『貧乏入門 あるいは幸福になるお金の使い方』(小池 龍之介 著)を読了したので、書評を書きます。

 

『貧乏入門』とは

『貧乏入門』というのは、文字通り「お金がない貧乏人になりましょう」という意味ではありません。

欲望による消費をやめ、必要に応じて、良質なものを買い、その産業に投資するようなスタンスへ移行していくこと。

そのことを通じて、欲望から自由になることです。

 

『貧乏入門』(小池 龍之介 著)P188 より

 

『貧乏入門』は、節約をする上での心構えが書かれている本です。

 

私は節約が大好きな人間ですが、この本を読んで、むやみやたらに「節約」をしなくなりました。

 

『貧乏入門』は、反響が大きかったのでしょうか、多くのブログで紹介されています。

 

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「貧乏入門」で得た3つの気づき

「貧乏入門」を読んで、特に大きな気づきを得たのは以下の3つです。

<「貧乏入門」で得た3つの気づき>

・「所有」は不幸の源

・欲深い人は穏やかな刺激に集中できない

・必要なモノを必要なときに買う

 

それぞれについて説明していきます。

「所有」は不幸の源

幸福の源と思っていた「所有」が、実は、「不幸」の源になってしまっているのです。

 

「貧乏入門」(小池 龍之介 著)P35 より

 

「所有」は不幸の源。

この言葉に、私は電流が走りました。

 

私は、愛車レガシィツーリングワゴンを手放し、現在はワゴンR1台を家族3人でシェアしています。

 

かつての私は、良い車は金持ちの象徴だと本気で思い込むお馬鹿さんでした。

 

だから、ニュースキンの詐欺師のカモにされて素寒貧になったのです。

 

このレガシィは、私のアイデンティティでした。

 

学部時代、まわりがこぞってスバルの車に乗っていました。

その中でレガシィツーリングワゴンは、みんなの憧れの車でした。

 

大学卒業後、公務員浪人をしました。

学部時代の同期は大企業でバリバリ働いているのに、自分は無職なのに卑屈になっていました。

 

北大のブラック研究室を卒業して、東証一部上場のIT企業に入社しました。

入社して2ヶ月後に、このレガシィを買いました。

 

憧れの車を手に入れて、もうめちゃくちゃ嬉しかったですね。

 

でも、ローンがキツい。

東証一部上場の大企業に勤めているのに、ボーナスが30万円程度しかない。

ボーナスがローンで消えていく。

 

自動車税・任意保険・車検などで、給料も消えていく。

やっとこさ貯金しても、当て逃げされて全て消えた。

 

レガシィを所有していたときは、お金でかなり苦労しました。

車は金食い虫なのです。

 

となりの億万長者』を読んで、速攻でレガシィを手放しました。

 

その後「貧乏入門」を読んで、私の選択は正しかったと確信しました。

 

「所有は不幸の源」です。

 

あなたも本当は所有するのが辛いモノがあるなら、その関係を見直してみませんか?

 

手放すと、世界が変わって見えますよ。

 

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欲深い人は穏やかな刺激に集中できない

欲望と怒りが激しくなるにしたがって、ふつうのものでは満足できない、穏やかな刺激のものに対しては集中できないという状態になっていってしまうからです。

 

「貧乏入門」(小池 龍之介 著)P151 より

 

穏やかな刺激に対して集中できない。

 

これが、浪費を促す心境なのでしょう。

 

酒・タバコ・ギャンブル・風俗・買い物依存症など、すべてどぎつい刺激に満ちあふれています。

 

そして、これらは全て浪費です。

 

私はレガシィに乗っていたときは調子に乗って女の子と遊んだりしましたが、もう止めました。

お金に困らない暮らしの方が、ずっと重要ですから。

 

「穏やかな刺激で満足できること」

私はこれが節約の本質だと思っています。

 

今の私の暮らしは至ってシンプルです。

朝ブログを書き、昼はウォーキング、夜は読書という感じです。

 

こうした穏やかな暮らしに、たいへん満足しています。

 

本には結構お金をかけていますが、これは「能動的娯楽」なのでOKです。

 

自己成長につながるし、書評を書けばお金になって、実質タダで本が読めますから。

 

穏やかな刺激に満足する、この状態めっちゃ楽しいですよ。

必要なモノを必要なときに買う

欲望による消費をやめ、必要に応じて、良質なものを買い、その産業に投資するようなスタンスへ移行していくこと。

そのことを通じて、欲望から自由になることです。

 

「貧乏入門」(小池 龍之介 著)P188 より

 

節約出来ない人は、酒・タバコ・ギャンブル・風俗はやるけど、食事はケチる。本も買わない。

こういう人間が多いそうです。

 

私も車にばかりお金をかけて、本を全然読んでいませんでした。

 

私はこの7年間で、カーオーディオに200万円つぎ込みました。

この200万円を本に投資していたら、全然違った人生になっていたでしょう。

 

節約をする上で、2つのリストを作ると良いそうです。

「必要なものリスト」と「欲望リスト」です。

 

例えば、通勤で車が必要になったとき。

軽自動車で事足りるなら、「必要なものリスト」に。

レクサスやベンツなど高級車は、「欲望リスト」になります。

 

「欲望リスト」にあるモノは、なぜ消費したいのか理由を正直に書きます。

例:「レクサスGSが欲しい:(理由)女にモテるから。楽しいことが沢山できるから」

 

理由を書けば、アホくさくなって大概はいらなくなります。

 

そして、「必要なものリスト」にあるモノを、必要な時に買いましょう。

 

私もMacBookは絶対に必要なので、最新のモノを買うつもりです。

 

でもiPhoneは写真と記事のスマホチェック程度しか使わないので、毎年は買いません。

 

このように、必要なモノはケチらず気持ちよく買う。

「欲望リスト」にあるものは、よく考えて買う。

 

これが節約して幸せになれるコツです。

 

あなたも一度実践してみましょう。

 

以上、『貧乏入門』(小池 龍之介 著)について簡単に紹介させて頂きました。

 

本物の節約術を知りたい方は、是非ご一読を!

 

なお、『貧乏入門』は、文庫本が楽天などでも売られていますが、Amazonがオススメです。

 

電子書籍である、Kindle版もありますので。

 

以下、Amazonの販売ページです。