『一勝九敗』(ユニクロ社長 柳井正 著)(新潮文庫)の書評です。

 

『一勝九敗』のあらすじ・要約

『一勝九敗』とは、ユニクロ(uniqlo)社長の柳井正さんが書かれた本です。

 

柳井正さんは、父親から受け継いだ衣料販売店を、海外を含む500店舗以上の「ユニクロ」チェーンに育て上げた人物として有名です。

 

時代にマッチした商品を手頃な価格で大量販売する一方、CMなどを巧みに活用し、新たなブランドイメージを定着させました。

 

『一勝九敗』は柳井正さんの成長の軌跡を総括する本です。

柳井正さんが行われた施策のうち、実は10分の9が失敗であったことを明かしています。

 

例えば、スポーツウエアに特化した「スポクロ」の撤退などです。

 

柳井正さんは、『一勝九敗』のなかで、「市場に踊らされてはならない」と仰っています。

 

その他「二十三条の経営理念」、自ら信条とする「起業家十戒」「経営者十戒」なども披露されています。

 

『一勝九敗』に書かれている失敗談は、我々のビジネス活動にも活用できるはずです。

 

興味がある方は、『一勝九敗』を読んでみましょう。

 

『一勝九敗』は、Amazon評価数・レビュー数が150以上ある、注目されている本です。

 

それゆえ、『一勝九敗』の読書感想文を書いたブログが、多数あります。

 

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『一勝九敗』で刺さった柳井正さんの名言

私が『一勝九敗』を読んで、特に刺さった名言は、以下の3つです。

<『一勝九敗』で刺さった3つの名言>

・急成長すると儲けの9割が税金として徴収される事実

・個人経営では個人が借金の連帯保証人になる事実

・失敗の質が大事

 

それぞれについて、説明していきます。

急成長すると儲けの9割が税金として徴収される事実

そこで日本の税制だ。

当時は、利益の約六割が税金だった。

仮に二年つづけて十億円利益が出たとすると、約六億円が法人税、事業税、地方税に支払われる。

おまけに前年度の税金の半分の三億円(昨年の利益、三割)を当年度の中ごとに予定納税しなければならない。

専門家から見るとおかしな計算かもしれないが、一瞬、利益の九割が税金に消えるような気さえする。

急成長すると、翌年度の上半期の資金繰りに追われてしまう。

利益は出ていても、カネがない。

銀行だって担保が無ければ貸してくれない。

日本の税制は「急成長する会社」を念頭においてはいないのだ。

 

『一勝九敗』 P54〜55より

 

私も副業で商売をやって成功したとき、税金をガッポリと持って行かれました。

 

幸い、白色申告の雑所得で申告したため、事業税は取られませんでした。

 

しかし、所得税と地方税(道市民税)の2つの税金が、想像以上の金額だったことを覚えています。

 

法人化して納税したら、この他に、事業税と予定納税が徴収されます。

 

前々年度の売上が1,000万円を超えていたら、消費税も取られます。

 

消費税は簡易課税制度を利用していたら、物販業の場合、消費税の税率が1.6%に抑えられます。

利益率が高い商売をしているなら、簡易課税制度を利用した方がお得です。

 

しかし、売上が5,000万円を超えていたなら、原則課税制度が強制適用されるため、8%の消費税(2018年2月現在)を取られます。

 

所得税・地方税・事業税・予定納税・消費税と合わせて、たんまりと税金を取られるのです。

 

私は税金の厳しさを知っているので、もしブログで大儲けしても、贅沢はしません。

税金が払えなかったら、自己破産することになりますから。

 

あなたも、もしなんらかのビジネスで成功しても、豪遊するのは止めた方がよいです。

 

税金を払ったあとに残ったお金で、ささやかな贅沢をして楽しみましょう。

個人経営では個人が借金の連帯保証人になる事実

出店資金は、回転差資金と銀行借入に頼っていた。

銀行借入には当然担保がつきもの。

これは日本の銀行の悪い習慣だと思うが、「会社」が銀行から借り入れるのに「個人」が全額を連帯保証しなくてはいけない。

(中略)

これは、会社が公開基準に達し、ほぼOKとなるまで許してもらえなかったが、個人にとっては非常にうれしい出来事だった。

やはり、借金しているということは、常に銀行を気にしながら仕事をしていて、すべて銀行に従属してしまうような感覚が生まれる。

会社経営で失敗すれば即、個人の生活が破綻することもありうる。

 

『一勝九敗』 P62〜63より

 

個人経営している場合、個人が会社の借金の連帯保証人になります。

 

つまり、会社経営に失敗したら、一家が路頭に迷うことになるのです。

 

私は『一勝九敗』を読んで、借金は絶対に止めようと思いました。

 

借金には、良い借金と悪い借金があるそうです。

良い借金をして、レバレッジを効かせて大きく稼ぐことも可能です。

 

しかし、失敗したら、一家もろとも路頭に迷うことになります。

 

だから、私は借金は全て悪いものだと思っています。

 

借金しなきゃやれない商売なら、止めるべきです。

 

私が副業で商売をやっていたときも、資本金2万円からスタートしました。

2万円投資してダメなら、諦めるつもりでした。

 

まあ運良く成功して、人並みの貯金を手に入れましたが、借金は絶対にやるつもりはありませんでした。

 

ブログは良いですよ。

初期投資がサーバーのレンタル料(月額1,080円)くらいですから。

 

この他に必要なのは、あなたの時間と労力だけです。

 

もしあなたが商売を始めるつもりなら、ブログをオススメします。

 

決して銀行から借金をするなんて考えないよう、お願いします。

失敗の質が大事

例えば、新しく靴の事業に乗り出すとすれば、なるべく短い助走期間でスタートさせる。

スタートさせて、そこで何かのポイントで失敗をする。

そこを次のステップで修正する。

いい失敗であれば、必ず次の失敗につながる。

いい失敗というのは、失敗した原因がはいっきりわかっていて、この次はそういう失敗をしないように手を打てば成功につながるというもの。

「失敗の質」が大事だ。

一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。

成功の影には必ず失敗がある。

当社のある程度の成功も、一直線に、それも短期間に成功したように思っている人が多いのだが、実態はたぶん一勝九敗程度である。

十回やれば九回失敗している。

この失敗に蓋をするのではなく、財産ととらえて次に生かすのである。

致命的な失敗はしていない。

つぶれなかったから今があるのだ。

 

『一勝九敗』 P226より

 

失敗は成功の元だということです。

 

私もブログとアフィリエイトを2年以上やっていますが、失敗ばかりしてきました。

 

複数のブログを立ち上げましたが、上手くいっているのは1割程度という感じです。

残りの9割のブログは、1年やって1円も稼げなかったので、撤退しました。

 

1割のブログについては、一応マネタイズはできています。

が、満足いく収入を得られているとは言えません。

まだまだこれから、という感じです。

 

これからも、失敗をしまくるでしょう。

でも、めげないでブログを続けていきたいです。

 

以上、『一勝九敗』(ユニクロ社長 柳井正 著)(新潮文庫)の書評でした。

 

『一勝九敗』は、アマゾンにて、中古本が安く買えます。

 

電子書籍であるKindle版もありますので、Amazonがオススメです。

 

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