『社会人大学人見知り学部卒業見込 完全版』(若林正恭 著)(角川文庫)の書評です。

 

『社会人大学人見知り学部卒業見込』で刺さった3つの内容

私が『社会人大学人見知り学部卒業見込』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『社会人大学人見知り学部卒業見込』で刺さった3つの内容>

・お金があることの幸せさ

・性格とは形状記憶合金のようなものだ

・会社勤めが全てじゃない。この世に存在する二つの理由

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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お金があることの幸せさ

昔から偏頭痛持ちで、特にこの頃はよく頭痛が出た。

知り合いが頭痛の名医を紹介してくれて、行ったら色々検査してくれて頭痛の原因を突き止めてくれた。

よく効く薬を処方してくれて、頭痛は改善していった。

それでも、その薬は結構高額でぼくは病院の明細を見ながら「お金を持っていると頭痛が治せるんだなぁ」と思い、「逆に言えば、お金を持っていなかったら経済から?国から?まあ、なんでもいいけどとにかく頭痛を治す権利を与えられないんだなぁ」としみじみ感じた。

お金を持っていると高いレベルの医療を受けられるちいう元も子もない情報がえらく新鮮に僕の中に定着した。

 

『社会人大学人見知り学部卒業見込』 P21より

 

お金があると、高いレベルの医療が受けられます。

お金があると、会社勤めを辞めて自由な暮らしができるようになれます。

お金があると、他人に依存しなくても済むようになれます。

 

著書『ふつうの億万長者』には、億万長者が大切にすることは、自由、安心、他者に依存しないで済むことだと書かれています。

 

お金があると、幸せになれることは確かです。

お金を否定してはいけないと思います。

 

私もお金を求めて、こうして毎日記事を書いています。

お金が手に入れば、楽な暮らしができますから。

 

贅沢な暮らしはとくに望んでいませんが、お金を手に入れて精神的にラクになりたいですね。

 

けど、こう考えているうちは、まだまだお金の呪縛から自由になれていないのでしょうね。

 

お金から自由になれるためのトレーニングも必要です。

 

著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んで生活コストを下げる術を学び、

幸せな小金持ちへの8つのステップ』などを読んでお金とのつき合い方を学ぶべきです。

 

まあ無理しないように、気楽にやっていきます。

性格とは形状記憶合金のようなものだ

性格とは形状記憶合金のようなもので元々の形は変わらない。

それに気付いたことが「自分を変える」本を読んだぼくの収穫だった。

今となっちゃ「ポジティブシンキングになれる方法」も「自信を持って輝ける方法」も全く興味が湧かない。

結局、今回の人生でこの形状記憶合金から下りられないんだ。

と自分を変えることを諦め、自分の性質を受け入れることにした。

受け入れてからは負の感情に飲み込まれそうになる時、「またかー」と形状記憶合金をなぞるようになった。

そうすると不思議なことに案外飲み込まれたりしないのである。

事前にシミュレーションしているから受け身がしっかり取れる。

 

『社会人大学人見知り学部卒業見込』 P79〜80より

 

性格とは、形状記憶合金のようなものである。

 

いくら本を読んでも、自分の本質は変わらないということです。

「自分の性格を変える本」などを読んでも、大きくは変わりません。

 

私もふとしたときに、北大大学院の研究室にいたクズどもらのことや、辞めた会社で受けた理不尽な仕打ちを思い出して、腹を立て興奮しています。

 

これは、「自分の性格を変える本」を読んでも、大きく変わることはないはずです。

 

しかし、人間とはそういうものだと気づくことで、自分の性格と上手く付き合っていけるようになれるのでしょう。

 

重要なのは「気づくこと」です。

 

私も過去にあった嫌な出来事を思い出したとき、「ああ、昔のこと思い出して腹立てているわ〜」と受け入れるようにしています。

 

それで、かなり気持ちがラクになれました。

 

人は簡単に変わることはできない。

これが、自分の悪い部分と付き合うコツなのでしょう。

 

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会社勤めが全てじゃない。この世に存在する二つの理由

「いいかい。この世に存在する理由には二つあって。

一つは何かをしているから存在していいということ。

例えば、会社にいてちゃんと働いているからその会社に居ていいと思えるみたいなこと。

二つ目は生まれてきたら、なんの理由も無くこの世界に存在していいということ。

リストラされたりして自殺しちゃったりする人は一つ目の理由が全てだと勘違いしてしている。

リストラされたら会社にも家庭にも自分は存在しちゃいけないような気がして死んでしまう。

何もしていなくてもこの世に居ていいのにね。

だからホームレスを少年が襲ったりしたら捕まるでしょ。

それは大事な二つ目の理由を侵す行為だからなんだよ。

そして、少年たちは一つ目の理由ばかり大人に教わっているからその犯罪行為を悪いこととあまり思わないのだろうね」

 

『社会人大学人見知り学部卒業見込』 P250〜251より

 

会社勤めをしていなくても、存在価値はあるのです。

会社で落ちこぼれても、生きていてよいのです。

 

私も義務教育という害を受けたせいか、会社勤めをしていなかったり、出世しない人間をクズだと思いこむ人間でした。

 

しかし、実際に会社で落ちこぼれて、会社を追い出された今となっては、この考えはあまりにも視野が狭すぎたと反省しています。

 

人は存在しているだけで、価値があるのです。

 

一流大学卒である、一流企業に勤めている、高給を得ている、高い家・高級車を所有している、など・・・。

 

こういう付加的なもので人間を判断するのは、間違えです。

 

一流大学にも一流企業にも、他人に害を与える有毒な人間が多数います。

 

現に私は、北大大学院と東証一部上場のIT企業で、こういう人間をいやというほど見てきましたから。

 

クズと関わると精神をやられますし、自分もクズになる恐れがあります。

 

クズみたいな人間に成り下がって、クズみたいな人生を送るなんて、絶対に嫌ですよね。

 

そうならないよう、付加的なもので人を判断しないよう気をつけていきたいものです。

 

以上、『社会人大学人見知り学部卒業見込 完全版』(若林正恭 著)(角川文庫)の書評でした。

 

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