『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』(石井裕之 著)(フォレスト出版)の書評です。

 

コールドリーディングとは?

コールドリーディングとは何か、『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』の文章を引用して紹介します。

したがって、コールドリーディング(Cold Reading)とは「まったく事前の準備なしで初対面の人を占うこと「人の心をその場で読むこと」というような意味になります。

今まで聞いたこともあったこともない人の現在・過去・未来をズバリ言い当てる—というわけです。

ただし本書では、純粋な霊感や超能力ではなく、テクニックやトリックを使ってそれを実現することを”コールドリーディング”と呼ぶことにします。

 

『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』 P18〜19より

 

コールドリーディングとは、マインドリーディング(人の心を読む)とも言います。

 

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コールドリーディングのテクニックのまとめ

コールドリーディングを勉強すると、さまざまなテクニック(用語)が出てきます。

 

そのなかで、代表的なテクニックを紹介します。

ストックスピール

これは、コールドリーディングをする上で、誰もが体験するようなことを文章として定型化したものです。

 

例)

「あなたは、自分に対して厳しすぎるところがある」

「今、あなたは経済的な問題を抱えていますが、決して対処できないほど大きなものではありません」

Meタイプ・Weタイプ

人間は、「Meタイプ」と「Weタイプ」に分類できます。

「Meタイプ」とは、「私」を中心に考え、リーダーシップがあるタイプの人間です。

「Weタイプ」とは、「私たち」を中心に考え、協調性に富んでいるタイプの人間です。

 

「Meタイプ」と「Weタイプ」は、両手の組み方などの仕草で分かってしまうそうです。

 

そして、「Meタイプ」と「Weタイプ」に応じて、ストックスピールの内容を変えることで、効果的に自分の会話に引き込むことができるとか。

バーナム効果

バーナム効果とは、大多数の人が「自分のことだ」と思うことを話すテクニックです。

「バーナム・ステートメント」とも言います。

 

バーナム効果の例文を以下に示します。

・「あなたは独立心が強く、独自の考えや価値観を持っています」

・「あなたは自分の能力を最大限、活かすことができていないはずです」

・「周りの人は、本来のあなたの才能に気づくことができていません」

アンビバレンス

人は誰しも、表と裏の両面の性格を持っているものです。

 

明るい人は暗い面も持っているし、逆に暗い人も明るい面を持っています。

 

この両面性を利用してコールドリーディングを行うことを、アンビバレンスといいます。

ラポール

ラポールとは、信頼関係を意味します。

 

コールドリーディングの狙いは、ラポールを築き、自分の会話に引き込むことです。

 

そのために、バーナム・ステートメントなど、さまざまなテクニックを駆使します。

ダブルバインド

ダブルバインドとは、こちらから選択肢を一方的に示して、相手に意思決定をさせないテクニックです。

 

例)

「飲み物は紅茶にする? それともコーヒーにする?」

 

このように、こちらから選択肢を事前に示されると、相手はコーヒーか紅茶のどちらかを頼んでしまいます。

ミラーリング

ミラーリングとは、手の動きや仕草をそっくり鏡に写したように真似をする行為です。

 

ラポール形成のためのテクニックです。

 

とくに、恋愛に使えるらしいです。

ライトハンドシステム

右手のそれぞれの指の仕草から、相手の性格が分かるそうです。

 

ライトハンド・システムとは、それを利用して、あたかも相手の心を読んでいるかのように話すテクニックです。

 

例)

◎ 親指=親分肌(親という文字から連想)
「気前が良い」「リーダーシップ」
「慕われる」が主なキーワード

◎ 人差し指=人が好き(人という文字から連想)
「面倒見が良い」
「頼まれると断れない」が主なキーワード

◎ 中指=現在(真ん中…過去と未来の間と連想)
「熱中しやすい」「情熱的」が主なキーワード

◎ 薬指=情緒(結婚指輪をはめる指ということから連想)
「感性豊か」「繊細」
「愛情深い」が主なキーワード

◎ 小指=子供っぽい(子という文字から連想)
「甘え上手」「無邪気」が主なキーワード

 

 

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コールドリーディングの実践例

ここで、『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』の例文を引用して、コールドリーディングの活用方法(コツ)を紹介します。

 

しかし、コールドリーディングにおいては、もっと巧妙で繊細な形でこのワナが活用されます。

例えば、次の例を見てください。

 

「あなたは少し人に対して心を閉じてしまっているところがある。でもそれはもったいないことだね。あなたは本当はずっと愛情深いし、人を楽しい気持ちにさせる魅力をもっているのに、それをまだ出し切れていない」

 

このリーディングはごく自然なものに聞こえますが、実は周到な仕掛けが施されています。

すこし複雑な話になりますが、この文章を参照にしながらついてきてください。

まず、ダイレクトに、「あなたは愛情深い人で、人を楽しい気持ちにさせる魅力を持っています」と言われたらどうでしょう?

「そんなオダテには誤魔化されないぞ」と思うはずです。

ところが、「あなたは本当はずっと愛情深いし、人を楽しい気持ちにさせる魅力を持っているのだけど、それがまだ出し切れていない」と言われれば、あなたはオダテられたのではない。

長所を生かし切れていないと言われただけなのですから。

しかし、まだ眠っているとはいえ、自分が愛情にあふれた魅力的な人間だと評価されるのは嬉しいことです。

そうなれば、あなたはその潜在的な長所をもっと表に出そうと思うはずです。

どうやって?

コールドリーダーは、「あなたは少し人に対して心を閉じてしまっているところがある(だから長所が出し切れていない)と言っているのですから、あなたがその長所を生かすためには、「人に対して心を開かなくてはならない」ということになります。

そうでしょう?

かくして、あなたはコールドリーダーに対して、無意識のうちに心を開きやすいモードになってしまうのです。

これがコールドリーダーの狙いです。

リーディングに対して最初はやや懐疑的だったあなたをもっとオープンな気持ちにさせることが、このセリフの目的だったのです。

そして、コールドリーダーの狙い通り、あなたが少しオープンな気持ちに変わったとすれば、その最大の理由は、「あなたは本当は愛情深く、魅力的な人間で、人はあなたといると楽しい気持ちになる」という「ウソ(オダテ)を信じたいから」です。

カルトと不倫と先物詐欺の例と同じ原理が、ここに隠されているのです。

どうでしょうか?

一見単純な文章の中にこんな狙いが仕掛けられているなどとは、コールドリーディングを知らなければ、なかなか気づけないはずです。

 

 

『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』 P69〜71より

 

上の引用文は、コールドリーディングの基礎的な手順になります。

 

『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』には、コールドリーディングの基本的なやり方だけでなく、

さまざまな場面での活用方法も掲載されています。

 

コールドリーディングは、ビジネス(接客、営業、面接、アフィリエイト)や、仕事での飲み会、合コンでの会話、恋愛にも活用できるそうです。

 

 

コールドリーディングは、『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』をはじめ、さまざまな著書が出版されています。

 

そのなかで、コールドリーディングの良書と言われているオススメの本を、何冊か紹介します。

 

・『あの人の「特別な存在」になる法則~コールドリーディングDVDブック~

 

・『カリスマ 人を動かす12の方法: コールドリーディング なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか? (知的生きかた文庫)

 

・『コールド・リーディング―人の心を一瞬でつかむ技術

 

以上、『一瞬で信じこませる話術コールドリーディング』(石井裕之 著)(フォレスト出版)の書評でした。

 

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