『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)の書評です。

 

『反応しない練習』とは

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(以下、『反応しない練習』)とは、

宗派に属さずフリーで活動されている、草薙龍瞬(くさなぎりゅうしゅん)さんが書かれた本です。

 

宗派に属さない、つまり、特定の宗教の布教を目的に書かれた本ではないということです。

 

『反応しない練習』は、ブッダの教えが、我々にも分かりやすく書かれています。

 

『反応しない練習』には、心をラクにする方法が、これでもかと書かれている良書でした。

 

心をラクにする手法の一部を、本記事で紹介していきます。

 

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『反応しない練習』で得た3つの気づき

私が『反応しない練習』を読んで、特に感銘を受けたのは、以下の3つです。

<『反応しない練習』で得た3つの気づき>

・妄想や判断することは有毒。それを消す方法

・快を追求することは良いことだ

・「外を見ない」「人を見ない」ことが最善である

 

それぞれについて、説明していきます。

妄想や判断することは有毒。それを消す方法

「こうでなければ」という、自分の人生や、相手への期待も、それだけならただの「判断」。

それはアタマの中にしか存在しないから「妄想」です。

妄想にすぎない「判断」に執着して、今なお、自分や相手を苦しめている−それが真実の姿です。

もう、いいかげん自由になろう−そう思えてきませんか。

 

『反応しない練習』 P59より

 

私は、「自分はこうあるべきだ」と思い込んで、よく焦ります。

 

しかし、これは一番やってはいけないことなんだそうです。

一種の思考停止なんだとか。

マンガ『学生 島耕作』に書かれていました。

 

もう一つ。

 

仕事をする上で、「自分はまだまだ」とネガティブな思考でいるのも、ダメなんだそうです。

 

以下、『反応しない練習』の文章を引用します。

思考の始まり(出発点)が、「自分はまだまだ」「自分には能力がない」という「ネガティブな妄想」だからです。

その最初の思い込みから降りないと、「自分はできる」という思いを持つことはできず、きっといつまでも「自信が欲しい」という思いに駆られるづけるでしょう。

 

『反応しない練習』 P91より

 

私は、毎日ブログ記事を書いています。

毎日やり続けるのは、容易なことではありません。

 

Twitterを見ると、ものすごい売上を出している人がたくさんいます。

「今月は500万円で着地!」とか、ありえない数字が飛び交っています。

 

こういう情報をたくさん見ると、「自分は大したことない」と劣等感を感じます。

モチベーションが下がり、記事を書くのを止めたくなります。

 

だから私は、Twitterのプロフィールのみ開いて、他人のツイートを一切見ないようにしています。

 

後述するように、周りをみないことが、モチベーション維持に効果的だと思ったからです。

 

「自分は大したことない」という妄想は、害でしかありませんから。

 

そして、妄想はときに恐ろしいストーリーを生み出します。

 

以下、『反応しない練習』の文章を引用します。

私が以前、仏教講座で聞いた例では、「幼い頃に迷子になった」体験が、「両親が事故で死んでしまった」という夢になったという人がいました。

「母親に叱られた」夜に、「母親に包丁で殺されかけた」という夢を見た人もいます。

笑うに笑えない話ですが、夢や妄想というのは、こういうデタラメをよくやるのです。

 

『反応しない練習』 P131より

 

 

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上のような恐ろしい妄想、私もときどきしてしまいます。

 

どんな内容かは言えませんが、こんな恐ろしい妄想をする自分に恐怖を感じています。

 

こういう妄想は、仕事で疲れたり、追い詰められたりしたときに発生すると、分かっています。

 

疲れてくると、過去に起こった嫌なことを思い出して、それと戦うようになります。

つまり、自分の記憶に反応して、消耗しているのです。

 

だから私は、妄想していることに気づいたら、作業を止めて寝るようにしています。

 

『反応しない練習』に書かれているとおり、妄想を消すポイントは、「気づくこと」です。

 

「あ、おれ今、妄想しているな」

「あ、おれ今、判断しているな」

 

こう気づくだけでOKです。

 

頭に浮かんだ妄想や判断に気づいたら、じっと観察してみて下さい。

 

「妄想や判断が暴れてるなー」と、第三者の気持ちになって観察するのです。

これをメタ認知と言います。

 

妄想や判断していることに気づき観察していると、不思議なことに、消えていきます。

 

妄想や判断と戦ってはダメです。

ネガティブなことを考えたことを、悪いことだと考えることは、悪いことだからです。

参考)『神様とのおしゃべり

 

妄想や判断していることに気づいたら、そっとしておけばOKです。

快を追求することは良いことだ

欲求を素直に、否定することなく満たしてあげることが、幸せへの近道ということになります。

 

『反応しない練習』 P131より

 

ただし−ここで一つの条件がつきます。

(中略)

逆に、もし欲が膨らみすぎて、「焦り」とか「不安」とか、「結果が出ない」「頑張っても認めてもらえない」という不満になってしまうのなら、その欲求はいったん手放さないといけません。

「苦(不快)を感じたら仕切り直しなさい」というのも、ブッダの思考法です。

 

『反応しない練習』 P125より

 

快を追求することは、悪いことではない。

しかし、快を追求する過程で、不安や焦りが生まれたら、仕切り直すこと。

 

『反応しない練習』を読んで、私は、我慢するのは良くないことを学びました。

 

自分へのご褒美を与えることは、悪いことではありません。

 

お金持ちほど自分にご褒美をあげています。

参考)『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法

 

ときどき温泉にでも行って、ゆっくりすればいいんです。

もっと、自分を大切にしましょう。

 

しかし、快を追求して、不安や焦りが生まれたら仕切り直すことです。

 

毎日温泉に行かないと癒やされないとか、こう判断(=妄想)するようになったら、止めることです。

お金のムダですから。

 

また、浪費は幸福度や満足度を下げるのでNGです。

参考)『となりの億万長者

 

他人に認められたい、ステータスを高めたいと焦って、ブランドバッグや高級車などを、焦って買わないように。

 

人から認められたいのなら、仕事で認められるよう努力しましょう。

 

と、自分に言い聞かせてみました。

「外を見ない」「人を見ない」ことが最善である

あなたが期待するほど、心は強くありません。

外を歩けば反応する。人を見れば反応する。

反応すれば、いろんな雑念が溜まります。

心は本来そういうものだと心得ておきましょう。

とすれば、最初から「外を見ない」「人を見ない」ことが最善です。

だからいっそのこと、目を閉じてみるのです。

 

『反応しない練習』 P151より

 

まわりを見ると、心が反応して雑念が溜まって辛くなってくる。

だから、『最初から「外を見ない」「人を見ない」ことが最善』である。

 

本当にその通りだと思います。

 

私は、ブログで生計を立てるべく、毎日記事を書いています。

 

しかし、他のブロガーの売上報告をTwitterで見ると、劣等感を感じて、記事を書くのを止めたくなります。

今は、他人のツイートを一切見ないようにしています。

 

以前、副業で商売をやって、そこそこ上手くいきましたが、勝因は他人を一切見なかったからだと思います。

 

人と比べても、モチベーションが下がるだけで、何一つ良いことがありません。

 

大切なのは、昨日の自分と比較することです。

健全な「劣等感」とは、自分との比較で生まれるものです。

 

他人と比べると、「どうせ自分なんか」と、劣等コンプレックスが生まれて投げ出してしまいます。

参考)『嫌われる勇気

 

よって私は、他人を一切見ないようにして、ブログを続けていくつもりです。

 

以上、『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著)を簡単に紹介しました。

 

この本の内容を実践すると、本当に心がラクになれます。

 

素直に良書だと思います。

 

興味がある方は、是非ご一読を!