『「空腹」が人を健康にする』(南雲吉則 著)(サンマーク出版)の感想です。

 

『「空腹」が人を健康にする』で学んだ3つの内容

『「空腹」が人を健康にする』で、私がとくに抑えるべきだと感じた内容を、3つに厳選して紹介します。

<『「空腹」が人を健康にする』で学んだ3つの内容>

・サーチュイン遺伝子とは

・飢えと寒さにさらされると脳細胞が増える

・お腹が「グーッ」と鳴るのは若返りのサイン

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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サーチュイン遺伝子とは

こうした実験結果から、生物が飢餓状態におかれた場合、何とか生命を維持しようと活性化する遺伝子がどこかにあるのではないか。

そんな予測のもとに研究を続けた結果、見つかったのが「サーチュイン遺伝子」です。

さらに調べていった結果、この遺伝子は、空腹状態におかれたとき、人間の体内に存在している50兆の細胞の中にある遺伝子をすべてスキャンして、壊れたり傷ついたりしている遺伝子を修復してくれる、ということが明らかになりました。

 

『「空腹」が人を健康にする』 P24より

 

人は空腹になると、「サーチュイン遺伝子」という遺伝子が発動するそうです。

 

このサーチュイン遺伝子が細胞を修復して、若返りを促進します。

 

老化は、細胞が壊れることで発生します。

細胞が壊れる原因は、活性酸素などのフリーラジカルが原因です。

活性酸素は、ストレスや糖分を多く含む食事が原因で発生します。

 

こうして破壊された細胞が増殖していき、シミやシワの原因になっていきます。

 

空腹によりサーチュイン遺伝子が発動すると、壊れた細胞が修復していきます。

修復された細胞が増殖していくことで、シミやシワが薄くなるのです。

 

ポイントは、腹を空かせることです。

 

ご飯やスパゲッティなど、炭水化物(砂糖)をたっぷり含んだ食事を摂るのは、極力避けましょう。

炭水化物は肉や野菜とは違い、いつまでも胃に滞留して腸に流れていきませんから。

 

また腹は減っていないけど、時間が来たらご飯を食べるという習慣も良くないと、『「空腹」が人を健康にする』に書かれています。

 

著者の南雲吉則先生は、1日1食しか食べていないそうです。

夜に腹八分に抑えて食べるだけという食生活をして、若々しい見た目を維持されています。

南雲吉則先生は私の母と同い年ですが、60代には絶対に見えませんね。

 

『「空腹」が人を健康にする』によると、南雲吉則先生は、サーチュイン遺伝子を上手く活用しているだけらしいです。

 

なお、サーチュイン遺伝子は、南雲吉則先生の本だけでなく、他のお医者さんの本にも多数書かれていました。

 

サーチュイン遺伝子は、一般的に広く知られているものなのでしょう。

飢えと寒さにさらされると脳細胞が増える

ところが人間の体というのは、本当によくできているものです。

「海馬」と呼ばれる部分で、神経細胞と神経細胞の間の連絡網である「シナプス」という細胞が、新たにつくられていることが最近の研究で明らかになりました。

ただし不摂生を続けていれば脳細胞は増えません。

どんなときにこの脳細胞が増えるのかというと、なんと「飢えと寒さ」にさらされたときだというから驚きです。

飢えや寒さといった危機の状態におかれたときにこそ、人類の生命力は活性化するということが、ここでも証明されたわけです。

本当に、人間に潜在する底知れぬパワーには驚かされます。

 

『「空腹」が人を健康にする』 P36より

 

海馬は、記憶を一時的に保管する脳の部位です。

一時的な記憶のことを短期記憶と言います。

対して、長期的な記憶のことを長期記憶と言います。

海馬で一時保管された短期記憶は、大脳新皮質の「側頭葉」という場所に長期記憶として保管されます。

 

つまり、海馬が活発でないと記憶できません。

記憶力は、海馬が重要になってくるということです。

 

頭の良さは、インプットされた情報を咀嚼して、自分の言葉で語れることです。

すぐに覚えられる状態も、頭が良いと言えますね。

 

その海馬ですが、「飢えと寒さ」にさらされたときに、細胞が増えるみたいです。

つまり、寒い場所で空腹の時間を長く過ごすと、頭が良くなるということです。

 

北海道ですと、冬場は非常に寒くなるので、寒さについては問題ありません。

後は、いかに腹を空かせる時間を長くするかですね。

 

ご飯やスパゲッティやうどんなど、炭水化物(砂糖)をたっぷり含んだ食事を止めて、肉や野菜中心の食生活にするべきです。

 

肉や野菜なら、1時間程度で腸に流れていき、短時間で胃が空っぽの状態になります。

腹が空くとは、胃が空っぽの状態です。

 

胃が空っぽになることで、空腹感が得られます。

これで、海馬の脳細胞が増えて、頭が良くなれるのです。

 

頭が良くなったと実感するのは難しいのかもしれませんが、

空腹時間が長いほうが健康的であるのは確かなので、記憶力の増強効果はオマケ程度に考えておきましょう。

 

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お腹が「グーッ」と鳴るのは若返りのサイン

お腹が「グーッ」と鳴るのは、空腹を知らせるサインですが、だからといって、あわてて食事をかき込んだりはしません。

しばらくは、この「グーッ」の時間を楽しむようにします。

なぜなら、このときこそ、「生命力遺伝子」の中の「サーチュイン(長寿)遺伝子」が発現しているからです。

この遺伝子によって体じゅうがスキャンされ、壊れた箇所が修復されて、若返って健康になっている、というイメージをふくらませるようにします。

このように、しばし空腹を楽しんでから、いざ夕食!とテーブルにつくわけです。

 

『「空腹」が人を健康にする』 P63より

 

お腹が「グーッ」と鳴るのは若返りのサインです。

 

サーチュイン遺伝子のはなしに戻りますが、この遺伝子は空腹になると発動します。

サーチュイン遺伝子は、全身の細胞をスキャンして、壊れた細胞を修復して、身体を若返らせるのでしたね。

 

このサーチュイン遺伝子は、お腹が「グーッ」と鳴ったときに発動するみたいです。

 

だから、『「空腹」が人を健康にする』の上の引用文に書かれているとおり、

お腹が「グーッ」と鳴ったときは、「しめしめ、サーチュイン遺伝子が働いているぞ」と、空腹を楽しめるようになりましょう。

 

お腹が「グーッ」と鳴っても、焦って食事を摂る必要はないのです。

 

南雲吉則先生も実践されているように、人間は1日1食でも生きていけるのです。

 

南雲吉則先生は、医者としてめちゃくちゃハードな毎日を過ごされています。

労働のキツさは、普通の人の非じゃないはずです。

 

それでも1日1食で大丈夫なのです。

1日3食は過剰なのです。

 

1950年以前は、1日3食は普及していませんでした。

しかし、1950年以降に1日3食が普及して、それまで数百人しかいなかった糖尿病患者が、今では2000万人以上にまで膨れ上がりました。

 

1日3食は有毒であるとすら言えます。

 

多くの本に書かれていますが、ドイツではこういうことわざがあります。

「1日3食のうち、2食は自分のため、1食は医者のため」

つまり、1日2食で充分で、3食にすると病院を儲けさせるだけだということです。

 

腹が減っていないのに、無理に1日3食を通す必要はありません。

1日3食にすると、お腹が「グーッ」と鳴る機会が持てず、サーチュイン遺伝子を発動させられませんから。

 

1日2食で充分、1日1食でもいける。

ぜひ覚えておきたいですね。

 

ちなみに私も1日2食です。

 

以上、『「空腹」が人を健康にする』(南雲吉則 著)(サンマーク出版)の感想でした。

 

『「空腹」が人を健康にする』は、Amazon評価数・レビュー数が150近くある、注目されている本です。

 

口コミサイトである読書メーターでも、『「空腹」が人を健康にする』のレビューが多数投稿されています。

 

『「空腹」が人を健康にする』の内容を実践したブログも、ネットに多数存在します。

 

しかし、空腹に耐えかねて挫折したのか、腹いせに『「空腹」が人を健康にする』の内容が嘘だと批判するブログもいくつかありました。

 

効果のほどは、ご自身で実践して確認してください。

食費が確実に減るのは確かです。

 

ちなみに、空腹時にコーヒーはNGだと『「空腹」が人を健康にする』に書かれています。

ご注意を。

 

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『「空腹」が人を健康にする』には電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

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