『魂の退社: 会社を辞めるということ。』(稲垣えみ子 著)(東洋経済新報社)の書評です。

 

『魂の退社』で刺さった3つの内容

私が『魂の退社』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『魂の退社』で刺さった3つの内容>

・会社で働くということはお金に人生を支配されるということ

・仕事とは死のトライアングルである

・正気を保つために「会社依存度」を下げよう

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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会社で働くということはお金に人生を支配されるということ

その意味では、理不尽さこそが会社の醍醐味であるとも言えよう。

(中略)

だが、人は人に雇われなければ生きていけないのだろうか?

雇われた人間が黙って理不尽な仕打ちに耐えるのは、究極のところ生活のためだ。

つまりはお金のためだ。

もちろん仕事には「やりがい」があり、仕事が「生きがい」だという人も多いだろう。

しかし、もしお金をもらえなかったとしても、あなたはやはりその会社でその仕事をすると言いきれるだろうか?

つまり、私はこう言いたいのだ。

会社で働くということは、極論すれば、お金に人生を支配されるということでもあるのではないか。

 

『魂の退社: 会社を辞めるということ。』 P15より

 

会社で働くということは、お金に人生を支配されるということである。

 

まさにそのとおりだと思います。

 

会社で働く目的は、「お金」です。

そのお金ですが、必要経費方式で給料が決められています。

必要経費方式とは、労働者が明日も元気に働けるだけの給料を渡そう、という意味です。

参考)『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか

 

つまり、生活する上で必要最低限のお金しか、会社は与えてくれません。

生命を維持するためには、会社に依存して働き続けるしかないのです。

 

必要最低限のお金しか渡さないくせに、通勤時間を合わせると1日10時間以上を拘束する。

パワハラやセクハラが蔓延したストレスまみれの空間で、1日8時間以上拘束される。

 

会社は刑務所であると、私は思います。

 

刑務所での労役に耐える目的は、「お金」です。

お金が全てなのです。

 

あなたも、お金があれば会社なんか辞めますよね?

 

もちろん、なかには、お金はいらないから仕事だけしていたいと言う人もいるかもしれません。

こういう会社は、きっと社内の雰囲気が抜群に良いのでしょう。

ここで働いて生活もできるのなら、それはすごく幸せなことだと思います。

 

しかし、会社は刑務所であり、金のために働いている方がほとんどだと思います。

 

私も7年間サラリーマンをやって、会社は労働者を搾取して成り立っている刑務所だと感じています。

 

そして、搾取されていることに異を唱えたら、組織全体で社員を潰して追い出す悪質な場所だということを、私は学びました。

 

今はブログで生計を立てるべく、こうして毎日記事を書いています。

もう二度と会社勤めをしないで済むよう、頑張ります。

仕事とは死のトライアングルである

私にできることは「自分には力がないのだ」と認め、もっともっと努力することしかないのです。

いや努力したくないわけじゃないんです。

でも頑張って頑張って、でもその結果再び「外される」ことが延々と続いた場合、私の精神はどこまで耐えられるのか。

報われない戦いと、どうしても拭えない「差別なんじゃないか」という疑念と。

そして「差別などない」と言う会社と。

これを死のトライアングルと言わずして何と言いましょう。

ものすごく悪質な罠にかかったようです。

会社員とはこれほどまでに過酷な試練に耐えねばならないのでしょうか。

 

『魂の退社: 会社を辞めるということ。』 P32より

 

仕事とは、死のトライアングルである。

 

会社で一生懸命仕事をしても、報われる確率は高くないと思います。

私が東証一部上場のIT企業で働いた経験からです。

 

毎日のように残業して、1日12時間以上を会社に拘束されて、会社に尽くしてきた人間が、いつまでも昇進出来ない例を、私はたくさん見てきました。

 

会社で一生懸命働くのは無駄だと思っています。

 

私は会社で、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

このパワハラを主導した課長は、会社に忠誠を尽くして粉骨砕身働いてきた人間です。

 

でも、部長に昇進できずに終わりました。

部長を信じて、毎日死ぬほど働いて、休日出勤も頻繁にしていましたが、昇進できませんでした。

 

これ、私なら死にますね。

今までの時間を返せ、俺の人生を返せと会社を恨み、自爆テロをするかもしれません。

 

 

まあ私は、会社で一生懸命働いても将来はないと気づけたので、真面目に仕事をしませんでしたが。

正気を保つために「会社依存度」を下げよう

私が提案したいのは、ほんの少しでもいいから、自分の中の「会社依存度」を下げることだ。

要は「カネ」と「人事」に振り回されないことである。

(中略)

生活を点検し、自分に本当に必要なものを改めて見直してみる。

お金をかけない楽しみを見つけてみる。

そうして今よりほんの少しでも支出を抑えることができれば、使わないお金がわずかずつでも着実に溜まっていくかもしれない。

それだけでも、会社に対しての「構え」が違ってくるのではないだろうか。

そして、会社で働くこと以外に、何でもいいから好きなことを見つけてみる。

同じ趣味を持つ仲間を作る。

それだけでも、あなたの価値観が会社に乗っ取られてしまう度合いは減るのではないだろうか。

(中略)

ものの見方や考え方が複眼的になれば気持ちにも余裕ができてくるはずだ。

会社の命令だからといって反社会的な行為に盲目的に従わなくて済むかもしれない。

もし従わざるをえなかったとしても、少なくとも正気を保つことはできる。

 

『魂の退社: 会社を辞めるということ。』 P178〜179より

 

正気を保つために、会社依存度をさげよう。

 

私は、一生懸命働かされたのに、ボーナスを下げられたことがあります。

このときの会社への恨みといったら、ものすごかったです。

 

その後、会社に見切りを付けて、副業で商売を始め運良く成功して、人並みの貯金を手に入れました。

 

この貯金があったからこそ、仕事を1年近く与えられず放置されていたときも、なんとか正気を保つことができました。

 

お金を会社に依存していたら、おそらく発狂していたことでしょう。

 

パワハラを受けながらも正気を保てたのは、支出を減らす努力をしていたのも大きいです。

 

著書『となりの億万長者』を読んで車を手放すなど、パワハラを受けている最中に倹約生活に励みました。

 

支出が大幅に減って会社依存度が下がったことで、なんとか正気を保てたのでしょう。

 

これで、家族がいて、家や車のローンがあったら、耐えられずに死んでいました。

 

7年間サラリーマンをやって、私は会社は恐ろしい場所だということを学びました。

 

家庭を持ち、住宅ローンにがんじがらめにされ、会社を辞めるに辞められない状況になるのは、悲惨すぎます。

 

支出を抑え、他の収入源を確保して、会社依存度を下げることは、絶対にやったほうがよいです。

 

会社は労働者を搾取し、労働者を苦しめ、労働者の人生を破壊する、悪魔の巣くう場所です。

 

以上、『魂の退社: 会社を辞めるということ。』(稲垣えみ子 著)(東洋経済新報社)の書評でした。

 

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