『「ニート」って言うな! 』(本田由紀、内藤朝雄、後藤和智 著)(光文社新書)の書評です。

 

『「ニート」って言うな! 』の要約

「ニート」という言葉が知れ渡るようになってから、およそ15年ほど経ちました。

 

「ニート」とは、働かず、就学もせず、求職行動もとっていない若者(18〜34歳)を指す言葉です。

 

ちなみに、私はサラリーマンはやっていませんが、ブログと家庭教師のアルバイトをやっているので、「ニート」ではありません。

 

「ニート」の急増は、国の危機であると言われているそうです。

 

少子高齢化で働く人間がただでさえ減っている状況です。

 

そこに、「働いたら負けだと思う」と言って「ニート」を謳歌する人間が増えたら、労働人口がますます減ります。

 

そして、国の経済の衰退に繋がってしまいます。

 

しかし、『「ニート」って言うな! 』では、「ニート」という言葉は不適切であると主張しています。

 

後述するように、「ニート」は金づるであるとまで言っています。

 

『「ニート」って言うな! 』では、「ニート」が大衆の憎悪と不安の標的とされていることを挙げ、憎悪のメカニズムと、「教育」的指導の持つ危険な欲望について解説されています。

 

やや難しい内容の本ですが、日本の社会事情を色々と考える機会が持てる良書だと感じました。

 

脳のトレーニングを兼ねて、あなたも『「ニート」って言うな! 』を読んでみてはいかがでしょうか。

 

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『「ニート」って言うな! 』で刺さった内容

私が『「ニート」って言うな! 』を読んで、特に刺さった内容は、以下のとおりです。

<『「ニート」って言うな! 』で刺さった内容>

・「ニート」の細分化

・「ニート」は金づるである

 

それぞれについて、説明していきます。

「ニート」の細分化

 

「ニート」は、上の図のように細分化することができるみたいです。

 

このうちの、「非求職型」と「非希望型」は問題なさそうですね。

ただ働いていないだけの人間ですから。

『「ニート」って言うな! 』でも、両者に対して問題視していませんでした。

 

しかし、「働く意欲のない」人間が問題です。

ここには、「犯罪親和層」と「ひきこもり」が含まれるからです。

 

「犯罪親和層」とは、犯罪者予備軍です。

働く意欲は無いが金は必要で、振り込み詐欺や強盗などの犯罪を犯す危険性がある人間のことです。

 

「ひきこもり」については、説明は不要でしょう。

 

「働く意欲のない」人間は、日本経済に寄与しません。

働いてお金を稼ぎ、税金を納める人間になれないからです。

 

『「ニート」って言うな! 』では、「働く意欲のない」人間をいかに教育するのかを論じています。

 

どのような教育をするのか、具体例については本書をお読みください。

 

私はブログと家庭教師のアルバイトをやっており、「ニート」ではありません。

今後ブログだけで生計を立てられるようになっても、「ニート」にはなりません。

働き続けます。

 

著書『フリーズする脳』にも書かれているとおり、働くことで脳の基本回転数が高まります。

働くのを止めると、脳の基本回転数が下がり、いずれボケます。

 

働いているほうが、確実に毎日が充実します。

 

私はブログ記事執筆活動をライフワークとして、半永久的に続けていきたいとすら思っています。

 

このくらいのんびりやれば、ブログで稼がなきゃと焦ることはなくなります。

 

まずは、生計を立てられるレベル(月10万円)を目指して頑張ります。

このラインに立てれば、あとはのんびり細く長くやっていけますから。

そうすれば、いつかきっと、満足できる収入を得られるようになれるのではないでしょうか。

 

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「ニート」は金づるである

金づるとしての「ニート」

その後は、「ニート」という言葉が帯びるいわばおどろおどろしい響きが自己運動を始め、社会や政策担当者から「ニート」への強い関心が広がったことはすでに述べた通りです。

それは「お金の流れ」にも影響しました。

「ニート利権」のようなものが非常に有効に機能してしまって、たとえば、今まで「ひきこもり」への支援を細々とやっていたような団体が、「ニート」支援を謳いはじめたとたんに、お金が降りてくるというようなことが起きているのです。

「ニート」と「ひきこもり」の合流という現象は、このように支援団体という面でも生じているのです。

 

『「ニート」って言うな! 』 P57より

 

「ニート」は、金づるとして利用されている。

 

国や「ニート」を問題視して、マスコミが過剰なほど報道する背景には、このような理由があったのでしょう。

 

「ニート」を利用してお金儲けしたい輩が、国とマスコミとコンビを組んでいただけなのかもしれません。

 

もちろん、「ニート」のなかの、「働く意欲のない」人間は支援が必要でしょう。

 

働かないと金を稼げないし、いつまでの親に依存できません。

親が死んだら、自分もゲームオーバーです。

 

そういう人間が増えるのは、社会問題だと言えますので、支援団体に流れたお金で何とかしてもらいたいものです。

 

以上、『「ニート」って言うな! 』(本田由紀、内藤朝雄、後藤和智 著)(光文社新書)の書評でした。

 

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