『99%の会社はいらない』(堀江貴文 著)を読了したので、書評を書きます。

 

「99%の会社はいらない」要約

「99%の会社はいらない」とは、ホリエモンこと堀江貴文さんが日本の会社のおかしさを訴えた本です。

 

この本を購入した当時、私は会社を辞める理由を探していました。

 

1年近く仕事を与えられず放置されたあげく、ボーナスの査定でE評価(最低評価)を下されるパワハラを受けて、もう限界でしたので。

 

「99%の会社はいらない」は、そんな私の背中を押してくれた1冊でした。

 

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「99%の会社はいらない」で得た3つの気づき

私が「99%の会社はいらない」を読んで、特に大きな気づきを得たのは以下の3つです。

<「99%の会社はいらない」で得た3つの気づき>

・スペシャリストを求めつつジェネラリストを育てる矛盾

・自分の仕事が減るのが怖い

・社長にはバカか天才しかいない

 

それぞれについて説明していきます。

スペシャリストを求めつつジェネラリストを育てる矛盾

しかし、その専門性を褒め称えるのであれば、なぜ日本企業はなんでもほどほどにできるジェネラリストを育て、重宝したがるのだろうか?

なぜ一つの技能を極めたスペシャリストを大事にしないのだろうか?

しかもジェネラリストを求めるのに、副業を禁止して複数のスキルを磨く機会を奪っている。

これほどの矛盾はない。

 

〜「99%の会社はいらない」 P32より〜

 

確かに私の職場も、いわゆる「何でも屋さん」みたいな人間ばかりでした。

 

データーベース専門、ネットワーク専門、経理専門とか、こういう光る人材がまったくいませんでした。

 

いや、一人だけいたような気がします。

入社10年目の先輩です。

 

この人は、ネットワークスペシャリストという難関資格をお持ちの方でした。

東京で8年勤務して札幌に転勤してきて、私をパワハラしたグループに所属していました。

 

このグループは、何でも屋さんばかりの中途半端な人間揃いでした。

ここに、ネットワークに強い専門家が入ったのです。

喜ぶべきでしょう。

 

しかし、このグループの北大経済学部卒の入社13年目の人間が、この先輩を僻んでいました。

ネットワークスペシャリストを持っていることに対し、「仕事で使えないでしょ。」と一蹴しました。

自分は基本情報技術者しか持っていないくせに。

 

このグループはこういうところでした。

 

この先輩は、このグループに入って1年半で転職しました。

青天の霹靂でした。

 

このグループの人間どもらがそれに腹を立てて、この先輩の悪口を毎日のように言っていました。

 

「(ネットワークスペシャリストは)仕事で使えないでしょ。」と言ったくせに。

 

スペシャリストを大切にしなかったからです。

他人の足を引っ張るようなことを平気で言うからです。

 

自業自得だと思います。

 

この先輩が辞めた1ヶ月後に、私も会社を辞めました。

自分の仕事が減るのが怖い

いまの会社は、仕事がなくなったからといってクビになることはない。

その分、早く帰宅して、好きなことをすればいいだけだ。

しかし、早く帰れば残業代は出ないし、社内ではお荷物と思われてしまう。

だからと言って、新しい仕事を覚えるのは大変だしつらい、ということなのだろう。

まったくもって意味がわからない思考なのだが、これが「日本の会社員」なのかもしれない。

 

〜「99%の会社はいらない」 P38より〜

 

私が辞めた会社に、定年間近の北大理学部卒の人がいました。

 

この人、仕事がないときにも仕事をしているフリをするベテランでした。

 

仕事がないなら定時で帰ればいいのです。

あるいは、仮病を使って有休を取ればいいでしょう。

 

しかし、この人は絶対に会社を休みませんでした。

会社でお荷物になると、給料がもらえなくなる恐怖でもあったのでしょうか。

 

無理して仕事を作り出し、無理して働く。それで働いていると”実感”していたのでしょうか。

 

他人ですので分かりません。

それに、この人は私が辞めた会社の中で唯一人格がまともな人だったので、悪く言いたくありません。

 

でも、サービス残業は止めた方がいいと思います。

頻繁に休日出勤していますが、残業代はちゃんと請求するべきでしょう。

残業代を請求するのは労働者の権利ですよ。

 

「K連(企業名)」のプロジェクトが火を吹いたとき、毎日のように深夜までサービス残業していましたよね。

あれはあなたの責任かもしれませんが、残業代は請求するべきです。

私はしましたよ。

 

あと、もう少し意見を主張するべきかと。

同期の上司にこき使われ、毎日のように大勢の前で「お前、言われたとおりにやれよ!」と叱責されていますね。

あれは立派なパワハラです。

私ならやり返します。

どうせ後2〜3年で会社をおさらばなのですから、思う存分暴れてやればいいじゃないですか。

 

まあこの職場は、やり過ぎると私のように仕事を干されるでしょうが。

社長にはバカか天才しかいない

世の中一般的には、社長は天才というイメージを持っている人もいるだろうが、「バカと天才は紙一重」とはよく言ったもので、語弊があることを覚悟で言えば、商売なんてバカでもできる。

起業してうまくいっている人も、バカと天才しかいない。

後先を考えられないから、リスクも考えられない。だから行動することができる。

 

〜「99%の会社はいらない」 P40より〜

 

社長はバカか天才しかいない。

これ、よく分かります。

 

天才の方はお目にかかったことはありませんが、逆の方は大量に見てきました。

 

副業をやっていたとき、私は数多くの会社経営者とお会いしました。

 

これら経営者は、総じて学がなく日本語がちょっと不自由な人が多かったです(失礼)。

サラリーマンになれず、仕方がなく会社経営を始めた異端児という感じです。

 

経営者の話を聞いた限り、年収200万円を切ると思われます。

1日6,000円くらい稼いで、その日暮らしをしている感じでした。

ぶっちゃけブラック企業に勤めた方が、まだ稼げます。

 

でも、そんな低収入でも生きていけます。

というか、サラリーマンより幸せそうでした。

 

私は副業をやる前は、北大卒で東証一部上場のIT企業勤務なのに、年収300万円なのを嘆いていました。

 

年収300万円なら、私が会った経営者より高年収です。

 

年収300万円が辛いのは、他人と比較するからです。

NTTデータの社員と比べれば、そりゃあ低年収でしょう。

 

でも、年収300万円あれば充分暮らせます。

住宅ローンなしの一戸建てに住めれば、後は節約に励んで慎ましく暮らせばよいのです。

それで子供2人くらいなら、大学にまで行かせられます。

 

事実、商売をやっていたときに会った経営者は、そういう暮らしをしていましたから。

しかも、サラリーマンよりずっと幸せそうでした。

 

そして、商売に学歴は不要です。

私も、北大大学院卒の学歴が役立ったことは一度もありません。

 

堀江貴文さんは社長はバカばかりと仰っていますが、これは本当です。

お金を稼ぐのに学歴は不要ですよ。

 

以上、「99%の会社はいらない」(堀江貴文 著)を簡単に紹介しました。

あなたも、会社がおかしい場所だと思うなら、一度読んでみるといいでしょう。

 

目が覚めますよ。

 

 

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