『50歳からは炭水化物をやめなさい 病まない・ボケない・老いない腸健康法』(藤田紘一郎 著)(大和書房)の書評です。

 

『50歳からは炭水化物をやめなさい』で学んだ3つの内容

私が『50歳からは炭水化物をやめなさい』で学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『50歳からは炭水化物をやめなさい』で学んだ3つの内容>

・テロメアが人間の寿命を決定している

・糖質を摂るとテロメアが短縮され寿命が縮まる

・マーガリンは脳を劣化させる

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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テロメアが人間の寿命を決定している

寿命には、個人差があると思われていますが、実は誰もが「100歳」という寿命を持って生まれてきているのです。

(中略)

テロメアとは、染色体の末端にあることから、「末端小粒」と呼ばれます。

またの名は「寿命の回数券」です。

実は、このテロメアの長さが、人の寿命を決定づけているのです。

人間のテロメアは、誕生時には約1万塩基対あります。

しかし、年平均50塩基ずつ短くなっていきます。

これが約5000塩基対にまで短縮すると、細胞の寿命がつきます。

すなわち、それは「死」を意味します。

単純に計算すれば、1万塩基対のテロメアが年50塩基ずつ減っていくとして、5000塩基対になるまで100年です。

人は病気や事故などで不意に命を落とさなければ、100歳まで生きられる寿命を、持って生まれているのです。

 

『50歳からは炭水化物をやめなさい』 P50〜51より

糖質を摂るとテロメアが短縮され寿命が縮まる

テロメアは細胞分裂のたびに、末端から消えていきます。

私たちの体は細胞分裂を繰り返しながら生命を維持しています。

また、細胞は病気によって死滅した細胞を補うときに分裂を速めます。

肥満や高血圧、糖尿病などは、細胞が死滅しやすく、分裂を速める病です。

これらの病気が寿命を縮めるのは、テロメアの短縮が加速しやすいことに一因があります。

(中略)

125歳まで元気に仕事を続けるためには、残されたテロメアを大事に使わなければなりません。

ですから、現在も糖質制限食を続け、糖尿病の再発予防と血圧の安定に意識を働かせています。

テロメアを短縮から守るのは、病気をしないような生活習慣とイコールなのです。

 

『50歳からは炭水化物をやめなさい』 P57より

 

2項まとめて、私の意見を書かせて頂きます。

 

人の寿命は、DNAにあるテロメアによって規定されているそうです。

このテロメアは、どんな人でも長さがほぼ同じです。

 

最初1万塩基対ありますが、デフォルトで毎年50塩基対ずつ減ってゆき、5000塩基対にまで減ったら寿命切れです。

5000塩基対÷50塩基対/年=100年

人の寿命は、デフォルトで100年は生きられるように設計されています。

 

長生きしたければ、テロメアを短くするようなことをしなければ良いのでしょう。

 

しかし、白米・麺類・パン・お菓子など炭水化物(糖質)を食べ続けると、寿命を縮めることになります。

 

糖質を摂取すると、ブドウ糖→インスリン→中性脂肪の流れが加速して肥満になります。

インスリンは肥満ホルモンです。

参考)『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」

 

また、高血糖の状態になると、動脈硬化になります。

糖がコレステロールや赤血球とくっついて(糖化)、血液がドロドロになり、血栓の原因にもなります。

血糖値を下げるホルモンであるインスリンも、動脈硬化の原因になります。

 

白米・麺類・パン・お菓子など、炭水化物をたっぷりと含む食品を食べ続けると太ります。

肥満になるとインスリン抵抗性が高まり、血糖値がなかなか下がらず、インスリンが必要以上に分泌されるようになります。

 

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されますが、分泌量には限りがあります。

膵臓が疲弊してインスリンが分泌されなくなった状態が糖尿病です。

 

こうして、糖質を摂取し続けると、高血圧・動脈硬化・肥満・糖尿病など、さまざまな病気にかかっていきます。

 

こうした病気になると、細胞が死滅しやすくなり、それを補うために細胞分裂が促進されます。

このとき、テロメアが短くなります。

 

つまり、糖質を摂取し続けると寿命が短くなるのです。

 

以上の事実から分かるとおり、炭水化物は”毒”でしかありません。

炭水化物は、摂らないに越したことはありません。

 

脂質・たんぱく質・糖質は三大栄養素と言われていますが、これは誤りです。

必須糖質という言葉がないように、糖質は外から摂取しなくてもよいのです。

 

腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」』を読めば分かるとおり、人は糖新生により、体内でブドウ糖を合成できます。

 

肉・卵・チーズ・野菜だけを摂っていれば、人は生命を維持することができるのです。

 

とくに肉・卵・チーズは重要な食品ですので、積極的に食べるようにしましょう。

どのくらい摂取するべきかについては、『日本人だからこそ「ご飯」を食べるな』をご参照ください。

 

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マーガリンは脳を劣化させる

「マーガリン」は脳を劣化させる

(中略)

とくにトランス脂肪酸の害を受けるのは、脳だと考えられています。

それは、脳の約60%が、脂質でできているためです。

イギリスのオックスフォード大学のピュリ医師らは、トランス脂肪酸が脳の活動に必要な酵素を壊し、注意欠陥障害(ADD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などを引き起こす要因になると警告しています。

(中略)

また、ショートニングにもトランス脂肪酸が大量に含まれています。

ショートニングは、フライドポテトやレトルトカレー、アイスクリーム、ケーキ、クッキー、チョコレート類、菓子パンなどのほか、インスタント麺、シチューやカレーのルウ、マヨネーズなどにも入っています。

冷凍食品の唐揚げやピザ、コロッケなども、これを含みます。

こうしたものを購入するときには、ぜひパッケージの原材料欄を見てください。

「植物油」と書かれているものには、トランス脂肪酸が含まれています。

 

『50歳からは炭水化物をやめなさい』 P126〜129より

 

マーガリンは毒である。

これはあなたもご存じかと思います。

 

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸がマズいのです。

 

トランス脂肪酸は、脳にダメージを与えます。

脳は脂質でできている器官ですので、トランス脂肪が吸収される危険性があります。

 

トランス脂肪酸は、注意欠陥多動性障害(ADHD)など脳の病気に繋がっていきます。

トランス脂肪酸を摂取し続けると、社会生活を維持するのが難しくなる危険性があります。

 

トランス脂肪酸が含まれている食品については、上の引用文をご覧ください。

糖質制限ダイエットをしていれば、トランス脂肪酸を摂る機会はほとんどないことが分かりますね。

 

しかし、マヨネーズだけは気をつけなければなりません。

 

キューピーのマヨネーズの場合、大さじ約1杯(15g)当たり、キユーピーマヨネーズで0.16g、キユーピー ハーフに0.05gのトランス脂肪酸が含まれています。

 

100g当たりでは、キユーピー マヨネーズが1.1g、キユーピー ハーフが0.3gです。

 

厚生労働省は、トランス脂肪酸の1日の摂取量は2グラム以下にするように言っています。

 

マヨネーズを必要な場合、できる限り量を抑えましょうね。

 

以上、『50歳からは炭水化物をやめなさい 病まない・ボケない・老いない腸健康法』(藤田紘一郎 著)(大和書房)の書評でした。

 

『50歳からは炭水化物をやめなさい』には文庫版もあります。

 

しかし、『50歳からは炭水化物をやめなさい』はAmazonにて、中古の単行本が安く買えます。

 

『50歳からは炭水化物をやめなさい』には電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

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