問題は、心がひたすら「より強い刺激を求めて暴走する」という特徴を持っていることです。

淡くて穏やかな幸福感よりもネガティブな考えごとのほうがはるかに強い刺激の電気ショックを脳に与えてくれますから、なかなかストップすることができません。

 

『考えない練習』 P6より

 

『考えない練習 頭で考えずに、もっと五感を使おう。すると、イライラや不安が消えていく』(以下、『考えない練習』)(小池龍之介 著)の感想です。

 

『考えない練習』のあらすじ

『考えない練習』とは、僧侶であり作家としても有名な、小池龍之介さんが書かれた本です。

 

「頭で考えず、もっと五感を使おう。すると、イライラや不安が消えていく−」

 

人は、頭で考えることに、たくさんのエネルギーを使う生き物です。

 

しかし、多くの人は、考えすぎることで、エネルギーを消費しています。

そのせいで、人生の貴重な時間を浪費しているのです。

 

あなたも、年を取って時間が経つのが早くなったと、感じていませんか?

これは、過去の出来事が頭の中を占拠して、今を生きられていない証拠なのです。

 

このように、考えすぎることは、あまり良いことではないのです。

 

『考えない練習』では、考えないことの大切さを知ることができます。

また、どうやったら考えないことができるのか、その実践方法がたくさん書かれています。

 

『考えない練習』は、発行部数が30万超えのベストセラー本です。

 

『考えない練習』は、口コミサイトの読書メーターでも、多数のレビューが投稿されており、評価の高い本です。

 

『考えない練習』は、『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』でも取り上げられているほどです。

 

ツイッターでも、『考えない練習』のハッシュタグが立っており、たくさんの投稿が寄せられています。

 

『考えない練習』は、『反応しない練習』と比較されることが多い本です。

 

私は両方とも読みましたが、いずれも、なかなかの良書でした。

 

反応しない練習』は、うつ病克服のヒントが書かれている本です。

興味がある方は、ぜひお読みください。

 

『考えない練習』は、BookLive!というサイトにて、無料で立ち読みができます。

これだけでも、雰囲気くらいは知れるでしょう。

 

『考えない練習』の著者小池龍之介さんは、考えない練習のやり方をyoutubeで紹介されています。

こちらでは、座禅瞑想のすすめなどの動画があります。

 

『考えない練習』をザックリと知りたい方は、こちらを見るとよいでしょう。

 

もちろん、動画ですので、断片化された情報しか手に入りません。

知識を体系的に学びたいのなら、『考えない練習』を読むのが一番です。

 

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『考えない練習』で私がやりたい実践内容

私が『考えない練習』を読んで、ぜひやってみたい実践方法は、以下の3つです。

<『考えない練習』で取り組みたい実践内容>

・自分の心を見張る

・自我が強く刺激されるようなものは極力見ない

・人を選ぶやり方

 

それぞれについて、説明していきます。

自分の心を見張る

いつの間にか考えごとに心が行っている、無駄なことを考えている、ということですから気づいていないと、当然、無駄な思考の克服はできません。

まずは、いま自分の心が何をしているのかを普段から見張るようにすることです。

 

『考えない練習』 P32より

 

このように、「自分の感覚に対して能動的になる練習」を繰り返していくうち、考えごとのノイズに引きずられることなく、「いま、この瞬間」の情報をはっきりと認知して、心が充足感を覚えるようになってきます。

 

『考えない練習』 P36より

 

人は黙っていても、考えごとのノイズが発生して、静かな状態でいられない生き物なんだそうです。

 

私も、脳が自動操縦状態になってしまい、何もしていなくても、あれこれ妄想してしまいます。

 

でも、これは決して良い状態ではないでしょう。

ただ、消耗するだけですから。

 

休んでいるときは、考えごとなどせず、静かな状態でいることがベストです。

 

『考えない練習』では、この思考のノイズを排除するやり方として、自分の心の状態を見張る、というやり方が書かれています。

 

『考えない練習』の、心を見張るというやり方は、私にとって意外なことでした。

 

私はこれまで、引き寄せの法則の書籍を何冊も読んできました。

 

引き寄せの法則の書籍では、どの本にも、心を見張ってはいけないと書かれています。

 

人間は、1日に6万回も思考しているため、いちいち心を見張っていたら疲れてしまうからです。

 

そうではなく、いつも良い気分でいるようにしなさい、とのこと。

 

しかし、心はつねに揺れ動く生き物です。

 

引き寄せの法則の書籍を実践してみましたが、いつも良い気分でいるのは、不可能でした。

 

だから、『考えない練習』で、自分の心を見張ってOKだと知れて良かったです。

 

しばらくの間、自分の心の状態を見張る訓練を続けていこうと思います。

 

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自我が強く刺激されるようなものは極力見ない

見ることによって、自我が強く刺激されるようなものも避けたほうが良いでしょう。

たとえば、携帯電話のメールやアドレス帳、自分の年収がわかる給与明細や、貯金額がわかる通帳を何度も見たりすることです。

(中略)

心はどうしても、刺激による短期的な快楽を求めてしまいます。

当面の刺激を得たい、刺激的なものを見て気持ちよくなりたいという錯覚に負けてしまいそうになりますが、長期的に考えれば、その行為は自分にとって毒です。

 

『考えない練習』 P102〜103より

 

インターネットは、単に自分の心が疲れるか疲れないかを判断基準にしながら、距離をおいて付き合うのがよろしいかと思います。

 

『考えない練習』 P128より

 

自我が強く刺激されるようなものは、見ないこと。

 

たとえば、私の場合は、アドセンスやASPの売上ですね。

 

私は、ブログで生計を立てるべく、毎日記事を書いています。

ブログが、私の主な収入源なのです。

 

だから、アドセンスやASPの売上はめちゃくちゃ気になります。

 

ヒマになると、1時間に1回くらいのペースで、売上が発生していないかのチェックをしてしまいます。

 

これは良くないことだと分かっていましたが、止められなかったのです。

 

今回『考えない練習』を読んで、この行為がダメなことだと書かれていて、頻繁に売上をチェックするのは止めようと、心に決めました。

 

あと、Twitterの、他人の投稿を見ないようにしたいです。

他人の意見や売上報告などの投稿を見ると、私は心が疲れてしまうのです。

 

自分とだけ向き合い、他人は極力見ないようにしたいです。

人を選ぶやり方

お互いが墜落するような関係や、お互いの煩悩が増えるような関係、付き合っていて自分のグレードが落ちてしまうような相手からは距離を置くべきだと教えています。

この場合のグレードが低いというのは、付き合っていて心が汚れていくような人という意味合いです。

その基準はとてもシンプルで、一緒にいて、心が穏やかに清らかになっていくか、それとも猛々しく濁った感じになっていくか。

人とともにいる時、必ずどちらか、またはそれに近い反応になるのですが、後者のような気持ちになるような人は避けなさいということです。

 

『考えない練習』 P203〜204より

 

自分のグレードが落ちる人間とは付き合わない。

その判断基準は、一緒にいて、心が安らぐか否かである。

 

思い返してみると、北大大学院の研究室にいた人間や、会社の人間は、一緒にいると、心が怒った状態でした。

 

付き合う価値のない人間だということですが、研究室や会社の人間関係で成功しないと、自分がクズになると思い込んで、無理して付き合っていました。

 

しかし、自分に素直になって良いのです。

 

この人と付き合って、ちょっとでもモヤモヤするなら切ってしまって結構。

 

日本には、1億人以上の人が暮らしています。

 

自分と波長が合う人が、0.1%しかいなかったとしても、10万人もの人と付き合えるのです。

 

その10万人のなかの何人かと、楽しく過ごせば良いだけの話でしょう。

 

合わない人間と無理して付き合う必要は、何一つないということです。

 

以上、『考えない練習 頭で考えずに、もっと五感を使おう。すると、イライラや不安が消えていく』(小池龍之介 著)を、簡単に紹介しました。

 

『考えない練習』は、楽天ブックスやジュンク堂など、さまざまな場所で入手できます。

 

しかし、Amazonで中古の文庫本が安く売られているので、そちらがオススメです。

 

Amazonでは、電子書籍のkindle版も用意されています。

 

以下、Amazonの販売ページです。