『長生きしたければ朝食は抜きなさい』(東茂由 著、甲田光雄 監修)の書評です。

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』で学んだ3つの内容

私が『長生きしたければ朝食は抜きなさい』を読んで、抑えておくべきだと感じた内容は、以下の3つです。

<『長生きしたければ朝食は抜きなさい』で学んだ3つの内容>

・朝食をとると宿便が溜まり病気になる

・少食にすると脳から癒やしの脳波と快楽物質が出てくる

・朝に水を飲むと悪い便が排泄されやすくなる

 

それぞれについて、説明していきます。

 

スポンサーリンク



朝食をとると宿便が溜まり病気になる

一日のうちで午前中は「老廃物を排泄して、胃腸を休ませるべきとき」で、その時間帯に食べるということは排泄にブレーキをかけます。

(中略)

朝食をとり、排泄をおろそかにした生活をつづけていると、どうなるのでしょうか。

「胃腸は体調の良し悪しの大本です。

朝食をとる習慣を長年つづけていると、排泄すべき時間帯に胃腸に余計な負担をかけることになります。

結果的に胃腸の働きを弱め、宿便をため込む原因になります。

そして、それが肝臓、腎臓などのほかの臓器へも悪い影響を及ぼして、やがてさまざまな不調や、ひいては病気をもたらすことになるのです」

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』 P41〜42より

 

上の『長生きしたければ朝食は抜きなさい』に書かれているとおり、午前中は、排泄の時間です。

 

その時間帯に朝食を摂ると、消化にエネルギーが費やされ、排泄にまでエネルギーが回らなくなります。

 

すると、大腸に食べ物のカス(便)が蓄積され、宿便をため込む原因になります。

 

宿便からは毒素が出ています。

この毒素が大腸の血管に吸収され、身体全体を巡ります。

 

肝臓、腎臓など、他の臓器に悪い影響を及ぼして、病気の原因になるのです。

 

宿便は病気の原因の一つですので、排泄しなくてはなりません。

そのために、朝食を抜いて排泄にエネルギーを回しましょう。

 

いきなり朝食を抜くと元気が出ないように感じますが、そこは我慢です。

フラフラになるのは、血液中のブドウ糖が不足して、低血糖状態になっているからです。

 

でも、人間には血糖値を上げるホルモンが4つもあります。

例えば、副腎皮質や副腎髄質から、コルチゾールやアドレナリンが分泌されます。

 

これらのホルモンが中性脂肪(腹のぜい肉)をケトン体に分解して、脳のエネルギーにすることができます。

 

最初は、身体が中性脂肪を上手く分解できないので、低血糖になってキツいでしょう。

しかし、そのうち慣れますのでガマンです。

 

私も朝食を止めてから2週間になりますが、今は全然平気です。

 

どうしても低血糖状態に耐えられないのなら、こちらのスティックコーヒーがオススメです。

 

 

私も朝食を止めた初期のころは、午前中に2杯飲んでいました。

 

1杯目は、明らかに頭がスッキリします。

脳にブドウ糖がダイレクトに供給されたからでしょう。

 

しかし、2杯目になると糖分の取り過ぎで血糖値スパイクが起こったのでしょうか、逆に眠くなります。

飲むなら1杯に抑えておくべきです。

 

話がそれましたが、宿便をため込むと、アレルギーの原因になるみたいです。

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』の文章を引用して、説明します。

宿便は腸の粘膜に炎症やびらん(ただれ)をもたらし、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患を引き起こす原因にもなると、甲田博士は、つぎのような見方を示しています。

「アトピー性皮膚炎は、食品にふくまれる蛋白質にアレルギーを起こすことによって発症します。

ふつう、腸が健全であるなら、わたしたちが摂取した食べ物のなかにある蛋白質は、腸のなかで消化酵素によってアミノ酸や低分子ペプチドになって体内へ吸収されます。

ところが、腸の粘膜に炎症やびらんなど(わかりやすくいうと、キズ)ができると、そこから蛋白質が体内へ侵入することになり、アレルギーを引き起こすことになります」

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』 P73より

 

花粉症などのアレルギー性疾患は、腸が根本的な原因だと、多くの本に書かれていました。

 

具体的には、上の引用文のとおり、宿便が腸を傷つけるからです。

朝食を抜いて、排泄にエネルギーを回して宿便を排除しましょう。

 

私もアレルギー性鼻炎ですが、モノを出したあと、明らかに症状が軽くなります。

便は腸にとって悪いものなのでしょう。

 

もう一つ、腸の善玉菌が減ると、アレルギーが起こりやすいそうです。

ビフィズス菌など腸の善玉菌は、免疫力を司っており、善玉菌が減って免疫力が下がることで、アレルギーが引き起こされるとか。

 

宿便をため込むと、腸の善玉菌が減るのはもちろんです。

 

ですが、食物繊維を摂ることで腸の環境が整えられて、腸の善玉菌を増やすことができるそうです。

 

白米や麺類など、精製された食品には食物繊維はあまり含まれていません。

しかもこれらの炭水化物を摂ると、インスリンが大量に分泌されて中性脂肪になり、肥満の原因になります。

 

これらの炭水化物は副腎皮質を疲れさせ、ステロイドホルモンであるコルチゾールの分泌が減り、アレルギーを悪化させてしまいます。

 

だから、白米や麺類を抜いて、野菜をたっぷりとり、1日2食あるいは1日1食にしましょう。

これで腸の環境が整えられ、アレルギーが良くなると思われます。

 

私も、1日2食、白米や麺類を一切食べない糖質制限ダイエットをしています。

これでアレルギー性鼻炎の症状が軽くなるかどうか、観察していきたいです。

 

スポンサーリンク



少食にすると脳から癒やしの脳波と快楽物質が出てくる

甲田博士によると、頭が冴えわたってくることには生理学的根拠があるといいます。

2章で、食事を抜いたさいに脳がエネルギー源としてつかうのは、ケトン体のβ-ヒドロキシ酪酸が50パーセント、α-アミノ窒素、アセト酪酸がそれぞれ10パーセント、ブドウ糖は30パーセントにすぎないという実験結果を紹介しました。

甲田博士によると、このケトン体が快感を引き起こすといいます。

「ケトン体をエネルギー源とした脳は、脳波のひとつであるα波をふやし、脳下垂体からはβ-エンドルフィンという物質の分泌量もふえることがわかっています。

α波はリラックスの脳波で、β-エンドルフィンは快感物質といわれます。

食事を抜くと、これらの物質がふえることによって、さわやかな気分になり、とてもリラックスした状態になるのです。」

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』 P93より

 

ご飯や麺類には、ブドウ糖(砂糖)が大量に含まれています。

脳波ブドウ糖を主な原料として活動しています。

 

糖質制限をして少食にすると、ブドウ糖が減って低血糖状態になります。

しかし、体内のブドウ糖が減っても、脳は停止しません。

 

ブドウ糖が減ったら、中性脂肪(腹のぜい肉)をケトン体という物質に変えて、脳を動かせるのです。

 

ケトン体が脳に使われると、リラックスの脳波であるα波が出て、快感物質であるβ-エンドルフィンが分泌されるそうです。

 

つまり、糖質制限ダイエットをすると、落ち着きと気持ちよさが得られるということです。

 

しかし、最初は中性脂肪を身体が上手く活用できないため、糖質制限をして低血糖状態になるとイライラします。

 

ここをガマンして、ケトン体をメインのエネルギー源とすることができれば、楽しくなりそうですね。

 

私は2週間ほど糖質制限ダイエットをしましたが、まだ空腹感がキツく、この境地には達していません。

 

引き続き糖質制限ダイエットに励んで行きます。

朝に水を飲むと悪い便が排泄されやすくなる

「朝起きたときに水を飲めば、便意をもよおします。

腸の状態がよい人なら、カップ1杯(約180ミリリットル)飲むだけで、トイレに行きたくなるでしょう。

腸の働きが低下しているひとでは、最初は1杯だけでは便意をもよおさない人もいるでしょう。

その場合は、2杯か最大で3杯も飲めば、たいへい便意をもよおします」

(中略)

また、排便を促すためには、スイマグ(水酸化マグネシウム)を利用するとよいと、甲田博士は勧めています。

スイマグは「ミルマグ」という製品名で薬局で販売しています。

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』 P130より

 

午前中は排泄の時間です。

 

朝起きたら水を飲むと、モチリンという物質が分泌されて、便意が促進されるそうです。

 

しかし便秘気味の方は、スイマグ(水酸化マグネシウム)を利用するとよいみたいですね。

 

「ミルマグ」の販売ページはこちらです。

 

しかし、これは対処療法でしかありません。

薬に頼ってばかりで、自分の力で排便できないのはマズいでしょう。

 

だから、どうしても便秘で辛い場合にのみ利用するようにしてください。

 

普段は水を飲んで、腸を刺激しましょう。

 

なお、水を飲むタイミングがあるそうです。

 

以下、『長生きしたければ朝食は抜きなさい』の文章を引用して、紹介します。

水分は空腹時にとることが鉄則で、食事中や食後3時間は飲まないようにします。

空腹時の時間帯に飲むと胃酸や消化液を薄めてしまうからだと、甲田博士はいいます。

「食事中や食後は胃酸や消化液の分泌が促され、それらが分泌されることによって食べた物の消化、吸収がスムーズに行われます。

食事中や食後3時間以内に水分をとると、胃液や消化液が薄められるので、消化吸収が阻害され、胃に負担をかけることになります。

その結果、口内炎になったり、口の端が切れる口角炎になったりします」

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』 P131より

 

食後3時間は水を飲まないほうがよいみたいです。

 

確かに水を飲むと、胃酸が薄められてしまい、胃が胃酸をたくさん出そうとします。

胃酸過多になって、胃に負担がかかりそうですね。

 

胃が荒れると口内炎になるのは、私も実感しています。

とくに、ポテトチップスなどのジャンクフードを食べたあと、口内炎が必ずといっていいほど発生します。

 

胃を荒らさないためにも、食後3時間は水分を摂らないほうが良さそうです。

午前中に水分をたくさん摂って便意を促進させ、昼食後は3時間水を飲まないようにします。

 

以上、『長生きしたければ朝食は抜きなさい』(東茂由 著、甲田光雄 監修)の書評でした。

 

『長生きしたければ朝食は抜きなさい』は、Amazonにて、中古本が安く買えるのでオススメです。

 

以下、『長生きしたければ朝食は抜きなさい』のAmazonの販売ページです。