『主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!』(江部康二 著)(ダイヤモンド社)の書評です。

 

『主食をやめると健康になる』で学んだ3つの内容

私が『主食をやめると健康になる』を読んで学んだ内容を、3つに厳選して紹介します。

<『主食をやめると健康になる』で学んだ3つの内容>

・ブドウ糖ミニスパイクはヤバい

・コレステロールは生活習慣病の原因ではない

・脂肪の摂取を減らしても肥満になる証拠

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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ブドウ糖ミニスパイクはヤバい

 

ここで重要なのは、1日に何回も糖質を摂ると、そのたびにミニスパイクが起きるということです。

そして、ミニスパイクのたびにインスリンが大量に追加分泌されて、代謝が乱れます。

基礎分泌の数倍から30倍ものインスリンが追加分泌されますから、人体にとっては救急車の出動に等しい緊急事態といえるでしょう。

血糖値が180を超えるとリアルタイムで血管内皮が傷つけられるので、膵臓のβ細胞はこの緊急事態を何とか収めようと一生懸命にインスリンを分泌するわけです。

現代人は離乳後、1日3〜5回も精製炭水化物を摂り、体内でブドウ糖ミニスパイクを起こしています。

そのたびに代謝は乱れ、自然治癒力は浪費され、膵臓のβ細胞は疲れていきます。

こうしたミニスパイクとインスリン追加分泌の積み重ねが人体をかく乱して、アレルギー性疾患や生活習慣病の根本要因となっています。

 

『主食をやめると健康になる』 P27〜28より

 

白米や麺類・パン・お菓子・清涼飲料水など、炭水化物(糖質)をたっぷりと含む食品を食べると、血糖値がドンッと上がります。

 

これを、ブドウ糖ミニスパイクと言います。

江部康二先生の別著では、グルコース・スパイクとも書かれていますが、どちらも同じ意味です。

 

血糖値が高まると血管が傷つけられ、動脈硬化の原因となります。

傷ついた血管にコレステロールが沈着して、血管が細くなります。

また、赤血球と糖がくっついて(糖化)、血液がドロドロになります。

 

血管が硬く細くなり、血液がドロドロになって、高血圧の原因となるのです。

 

血液がドロドロになるのは血流が悪くなるのと同じです。

血流が悪くなると、赤血球の酸素を各臓器にきちんと運搬できなくなるので、臓器が痛んできます。

最悪、足の先端が壊死したり、網膜がやられて失明したりします。

 

それを防ぐために、腎臓のランゲルハンス島のβ細胞からインスリンが分泌されます。

インスリンが分泌されると、血糖値が急激に下がります。

そうすると今度は、副腎からアドレナリンやコルチゾールなど、血糖値を上げるホルモンが分泌されます。

すると今度は血糖値が上がって、またインスリンが分泌されます。

体内で血糖値の乱降下が起こるのです。

 

しかも、インスリンはそれ自体が高血圧や動脈硬化の原因となり、人体をかく乱します。

 

コルチゾールはステロイド剤の成分で、アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を和らげるホルモンです。

 

1日3食炭水化物を食べ、砂糖たっぷりのお菓子を間食してブドウ糖ミニスパイクを繰り返すと、副腎皮質が酷使され、副腎疲労を起こし、コルチゾールの分泌量が減りアレルギーが悪化します。

 

それゆえ、ブドウ糖ミニスパイクは、アレルギーの根本原因となるのです。

 

この説明からも分かるとおり、炭水化物は人体にとって「毒」であると言えます。

 

炭水化物(糖類)が体内で分解されるとブドウ糖になりますが、ブドウ糖は体内で合成できます。

 

肝臓で糖新生が行われ、肝臓や筋肉に蓄えたグリコーゲンを分解したり、

肉などに含まれるタンパク質と中性脂肪(腹のぜい肉)を分解して出るグリセロールから、

ブドウ糖が合成できるのです。

 

『主食をやめると健康になる』の著者の江部康二先生は、炭水化物の摂取量は理論的にはゼロでも大丈夫だと仰っています。

 

ブドウ糖が不足しても、肝臓で中性脂肪(腹のぜい肉)とタンパク質からケトン体が合成され、ケトン体をエネルギー源として活動できます。

 

人は消化器官の作りから肉食動物であることは明らかです。

つまり、ケトン体をメインのエネルギー源として活動しているのです。

 

ゆえに、炭水化物は人間にとって、絶対に必要であるわけではないと言えます。

 

炭水化物を摂るとブドウ糖ミニスパイクが起こって身体に悪いので、なるべく食べないほうがよいでしょう。

 

糖質制限ダイエットをやったら間違えなく痩せられますよ。

私は、体重が1カ月で69㎏から65㎏(身長173㎝)になりました。

 

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コレステロールは生活習慣病の原因ではない

脂肪悪玉説というのは、脂肪を摂りすぎると肥満になりやすいし、コレステロールが増えて血管に詰まるので病気になりやすい、とくに動物性のアブラは体に悪いから摂らないほうがいい、といった説です。

しかし、ここ数年の研究によって、脂肪悪玉説の誤りが明らかになっています。

なかでもそれを決定づけたのは、米国における2つの研究です。

1つは、米国の大規模介入試験(5万人弱の閉経女性を対象に、平均8年間にわたって追跡)において「脂質比率20%で協力に脂質制限をしたグループは、対照グループに比べて心血管疾患、乳ガン、大腸ガンのリスクが低下しなかった」ことが『米国医師会雑誌』2006年2月8日号で報告されました。

もう一つは、ハーバード大学のグループによる研究です。

米国の女性看護師8万2802人を20年間追跡したところ、「炭水化物(糖質)が少なく脂肪とタンパク質が多い食事でも、冠動脈疾患のリスクは上昇しなかった」ことが『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』2006年11月9日号で報告されました。

ここで紹介した2誌は世界でもっとも権威のある医学専門誌なので、当然、掲載される論文はきびしいチェックを通過した信頼性の高いものです。

それらの論文で脂肪悪玉説が、少なくとも心血管疾患、乳ガン、大腸ガンにおいては根底から否定されたのです。

 

『主食をやめると健康になる』 P30〜32より

 

コレステロールは動脈硬化の元、血栓の元で脳梗塞や心不全の原因となると言われています。

 

しかし、コレステロールそのものは悪ではありません。

コレステロールは細胞膜や脳の元となる、重要な栄養素です。

 

コレステロールが血管に多く流れても、それだけでは問題ありません。

 

マズいのは、ブドウ糖ミニスパイクにより血糖値が上がって、血管内皮が傷つけられた場合です。

 

傷ついた部分を修復するために、コレステロールが沈着して血管が硬くなり、動脈硬化の原因となります。

血管内皮にコレステロールが沈着して血栓となり、脳梗塞や心不全の原因ともなります。

 

コレステロールが悪さするのは、糖分の取り過ぎが原因なのです。

 

『主食をやめると健康になる』の著者の江部康二先生は、肉を腹いっぱい食べても大丈夫だと仰っています。

 

肉は腹いっぱい食べてもよいが、白米・麺類・パン・お菓子はNGです。

これらの食品は炭水化物(糖質)がたっぷりと含まれており、血糖値を上げて血管を傷つけますから。

 

そこにコレステロールが入ると、動脈硬化の原因となってしまいます。

 

悪いのはコレステロールではなく、炭水化物(糖質)なのです。

 

糖質制限さえしていれば、コレステロールを多く摂取量しても問題ないのでしょう。

 

私も糖質制限ダイエットをして、鶏肉の唐揚げを毎日のように腹いっぱい食べていますが、なんら問題ありません。

 

脂肪をたくさん摂取しているのにも関わらず、1カ月で4㎏も痩せました。

脂肪の摂取を減らしても肥満になる証拠

 

1枚目の画像は、30年間で脂肪の摂取量が減っているのにもかかわらず、肥満率が増加していることを示すグラフです。

グラフを見ると、糖質摂取量が30年間で増えており、糖質が肥満率の増大に寄与していると推測できますね。

 

また2枚目の画像を見ると、脂肪の摂取量が多いほうが寿命が延びてることが分かります。

 

脂肪は積極的に摂取したほうがよいのです。

 

しかし、糖質の摂取量は抑えたほうがよいでしょう。

 

これまで述べてきたとおり、糖質は血管内皮を傷つけ血液をドロドロにし、動脈硬化や脳梗塞や心不全の原因となります。

血流が悪くなるので、各臓器に適切な量の酸素が行き渡らず、臓器がダメージを受けてしまいます。

 

糖質は身体にとって「毒」だと言えます。

反面、コレステロールは身体にとって害ではなく、むしろ寿命を延ばす有益な栄養素だと言えます。

 

糖質制限をし、肉を腹いっぱい食べる食生活を続ければ、健康になれる可能性が高いと思われます。

 

私もこれからも糖質制限ダイエットを続けていきますが、どのように変化するのか楽しみです。

 

以上、『主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!』(江部康二 著)(ダイヤモンド社)の書評でした。

 

『主食をやめると健康になる』は、Amazon評価数・レビュー数がかなりある、注目されている本です。

 

口コミサイトである読書メーターでも、『主食をやめると健康になる』のレビューが多数投稿されています。

 

糖質制限は主食を抜くため、それを受け入れられず『主食をやめると健康になる』を批判している方もいますが、私は効果を実感できています。

 

興味があれば、ぜひ『主食をやめると健康になる』を読んでみましょう。

 

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