ホルモンです。

肥満になるとインスリン抵抗性が生まれ、インスリンが効きづらくなります。

 

そのため、甘い物を食べ続けると、より多くのインスリンが分泌されるようになります。

参考)『小麦は食べるな!

 

インスリンがドバッと分泌されると、血糖値がガクッと下がり、低血糖状態になります。

 

これが疲れやダルさの原因となり、仕事の能率を下げてしまうのです。

 

下がった血糖値を上げるために、今度は副腎や膵臓のランゲルハンス島のα細胞から、コルチゾールやアドレナリン、グルカゴンなど、血糖値を上げるホルモンが分泌されます。

 

甘い物をたくさん食べ続けると、副腎や膵臓を疲れさせてしまいます。

 

とくに、副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、分泌量が下がるとアレルギーの原因になります。

参考)『アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!

 

このように、甘い物を食べることは、仕事の能率を下げるだけでなく、アレルギーなどさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

 

そうならないよう、糖質制限ダイエットをはじめましょう。

 

糖質制限ダイエットは良いことずくめですよ。

参考)『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」

ウツの原因はセロトニン不足。肉を食ってトリプトファンを効果的に合成しよう

うつ状態の人は、セロトニンに働きが鈍くなっています。

(中略)

セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンの放出をコントロールする働きを持ち、セロトニンが不足すると、ドーパミンやノルアドレナリンが過剰に放出されたり極端に不足したり、ということが起こります。

ドーパミンやノルアドレナリンが過剰に分泌されれば、ハイテンションな躁状態が生じますし、逆に放出が不足すると、ふさぎ込んでまるで意欲がわかないうつ状態が生じることになるわけです。

(中略)

セロトニンは、食物しかとれない必須アミノ酸のトリプトファンによってつくられています。

このトリプトファンがとれていないために、結果的にセロトニンが不足し、意欲も気力も萎えて、うつ状態に陥っているクライアントがいます。

(中略)

トリプトファンは必須アミノ酸ですから、たんぱく質をしっかりとれば、本来不足のしようがないものです。

(中略)

ところが、私たちが日常的にとるハム、ベーコン、ソーセージなどの一見”お肉”のたんぱく質は、防腐剤や添加物がたくさん含まれているため、吸収を阻害されることがよく起こります。

たんぱく質をきちんと体内に吸収させるためには、加工品ではない良質なたんぱく質をとることです。

たとえば、ひき肉よりはステーキのように原形のままの肉や魚などは、身体にとって良質のたんぱく質です。

 

『甘い物は脳に悪い』 P79〜81より

 

アレルギーの9割は腸で治る! クスリに頼らない免疫力のつくり方』でも説明しましたが、ウツの原因はセロトニン不足です。

 

セロトニンは、トリプトファンを材料として体内で合成されます。

 

トリプトファンは、肉・卵・チーズに含まれるタンパク質由来のアミノ酸の一種です。

 

ウツを予防したり、症状を和らげるには、肉・卵・チーズを食べるのが効果的だと言われています。

 

私も糖質制限ダイエットを始めて、白米・麺類・パン・お菓子を止め、肉・卵・チーズをたくさん食べるようにしています。

 

まだ始めて1ヶ月程度ですが、かなりマシな気分になれています。

 

私は辞めた会社(東証一部上場のIT企業)で、7年間ずっとパワハラを受け続けてきました。

 

最後は、1年近く仕事を与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

それを人事部に訴えたら、逆に圧力をかけられ、会社を追い出されました。

 

私は会社勤めをして、脳にかなりのダメージを受けたはずです。

セロトニン分泌量が、健康な人よりも少なくなっていると思われます。

 

糖質制限ダイエットを始めてタンパク質をたくさん食べるようになってから、会社への恨みがかなり和らぎました。

 

肉・卵・チーズから摂取したトリプトファンから、セロトニンが合成されているからでしょうかね。

 

あなたも、気持ちが落ち込んでウツ状態になっているのなら、糖質制限ダイエットをやって肉・卵・チーズをたくさん食べてみましょう。

 

それで、症状が改善されるかもしれませんよ。

 

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タンパク質を摂ると前向きで意欲的になれ成功できるかも

私が食事指導を行っている経営者の方々や、先にアンケートを紹介した先生方は、みなさん食事をとる際に良質のたんぱく質をとっています。

(中略)

その結果、事実として、みなさんとても前向きで意欲的な方ばかりです。

そういう方々にお会いするにつけ、あるいはテレビでスポーツ中継を観るにつけ、人生を健やかに前進させる意欲の素は、たんぱく質であり、必須アミノ酸のトリプトファンであり、そのトリプトファンが原料となるセロトニンであると考えないわけにはいきません。

また、効率よくたんぱく質を利用するには、ビタミンB6が必要です。

玄米、豆類、サンマやイワシのような青魚、アボカドなどに多く含まれますので、たんぱく質を食べるときには積極的にとるようにしましょう。

 

『甘い物は脳に悪い』 P86〜87より

 

成功している経営者は、セロトニン分泌量が多いみたいです。

 

成功するためには、前向きな気持ちになれることが必須です。

 

成功の保証がない中で、結果がなかなか出なくてもやり続ける前向きさが重要になってくるからです。

 

私もブログで生計を立てるべく、こうして毎日記事を書いています。

 

ブログで成功できる保証はどこにもありません。

しかも、ブログで食えるようになるには、何年間も記事を書き続ける必要があります。

 

上手く行かない状況でも、めげずに記事を書き続ける前向きさが、ブロガーには求められます。

 

その前向きさを維持するために、セロトニン分泌量を増やす必要があるのでしょう。

 

前述の通り、セロトニンは、肉・卵・チーズから摂取したトリプトファンから合成されます。

 

私は会社でパワハラを受け続けて、人よりセロトニン分泌量が少ないと思われるので、肉・卵・チーズを多めに摂ったほうがよいと思われます。

 

セロトニン分泌量が少ないと、前向きさを維持できず、挫折してしまうかもしれませんから。

 

トリプトファンを効率よく吸収するために、ビタミンB6が必要みたいです。

 

ビタミンB6は、玄米、豆類、サンマやイワシのような青魚、アボカドなどに多く含まれます。

 

玄米は、結局は白米と同じで炭水化物(糖質)がたっぷり含まれているので、食べないほうがよいでしょう。

 

それ以外の、豆類、青魚、アボカドなどを積極的に食べ、トリプトファンの吸収を促すようにしたいです。

 

以上、『甘い物は脳に悪い すぐに成果が出る食の新常識』(笠井奈津子 著)(幻冬舎新書)の書評でした。

 

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