『考える技術』(大前研一 著)(講談社)の書評です。

 

『考える技術』で刺さった3つの内容

私が『考える技術』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『考える技術』で刺さった3つの内容>

・売れない営業マンと売れている営業マンの違い

・間違えたらオールクリアしてやり直せばOK

・頭の筋力トレーニングを毎日やること

 

それぞれについて、説明していきます。

 

スポンサーリンク



売れない営業マンと売れている営業マンの違い

私の経験から言うと、往々にして営業成績の悪い営業マンほど「いかに商品が悪いか」という説明がうまいものだ。

たとえば「使っているときの音がうるさい」とか「製品のサイズが今のオフィス事情に合っていない」という具合に、売れない理由を延々と述べる。

しかし、それは彼らが普段お客さんに言われていることであって、客の不満を商品が売れない言い訳にしているにすぎないのである。

一方、売れている営業マンは言い訳をしない。

「たしかに音はしますが、仕事中はオフィスの中が騒然としていますから、机のすぐ隣に置くのでなければまったく気になりませんよ」とか「他社の製品はどうですか?このクラスだとかえってうちの製品のほうがコンパクトなんですよ」などと、すぐに切り返せる営業トークを持っているものなのだ。

 

『考える技術』 P28より

 

売れない営業マンは、自社の商品の悪い部分を説明するのが上手い。

対して、売れている営業マンは、言い訳をしない。商品の肯定的側面に焦点を当てて考えている。

 

商品を売りたいのなら、商品を否定しないよう気をつけたいです。

 

もちろん、欠点もキチンと言うべきですが、その欠点を言い訳にしないようにするべきです。

 

私も、書評を書くとき、本の欠点はなるべく言わないようにしています。

どんな本でも、刺さる文章が必ず3つはあるはずです。

私はそれを探し出して、記事にまとめています。

 

正直、これまでアップしてきた書評の中でも、つまらない、読むのが苦痛だと感じた本が何冊もあります。

 

しかし、あえて悪くは言いません。

言っても進歩がないからです。

 

本を読んだら、何か一つでもいいから学んでやると貪欲な姿勢になることで、進歩すると思っています。

 

それに、本を否定したら著者や出版社に対して、非常に失礼でしょう。

 

本は、著者の全てが書かれています。

著者が何ヶ月も時間をかけて、持てる力を総動員しています。

 

それを、出版社の方々が何度も校正して、ようやく1冊の本が仕上がります。

 

1冊の本が仕上がるまでに、多くの人が苦労されているのです。

 

それを否定するのは、著者や出版社に対して、本当に失礼なはなしだと思います。

 

だから私は、面白くないと感じた本であっても、良い部分を必ず探すように自分なりに努力しています。

 

それで書評記事から収益が得られれば、万々歳ですね。

 

スポンサーリンク



間違えたらオールクリアしてやり直せばOK

ところが現実には、それから四〇年以上たった今も石油は枯渇することなく掘り続けられている。

石油資源が枯渇するという誤った仮説を掲げた論文を信じてしまった、私の完全な判断ミスだった。

当時の私は、「原子力発電で日本や世界のエネルギー問題を解決すれば世の中に役立つ」と考えていて、「原子力発電所を作ろうとすると住民に石を投げられる」ことなど想像だにしていなかった。

それでも自分で判断し、自分で納得して選んだ道だったから、私は少しも後悔はしていない。

間違いだとわかれば、すぐにオールクリアしてまたやり直せばいいのである。

自分の立てた仮説が間違っていたら、新たな仮説を立ててスタートすればいい。

人生を悔やんでいるばかりいることは、間違った仮説に固執し続けているのと同じで、まったく無意味だと思う。

 

『考える技術』 P41〜42より

 

自分の選択が間違えだったと分かったら、オールクリアしてやり直せばよい。

 

私の間違えは、会社にしがみついてしまったことです。

 

私は、入社当時からパワハラを受けなくり、挙げ句の果てに、仕事を1年近く与えられず放置され、最低評価の人事評価を一方的に付けられるパワハラを受けました。

 

それを人事部に訴えたら、逆に圧力をかけられ、会社を追い出されました。

 

このときの私の間違えは、仕事を与えられなくなった段階で、会社を辞めなかったことです。

 

1年間パワハラを受けて、私は心に深い傷を負いました。

 

会社のことが夢に出てきてうなされることも、しょっちゅうです。

 

ここまで傷が深くなる前に、会社を辞めれば良かったのです。

 

でも、給料という目先の金に捕らわれ、辞められずにいました。

北大大学院を出て、やっと就職できたこの会社を辞めるのは惜しいという思いもありました。

 

要は、私の執着心が私は会社に縛り付けていたのです。

 

これは完全に私のメンタルが弱かったのが原因です。

 

それでも、母に説得されて、何とか辞めることができました。

 

今はブログで生計を立てるべく、こうして毎日記事を書いています。

ブログだけでは収入が不安定なので、家庭教師のアルバイトを並行してやっています。

 

この行動が正解かどうかは分かりません。

でも、与えられた環境で一生懸命やっていこうと思います。

頭の筋力トレーニングを毎日やること

私は当時横浜から通勤していたのだが、毎朝横浜駅から東京駅までの二八分の通勤時間を利用して、テーマを決めて問題解決のプロセスを組み立てていくのである。

たとえば最初に見た吊り広告を題材に、「この会社の社長に売上を伸ばしてほしいと頼まれたら、自分はどうするか」を考える。

慣れてくるとだんだん頭の回転が速くなって、一日一テーマだけでなく、ひと駅ごとに別のテーマについて考えられるようになった。

(中略)

こうしたトレーニングを毎日繰り返すことで、たいていの問題については、だいたい三分あれば問題解決のプロセスを組み立てられるようになった。

今ではクライアントが何かひと言言えば、その解決へのアプローチが瞬間的に頭の中で組み立てられるようになっている。

問題解決の思考回路を組み立てるトレーニング。

その題材はどこにでも転がっている。

あなたもこうした頭の筋力トレーニングを行えば、問題解決力は確実にアップするはずだ。

毎日の努力の差が、やがて大きな力の差となって表れてくる。

 

『考える技術』 P51〜52より

 

頭の筋力トレーニングを行えば、問題解決力は確実にアップする。

 

私の場合だと、毎日記事を書くことですね。

 

毎日読書をしてインプットして、記事を書いてアウトプットしています。

文章を書くのは、頭の筋力トレーニングになるはずです。

 

これを毎日続けることで、頭の回転が速くなり、短時間でそれなりのクオリティの記事が書けるようになるはずです。

 

現に私は、ブログを開始した当初は1日1記事が限界でしたが、半年続けたら1日2〜3記事は平気で書けるようになりました。

 

もっと続けたら、1日5記事くらい当たり前のように書けるようになるのかもしれません。

 

ブログは、記事数を増やすことも重要です。

記事数が増えれば、アクセス数が増加して、収益の増加が見込まれるからです。

 

記事のクオリティも重要ですが、少ない記事数で勝負して勝てるほど、この世界は甘くないと思います。

それなりのクオリティの記事を、大量にアップするほうが、儲かる確率が高いでしょう。

 

今後も、記事を書いて頭の筋力トレーニングを行い、脳を鍛えていきたいです。

 

以上、『考える技術』(大前研一 著)(講談社)の書評でした。

 

『考える技術』はそこそこ売れている本です。

楽天などの通販サイトでも、『考える技術』の在庫が多数あります。

 

しかし、『考える技術』は、Amazonにて、中古の文庫本が安く買えます。

 

電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

以下、『考える技術』のAmazonの販売ページです。