『私の生活流儀』(本多静六 著)の書評です。

 

『私の生活流儀』とは

『私の生活流儀』とは、東大教授で、“伝説の億万長者”でもある、本多静六先生が、晩年に、自らの人生哲学を後世に伝えるべく書いた本です。

 

健康長寿と、日々の小さな心掛けがあってこそ、 豊かで幸福な人生を送ることができる。

 

本多静六先生この考え方は、生きる指針を見失いがちな現代人の処世訓となるでしょう。

 

『私の生活流儀』は、刊行されたのが昭和26年(1951年)と、大変古い本です。

 

しかし、現在にも通じる考え方、スタイル、方法がたくさん書かれている良書です。

 

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『私の生活流儀』で得た3つの気づき

私が『私の生活流儀』を読んで、特に感銘を受けたのは、以下の3つです。

<『私の生活流儀』で得た3つの気づき>

・仕事は難しいことから先にやるべし

・「ジャン憲法」で一家平和に

・寝られないときは仕事せよ

 

それぞれについて、説明していきます。

仕事は難しいことから先にやるべし

仕事の多すぎるときは、急ぎのものから先にやるのはもちろんであるが、その次にはいやなこと、難しいことを先にし、好きなこと、やさしいことは後にすることにしてきた。

 

『私の生活流儀』 P79より

 

仕事を進める手順は、急ぎの仕事→難しいor嫌な仕事→やさしいor楽な仕事、の順で進めることがコツです。

 

これにならい、私も以下の手順で仕事(ブログ)を進めるようにしています。

<私の仕事の手順>

①新規記事を書く

②明日やる新規記事の下書きを済ませる

③記事のリライト2〜3記事

④読んだ本のアウトプット

⑤1冊本を読む

 

上の作業は、①が一番いやな作業で、だんだん易しくなってきます。

 

ポイントは、午前中にやることです。

 

午前中は、脳のゴールデンタイムと呼ばれており、脳がいちばん活発に働く時間帯だと言われています。

 

実際に私は、上記の作業のほとんどを、午前中に終わらせています。

 

午前の時間術をフル活用するために、カーテンを開けて寝るなどして、セロトニンをたくさん出すことがポイントです。

参考)『脳を最適化すれば能力は2倍になる

 

ただし、朝時間を有効活用しなきゃと焦ってはいけません。

焦ると、脳にプレッシャーがかかり、本来のパフォーマンスを発揮できない恐れがあります。

参考)『脳を最高に活かせる人の朝時間

 

ムクッと起きたら、とりあえず机に向かう。

こう適当な感じでやっても、書きたい気分になってくるものです。

アメリカの有名作家も、こんな感じで毎日やっているそうです。

参考)『シリコンバレー式 よい休息

「ジャン憲法」で一家平和に

夫婦間もしくは家族たちのあいだで、何か意見の一致をみないことがあると、お互いに二度までは意見を主張し合うが、それでも決まらぬとなると、三度目はいつでもジャンケンで決めることになっているのである。

ジャン、ケン、ポン、すなわり「ジャン憲法」である。

もちろん、この場合、負けたほうが勝ったほうの意見に従わねばならぬのだ。

 

『私の生活流儀』 P109より

 

意見が一致しないときは、2回までお互いの意見を主張し合う。

それで決まらないなら、3回目はジャンケンで決める。

 

これが、「ジャン憲法」です。

 

遊びかよ、と思うでしょうが、これ普通に使える手法です。

 

意見が対立すると、権力争い(ケンカ)に発展することがあります。

 

相手を言い負かして、その場を勝ち抜ければ、とりあえず引き下がるでしょう。

しかし、それで終わりじゃありません。

嫌われる勇気』に書かれているとおり、今度は相手が復讐してきます。

 

私も北大大学院時代に、同期を言い負かしたことがあります。

この同期はそのあと、仲間とつるんで集団で私を無視してきたり、研究室の行事に参加させなかったりと、嫌がらせをたくさんしてきました。

 

北大大学院の経験から、権力争い(ケンカ)に巻き込まれたら、戦ってはならないことを学びました。

 

私は、一日のほとんどを自宅で過ごしています。

家族と接する時間が、非常に長いということです。

 

掃除、洗濯、ペットの世話などを誰がやるのか、話がまとまらないことがあります。

家族といえども人間ですので、意見がぶつかることもたくさんあります。

 

どちらの意見も正しいので、言い合うのは時間の無駄です。

 

このとき、「ジャン憲法」が威力を発揮します。

ジャンケンで決めると、「まあしょうがないか」と、なぜか納得できてしまいます。

 

「ジャン憲法」をやると、コミュニケーションがスムーズにいきストレスが減るだけでなく、時間の節約にもなります。

 

あなたもぜひお試しあれ。

寝られないときは仕事せよ

しかし、たまには、いろいろとものを考えつづけて眠りつけないこともある。

そんな場合は「おや、まだ眠る時間じゃないのだな」と思って、枕元の手帳を引きよせ、思い浮かぶことをあれこれと書きつける。

(中略)

よく人は不眠症になって困るというが、それは眠れないのをムリに眠ろうとするからで、眠れなかったら、それだけ儲けたつもりで、勉強に頑張れば、自然に生理的な熟睡がとりもどせる。

 

『私の生活流儀』 P147〜148より

 

なかなか眠れない日もある。

こういうときは、読書をするなどして、眠くなるのを待つこと。

眠れないのは、睡眠が足りている証拠である。

 

私は、すぐに眠れない体質です。

 

布団に入ってから眠りにつくまで、30分以上かかります。

ときには、3時間くらい寝れない日もあります。

 

「なんで寝れないんだ!」と、だんだんイライラしてきます。

するとアドレナリンが分泌されて興奮して、よけいに寝れなくなります。

 

寝れないときは、ムリに寝ようとしないほうがよいみたいです。

 

私は寝れないとき、布団でヌクヌクしながら読書をして、眠くなるのを待っています。

これで、1冊読めてしまうこともあります。

 

読書をするとき、照明を白色光にしないことがポイントです。

 

脳を最適化すれば能力は2倍になる』に書かれているように、白色光には青色光が含まれいます。

青色光が目に入ると、脳が覚醒して余計に寝れなくなります。

 

私はLED照明の部屋にいるので、色と光の強さを調節できます。

夜は、「電球色」にセットして、まぶしくないようにしています。

 

寝る前に読書をされる方は、LED照明や、目に優しいデスクスタンドを導入するとよいでしょう。

 

以上、『私の生活流儀』を簡単に紹介しました。

 

興味がある方は、是非ご一読を!

 

 

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