「東大から刑務所へ」(堀江貴文、井川意高 著)を読了したので、書評を書きます。

 

「東大から刑務所へ」とは

「東大から刑務所へ」は、実業家の堀江貴文さんと、大王製紙前会長の井川意高さんの刑務所生活をつづった本です。

 

堀江さんと井川さんの対話形式で書かれています。

 

東京地検でどんな取り調べを受けたのか、拘置所と刑務所での生活など、包み隠さず全て語られています。

 

「東大から刑務所へ」を読むと、堀江さんも井川さんも、ほんとうに極限状態にいたことが分かります。

 

というか、 「こんなに司法の実態を明かしちゃって大丈夫かな?」と思ってしまいました。

 

正直言うと、内容がけっこう過激で、物議を醸す本だと思います。

 

ライブドア・ショックで被害に遭われた方の気持ちを逆なでするかもしれません。

 

しかし、「東大から刑務所へ」は自己成長するための気づきが書かれているのも、また事実です。

 

せっかくお金を出して買った本ですので、何か一つでも吸収しないともったいないと思います。

 

キングコングの西野さんも『魔法のコンパス』で、粘って読めばかならず何か一つ得るものがあると仰っています。

 

なので私も、自己成長するための気づきに焦点を当てて「東大から刑務所へ」を読みました。

 

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「東大から刑務所へ」で得た3つの気づき

「東大から刑務所へ」を読んで、特に気づきが大きかったのは、以下の3つです。

<「東大から刑務所へ」で得た3つの気づき>

・出る杭は打たれる

・ホリエモンですら先が見えない状況は辛い

・会社と刑務所は似ている

 

それぞれについて、説明していきます。

出る杭は打たれる

井川:昔から「出る杭は打たれる」と言うとおり、目立ちすぎるとろくなことがない。

人間の嫉妬ほど怖いものはありませんな。

 

「東大から刑務所へ」P54 より

 

堀江貴文さんは、いまもビジネスの最前線で活躍されている方です。

井川意高さんも、かつては大王製紙という大手企業で会長職を勤められた方です。

 

そういう人たちが、「出る杭は打たれる」と仰っています。

 

ビジネスで成功しても、出しゃばらないほうが良いでしょう。

 

ブログやSNSで、金持ちアピールをしたり、サラリーマンを見下す発言をしたりなど。

人の気持ちを逆なでするような発言は、絶対にダメだと思います。

 

人それぞれ、事情がありますから。

 

私は、ニュースキンビジネスのカモにされて、一文無しになったことがあります。

会社から脱出したい一心で、マルチ商法に手を染めて、素寒貧になりました。

 

このときに、金持ちアピールして他人を見下すような発言をする人間を見たら、文句を言ってやろうという気になったでしょう。

 

幸い私は、副業で商売をやって、人並みの貯金を手に入れました。

 

今は会社をクビになり、ブログで生活するべく、毎日記事を書いています。

 

もしブログで大きく成功しても、売上報告は絶対にしません。

所詮あぶく銭ですから。

 

「東大から刑務所へ」 で学んだ「出る杭は打たれる」を胸に刻み、淡々と記事を書き続けます。

 

静かに穏やかに暮らしていきたいです。

 

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ホリエモンですら先が見えない状況は辛い

堀江:3週間ずっと、これから先に何が起こるのか予想がつかない。

1人で独房にいる時間もつらいし、井川さんがいうところのシャバっ気も全然抜けない。

あの時期はウツになりそうで本当につらかった。

 

「東大から刑務所へ」P145 より

 

堀江貴文さんですら、先が見えない状況だと不安になることが、「東大から刑務所へ」を読んで分かりました。

 

私も会社を辞めた直後は、将来が不安でつらかったです。

 

頭の中でマイナス思考がグルグル回り、物忘れやうっかりミスを連発しました。

脳のワーキングメモリが、正常に働いていないということです。

 

精神科医の樺沢紫苑先生の「脳を最適化すれば能力は2倍になる」を読むかぎり、軽くウツになっていたのでしょう。

 

会社を辞めて日が経つにつれ、不安が大分和らぎました。

時間が心を癒やしてくれた感じです。

 

先が見えないと不安になるのは、みんな同じなのでしょう。

 

多くのサラリーマンとは違い、ビジネスの世界は、先が読めない不安定な世界です。

 

そこで成功されている堀江貴文さんですら、先が見えないと不安になるのです。

 

こう思うと、なんだか先に対する不安が和らぎませんか?

会社と刑務所は似ている

井川:刑務所ではキレたら損するだけだから、あのときはあわててゴマカシたけどね。

どんなに理不尽なことがあって腹が立っても、ただただ、ひたすら我慢するしかない。

ヤケになっても意味ないし、ひたすら忍耐するだけの日々でしたな。

 

「東大から刑務所へ」P148 より

 

「東大から刑務所へ」のこの文章を読んで、会社も刑務所も同じだと強く思いました。

 

刑務所で刑務官に逆らったら懲罰を受けるように、会社で上司に楯突いたら反逆者として罰を受けます。

 

私の場合は、個室に連れ込まれて上司2〜3人に囲まれて説教を受けました。

さらに、1年近く仕事を与えられず放置され、ボーナスの査定で最低評価を付けられました。

パワハラが酷かったので、人事部に内部告発したら、逆に圧力をかけられて、会社を追い出されました。

 

上司に楯突く社員は反逆者だと扱い、罰を与える会社だったのです。

この会社で生きていくなら、上司のパワハラにひたすら忍耐する必要があるのです。

 

私は1社しか経験していません。

だから、全ての会社を否定するつもりはありません。

 

しかし、かつて私がいた会社だけを見れば、会社と刑務所は同じだと言えます。

 

「東大から刑務所へ」を読んで、思わず笑ってしまいました。

 

以上、「東大から刑務所へ」(堀江貴文、井川意高 著)を簡単に紹介しました。

 

興味がある方は是非ご一読を!