『聞く力―心をひらく35のヒント』(阿川佐和子 著)(文春新書)の書評です。

 

『聞く力―心をひらく35のヒント』の目次

まず、『聞く力―心をひらく35のヒント』の内容をざっくり知って頂くために、目次を紹介します。

<『聞く力―心をひらく35のヒント』の目次>

1 聞き上手とは

(インタビューは苦手;面白そうに聞く;メールと会話は違う ほか)

 

2 聞く醍醐味

(会話は生ものと心得る;脳みそを捜索する;話が脱線したときの戻し方 ほか)

 

3 話しやすい聞き方

(相づちの極意;「オウム返し質問」活用法;初対面の人への近づき方 ほか)

 

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『聞く力―心をひらく35のヒント』の要約・あらすじ

『聞く力―心をひらく35のヒント』とは、名インタビュアーとして有名な阿川佐和子氏が書かれた本です。

 

「相槌をケチらない」

「『分かります』は禁句」

「楽しそうに聞く」

「事前に用意する質問は3つまで」

など、『聞く力―心をひらく35のヒント』では、ビジネスでも活用出来る“聞く極意”がたくさん書かれています。

 

次項で、私が『聞く力―心をひらく35のヒント』を読んで、とくに使えると感じた“聞く極意”を、3つ紹介します。

 

『聞く力―心をひらく35のヒント』は、170万部以上を売り上げた、大ベストセラー本です。

 

それゆえ、『聞く力―心をひらく35のヒント』の読書感想文を書いたブログが、ネットに多数あります。

 

『聞く力―心をひらく35のヒント』で刺さった3つの内容

私が『聞く力―心をひらく35のヒント』を読んで、特に刺さった内容は、以下の3つです。

<『聞く力―心をひらく35のヒント』で刺さった3つの内容>

・インタビューするときは質問を一つだけ用意する

・相手の息継ぎや呼吸に注意を払う

・基本的な質問でもOK。意外と喜ばれるかも

 

それぞれについて、説明していきます。

 

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インタビューするときは質問を一つだけ用意する

「インタビューするときは、質問を一つだけ用意して、出かけなさい」

(中略)

「もし一つしか質問を用意していなかったら、当然、次の質問をその場で考えなければならない。

次の質問を見つけるためのヒントはどこに隠れているだろう。

隠れているとすれば、一つ目の質問に応えている相手の、答えのなかである。

そうなれば、質問者は本気で相手の話を聞かざるを得ない。

そして、本気で相手の話を聞けば、必ずその答えのなかから、次の質問が見つかるはずである」

 

『聞く力―心をひらく35のヒント』 P52〜53より

 

インタビューするときは、質問を一つだけ用意する。

 

その質問の答えを掘り下げていき、さらに質問を続けていく。

 

インタビューに限らず、日々の会話にもこれは使えるテクニックだと思いました。

 

私はかつて、婚活をしていました。

 

婚活パーティーでは、女性と1対1で15分間会話をして回っていきます。

 

15分間しか話せないので、いかに女性にアピールするのかが重要になってきます。

 

ここで、あらかじめ質問を用意していてはダメだと思いました。

 

決まり切った質問を用意する男ばかりだからです。

 

自然に会話をしたほうが、他の男との差別化を図れます。

 

そこで私は、女性のプロフィールカードで、目についたことを適当に質問していました。

その答えからさらに質問をして、どんどん会話を広げていきました。

それで、普通に会話が盛り上がりました。

 

私は容姿が決してよくありませんが、婚活パーティーではそれなりに美味しい思いをさせて頂きました。

 

阿川佐和子氏は、質問を1つに絞ることの重要さを説かれていますが、これは非常に使えるテクニックだと思います。

 

あなたも、会話術の一つとして、ぜひ採用してみてはいかがでしょうか。

相手の息継ぎや呼吸に注意を払う

テレビに限らず対談の際に、相手の息継ぎや呼吸に注意を払うことはあります。

この人が、この話をするのを楽しんでいるか、無理して話を延ばしているか、あるいは何かその奥に隠していることがあるのか、さっさと終わらせたいと思っているか、もはや話すことがないのに言葉を連ねているだけなのかは、相手の息の吐き出し方を見ていれば、それなりにわかるものです。

そんな相手の内面の気持ちも、質問の言葉を選ぶ尺度になることがあります。

 

『聞く力―心をひらく35のヒント』 P104より

 

呼吸から、相手の内面の気持ちが分かるそうです。

 

これは知りませんでした。

 

私は、初対面の人とはつい一方的に話しすぎてしまうところがあります。

 

もしかしたら、私の話に辟易とした人もたくさんいたのかもしれません。

 

私は、初対面の人であれば、さほど緊張せず話せます。

今後は、話すことにだけでなく、相手の呼吸にまで意識して、会話をしていこうと思います。

 

まずは、家庭教師のアルバイトで実践していきます。

基本的な質問でもOK。意外と喜ばれるかも

こんな基本的な質問をしたら怒られるかと思って遠慮してしまった過去の数々のインタビューが、悔やまれるばかり。

もちろん、お相手を選んで、「話してくれそうかなあ」と判断する必要はありますが、それにしても、「みんなが知っているふりして、実はあんまり知られていないこと」というものは、世の中にたくさん溢れているのです。

そして、その根源的な質問をしてみると、ご本人が思いの外、喜んで解説してくださるケースはあるものです。

 

『聞く力―心をひらく35のヒント』 P125〜126より

 

会話をするときは、基本的な質問でもOKらしいです。

こちらが基本的な質問だと思っても、案外そこから会話が広がっていくのでしょう。

 

私は、最終学歴が北海道大学大学院卒で、一応高学歴な部類に属します。

 

でも、プライドはないですね。

 

分からないことは分からないと、相手に素直に言うことができています。

 

しかし、北大の同期を見ると、知ったかぶりをする人間が多かったです。

プライドが高いばかりに、分からないことを分からないと言えないのでしょう。

 

それでは会話は弾まないですよね。

 

人は、他者に役立てたと感じたときに喜びを感じられる生き物です。

 

だから、基本的な質問であっても、素直に聞けば喜んで教えてくれるはずです。

 

まあ、専門家にインタビューする場合は、この限りではないです。

会社や研究室などでは、基本的な質問をしたら、アホだと思われて終わるかもしれません。

 

ここは、ケースバイケースと捉えてください。

 

でも、プライベートでの会話では、基本的な質問をするのはOKだと、私は思います。

そこから会話が弾んでいけば、儲けものじゃないでしょうか。

 

以上、『聞く力―心をひらく35のヒント』(阿川佐和子 著)(文春新書)の書評でした。

 

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