『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』(ダニエル・ピンク 著、大前 研一訳)(三笠書房)の書評です。

 

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』の要約

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』とは、アメリカの大ベストセラー本を、大前研一氏が翻訳した本です。

 

大前研一氏は、コンサルタントとして非常に有名な方ですので、氏の紹介は割愛させて頂きます。

 

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』は、経営学の本です。

 

21世紀になり、まともな給料をもらって、良い生活をしたいと思った時に何をしなければならないか。

 

これは現代では、「100万ドルの価値がある質問」になります。

 

この質問に初めて真っ正面から答えを示したのが、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』なのです。

 

以下、私が『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』を読んで刺さった内容を紹介します。

 

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『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』で刺さった内容

私が『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』で刺さった3つの内容>

・これからは「右脳主導思考」が重要になってくる

・「左脳主導思考」と「右脳主導思考」の具体例

・「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」

 

それぞれについて、説明していきます。

これからは「右脳主導思考」が重要になってくる

「左脳主導思考」の重要度が低くなり、「右脳主導思考」の重要度が増す原因として、三つの要因がある。

豊かさのおかげで、多くの人の物理的ニーズは過剰なまでに満たされた。

それによって美しさや感情面を重視する傾向が強まり、物事の意味への追求に拍車がかかった。

ホワイトカラーが従事する左脳型のルーチン・ワークの大部分が、今ではアジアの国々で驚くほど安いコストで行われている。

そのため、先進国のナレッジ・ワーカーたちは海外に委託できないような新たな能力を身につける必要に迫られている。

そして、オートメーションにより、ひと昔前のブルーカラー労働者がロボットに職を奪われたのと同じような影響を、現代のホワイトカラー労働者も受け始めた。

すなわち、左脳型の職業に就く人たちは、コンピュータが安く、迅速に、上手にこなすことができないような能力を新たに身につけなくては淘汰されるのだ。

 

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』 P96〜97より

「左脳主導思考」と「右脳主導思考」の具体例

ソフトウェアにより、左脳型の仕事がすべてなくなるわけではないが、多くの仕事はソフトウェアに取って代わられ、その以外の仕事の形態も変化していく。

だから、ルーチン化された仕事、つまり、一連の規定作業や反復的手順に分割できる仕事は、コンピュータに取って代わられる可能性が高いのだ。

(中略)

典型的な左脳思考型の三つの職業について考えてみよう。

コンピュータ・プログラマー、医者、そして弁護士だ。

(中略)

つまらない単純作業は機械がやることになるので、エンジニアやプログラマーはこれまでとは違った能力を身につけなくてはならないのだ。

「処理能力」より「創造力」、「技術マニュアルで得られる知識」より「潜在的知識」、そして「細かい部分にこだわること」より「大きな全体像を描く能力」がますます必要になってくる。

 

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』 P92〜93より

「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」

その新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である。

「ハイ・コンセプト」とは、パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、などだ。

「ハイ・タッチ」とは、他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである。

 

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』 P28〜29より

 

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『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』の内容をどう活かすか

現在は、人工知能(AI)が発達して、多くの職業がコンピュータに置き換えられつつある時代であります。

 

私はかつて、東証一部上場のIT企業に勤めていました。

 

強烈なパワハラを受けて退職しましたが、辞められてよかったのかもしれません。

 

なぜなら、この会社の仕事を経験して、業務のほとんどが、オートメーション化できるのではと感じていたからです。

 

私がこの会社でやっていたのは、システム開発です。

 

システム開発では、要件定義、基本設計、詳細設計、実装、というプロセスを経て、システムが完成します。

 

私は7年間この会社で働いて、この全ての業務を経験したことから言わせてもらうと、これは人の手でなくてもできるということです。

 

これらの業務は、今はまだ人の手でないと出来ないので、会社は余剰人員を抱えています。

 

しかし、人工知能でも出来るようになったら、私のような人間は不要になるでしょう。

会社にいた、他の人間は知りません。

 

実際、銀行では、多くの業務を人工知能でまかなう方向で動いています。

そして、余剰人員のリストラがすでに始まっています。

 

2017年末、3メガバンクは、具体的な人員削減案を提示しました。

みずほフィナンシャルグループ(FG)は1万9000人、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は9500人、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は4000人です。

 

合計32,500人の銀行員が、リストラの対象になったのです。

 

すでに大手企業で、リストラが始まっています。

 

いずれ私が辞めた会社でも、余剰人員のリストラが始まるのかもしれません。

 

私は会社を辞める前から、副業で商売をやったり、アフィリエイトをやったりしていました。

 

しかし、会社にどっぷりと依存して何もしてこなかった人は、リストラされたら地獄でしょう。

 

こういう時代ですから、セーフティーネットとして副業は絶対にやるべきです。

 

私はブログという道を選びましたが、ブログは、モロに「右脳主導思考」が要求されるビジネスです。

 

記事を書くときに、自分なりの考え、自分なりの視点などを表明していくからです。

 

自分なりの考え、自分なりの視点の表明などは、コンピュータでは真似できないでしょう。

コンピュータは、一連の規定作業や反復的手順を超えることができませんから。

 

創意工夫は、人間にしか出来ないかけがえのないものです。

 

おそらく、人工知能が発達しても、ブログは残るビジネスとして残っていくと思います。

ブラックハットSEOではなく、ホワイトハットSEOに限定されますが。

 

『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』を読んで、私はこれからもブログを頑張っていこうと勇気づけられました。

 

副業を考えている方は、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』を一度読んでみましょう。

 

きっと、大きな気づきを得られるはずです。

 

以上、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』(ダニエル・ピンク 著、大前 研一訳)(三笠書房)の書評でした。

 

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